概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
猿山 アキラ (さるやま あきら)
極道組織「七ツ山組」に所属する青年。赤髪オールバックで、サテンのスカジャンを羽織っている。明るく気さくな性格で、正義感が非常に強い。仁義を何よりも重んじているため、組の仲間はもちろん一般人が困っていても迷わず助けに入る。一方で、女癖が悪く複数の女性と関係を持っている。また、極道ながら人を殺すことを嫌悪しており、たとえ自分の命が危険にさらされても、相手に別の方法で落とし前をつけようとする。野球経験者で、銃を構えた相手に撃たれるより先にボールをぶつけることができる。関東で最も大きな影響力を持っている神林仁と八崎義郎の決別により、義郎側についた七ツ山組の組長から仁の暗殺命令を受ける。そんな中、仁の傘下の組とつながりのある嶋田病院で、院長の息子が医療ミスで子供を死亡させた事実の隠ぺいを聞き出し、その不正を暴くために動き出す。その後、かつて命を救ってくれた大内が嶋田病院の内部告発をして解雇されたことを知り、彼とコンビを組むようになる。
大内 (おおうち)
嶋田病院の医師を務める青年。高い医療技術を持つ。かつて敵対するヤクザに刺されて重傷を負った猿山アキラの手術を担当し、その命を救ったことがある。口は悪いが、医師としての使命感と責任感が強い。だが、すべての患者の命を救えるわけではなく、手遅れの患者も存在し、その事実を重く受け止めている。穏やかな性格ながら、ヤクザを相手にしても物怖(お)じしない度胸を持ち、アキラともすぐに意気投合した。そんな中、嶋田病院の院長の息子が医療ミスで患者を死亡させ、その事実を病院ぐるみで隠ぺいしようとしていたことを知る。さらに大内自らが内部告発を行ったことで病院を解雇されるが、自らの行いにまったく後悔はしておらず、アキラと組んで極道の世界でのし上がることを決意する。
前作
JINGI 仁義 (じんぎ)
直情型の神林仁と、参謀タイプの八崎義郎の2人を主人公として、彼らがヤクザの世界でのしあがっていく様が描かれている。仁たちが関東一円会を牛耳るところで物語は集結し、その後は続編『仁義S』『仁義 零』など... 関連ページ:JINGI 仁義