概要・あらすじ
これといって取り柄のない高校生・永見祐は、ライトノベルを読むことが趣味。自分でもライトノベルを執筆し、新人賞に応募しているが、毎回一次選考で落選していた。ところが、祐の妹・永見涼花が気まぐれに書いたライトノベルが、とあるライトノベル新人賞で大賞を受賞してしまい、デビューすることになってしまう。厳格な父親に知られると、デビューできなくなってしまうと考えた涼花は、祐に自分の代理人として作家活動を行ってもらえないかと相談する。
自分の力で作家デビューするという夢を持っていた祐は、戸惑いながらも「自分がデビューするまで」という条件付きで代理人を引き受け、作家「永遠野誓」を名乗って活動を始める。しかし、涼花の書いたライトノベルは、出版されるとたちまち大ヒットしてしまうのだった。
登場人物・キャラクター
永見 祐 (ながみ ゆう)
高校1年生の男子。これといって取り柄のない平凡な少年。趣味はライトノベルを読むことであり、ライトノベル作家としでデビューするのが夢。何度も新人賞に応募しているが、毎回一次選考で落選している。成績トップで運動神経も抜群の妹・永見涼花に対しては、兄らしく振る舞おうとしているものの気後れすることも多い。とある出来事から妹からは嫌われていると思い込んでいる。 涼花の応募作「お兄ちゃんのことが好きすぎて困ってしまう妹の物語です。」が、ライトノベルの新人賞を受賞してしまったことで、涼花の代理人としてライトノベル作家「永遠野誓(とわのちかい)」として活動することになってしまう。
永見 涼花 (ながみ すずか)
永見祐の妹で中学三年生。成績優秀で運動神経も抜群、さらに人望も厚く、通っている名門女子中学校では生徒会長も務めている。ふだん兄に対しては冷淡な態度を取っている。初めて執筆したライトノベル「お兄ちゃんのことが好きすぎて困ってしまう妹の物語です。」が新人賞を受賞してしまい、作家デビューすることになる。しかし、通っている学校がアルバイト禁止なことと、厳格な父親から反対されるだろうことを考え、祐に代理人として活動してもらうように相談を持ちかける。
篠崎 麗華 (しのざき れいか)
皇ファンタジー文庫第一編集部に勤める女性編集者。ライトノベル作家「永遠野誓」の担当編集として永見祐に接する。身長170センチほどもあり、モデルのような容姿の持ち主。「ラノベのために身も心も捧げた女」を自称し、「サービスシーンの資料」という名目で、祐に自分の胸を触らせてくる変人。
クレジット
- 原作
- キャラクター原案
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ぎん太郎