概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
南 光太郎 (みなみ こうたろう)
南清志郎の息子。高校一年生。幼い頃に母親を亡くし、男手一つで育てられた。思春期真っ只中にあり、何かと自分に世話を焼く清志郎のことを若干煙たがっている。ある日、近所に新しく開いた花屋のお姉さん・上田真矢と道端で出会い、一目惚れをしてしまう。その後、彼女が清志郎の元教え子で彼に恋心を抱いていることを知ると、父親を超えて真矢の気持ちを手に入れるべく努力をしていく。
南 清志郎 (みなみ せいしろう)
南光太郎の父親。職業は教師で、物語開始当初に女子校に転勤する。光太郎が幼いころに妻を亡くしたせいか、息子に対しては非常に過保護であり、彼が高校生となったあとでも風邪の看病で仕事を休もうとするほど。生徒に対しても親身であり、上田真矢や三好奈々など、彼のことが好きになる生徒もいる。 前妻のことを忘れられずにいるが、久しぶりに再開した真矢の気持ちを聞いて気持ちがぶれていく。
上田 真矢 (うえだ まや)
南清志郎の昔の教え子。30歳だが若々しく、美人。花屋になるという夢を叶え、現在は南家の近所で花屋を営んでいる。学生時代から清志郎に好意を抱いていた。久しぶりに彼に再会して男やもめだと知ると、自分の気持ちをどうしていいか分からなくなっていく。
三好 奈々 (みよし なな)
南清志郎が担当することになったチア部の部長。母子家庭に育ち、最近母親に恋人が出来たせいで気持ちが不安定になっている。当初、男ながらチア部の顧問となった清志郎を「エロジジイ」と罵るが、後に彼の優しさに触れて恋心を抱くようになる。非常に前向きで積極的な性格の持ち主であり、一度清志郎に振られながらも諦めることをせず、彼の息子・南光太郎に接近してお互いの恋のために協力するようになる。
山本 洋介 (やまもと ようすけ)
南光太郎の昔からの親友。天然パーマと黒縁眼鏡が特徴的で、友情には厚く、光太郎の恋を応援している。
日村 優 (ひむら まさる)
上田真矢の元恋人。意識の高いデザイナー。過去に真矢のことを自分から振ったが、もう一度復縁しようと彼女の前に姿を現す。
四谷 (よつや)
南清志郎の同僚の生物教師。白衣を身に纏った爽やかな男性。生徒から人気が高い。独身であるが、自分で弁当を作っている。冗談が好きな明るい性格であるが、真剣な時は至極真面目。
細野 (ほその)
南清志郎の同僚の美術教師。名前の割に肥満気味な体をしていることをネタとしている。蝶ネクタイを愛用している。
書誌情報
僕のおとうさん 3巻 集英社〈マーガレットコミックス〉
第1巻
(2012-10-01発行、978-4088468525)
第2巻
(2013-06-01発行、978-4088450643)
第3巻
(2013-12-01発行、978-4088451473)







