僕が死ぬだけの百物語

僕が死ぬだけの百物語

的野アンジの初連載作品で、現代の日本を舞台にしている。自殺未遂の少年、ユウマが語り部となり、100話の怪談を紹介するコンセプトで描かれるホラー・オムニバス。怨霊による霊障、異常者による犯行、強迫観念による自滅、新種の生物による被害など、語られる怪談はバラエティに富んでおり、サスペンス的などんでん返しも用意されている。また、物語の進行に合わせて、ユウマの家庭環境が少しずつ明らかになっていく。小学館「サンデーうぇぶり」で2020年12月25日から配信の作品。

正式名称
僕が死ぬだけの百物語
ふりがな
ぼくがしぬだけのひゃくものがたり
作者
ジャンル
ホラー
 
サスペンス
レーベル
サンデーうぇぶりコミックス(小学館)
巻数
既刊7巻
関連商品
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

ユウマ

小学5年生の男子。鳶(とび)色の髪に柔和な性格の持ち主。2頭身の馬のぬいぐるみ「ウマキン」をかわいがっている。ヒステリックな家族の存在に怯(おび)えており、疲れを感じると「死んだフリゲーム」をする。これは、床に転がって死んだ気分になることで、世の中は自分には無関係だと開き直り、気分を楽にするというものである。教室の窓から飛び降りようとしたことがあり、クラスメイトのヒナに声を掛けられて思いとどまる。その後、家族に内緒で「百物語を語り終えた時に本物の幽霊が現れる」という怪談話を開始。自室の学習机の上にある「何か」に向けて、怪談の語り部となる。百物語を実行する時間帯は主に夕方から深夜だが、まれに早起きして怪談を語ることもある。また、ユウマの部屋を訪れた別人が怪談の語り手を担うパターンもある。

ヒナ

小学5年生の女子。黒髪をハーフアップにしている。ユウマのクラスメイト。教室の窓から飛び降りようとしていたユウマに百物語を教えて興味を惹(ひ)き、自殺を思いとどまらせた。その後もユウマの動向を気に掛けており、ユウマが学校を休んだ際には、プリントを届けに家を訪問した。そして、ユウマの誘いに応じて部屋に入り、怪談を披露したこともある。なお、百物語の言い出しっぺではあるが、咄嗟(とっさ)にユウマに教えてしまっただけで、「百物語を終えた時に幽霊が現れる」という話を本気で信じているわけではない。

書誌情報

僕が死ぬだけの百物語 7巻 小学館〈サンデーうぇぶりコミックス〉

第1巻

(2021-08-12発行、 978-4098506590)

第2巻

(2021-12-10発行、 978-4098508136)

第3巻

(2022-04-12発行、 978-4098510696)

第4巻

(2022-08-12発行、 978-4098512218)

第5巻

(2023-01-12発行、 978-4098515233)

第6巻

(2023-07-12発行、 978-4098525409)

第7巻

(2024-02-09発行、 978-4098531103)

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