八雲立つ 灼

八雲立つ 灼

樹なつみの代表作『八雲立つ』の続編。現代日本が舞台ながら、人間と神のあいだに立つ半神人の巫覡(シャーマン)や、強力な霊力を秘めた神剣など、日本神話をモチーフとした古代のアイテムや伝説が登場する。そんな巫覡の家系に生まれた布椎闇己と、その友人である七地健生が世界を救ってから13年後、伝説の神剣を巡り再び巻き起こる二人の戦いや、前世との因縁を描いた古代ロマン・サイキックサスペンス。白泉社「MELODY」2018年4月号より連載の作品。2018年8月には本作のコミックス発売を記念し、本作とコラボレーションした交通広告が島根県の出雲縁結び空港に掲載された。前作『八雲立つ』は、OVA化、ドラマCD化などのメディア化が展開されている。

正式名称
八雲立つ 灼
ふりがな
やくもたつ あらた
作者
ジャンル
和風ファンタジー
レーベル
花とゆめコミックススペシャル(白泉社)
巻数
既刊8巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

七地 健生 (ななち たけお)

古代東出雲の名刀匠、甕智彦の子孫で、布椎闇己の唯一の友人。優しく誠実な好青年で、他人にすぐ同情して人助けなどに闇己を巻き込むことも多い。実際は闇己より5歳上だが、童顔で若く見られがち。英語教師の女性と結婚するも1年で離婚し、バツイチとなった。闇己とは彼の前世にあたる真名志が生きていた頃からの強いつながりがある。闇己が転生し布椎晃己となったあとも彼に協力し見守っている。「夕香」という妹がいる。

布椎 闇己 (ふづち くらき)

古代西出雲の伝説的な巫覡、真名志の霊力を受け継ぐ巫覡の青年。七地健生の友人。「気」と呼ばれる力を自らに憑依させたり、負のエネルギー「念」を取り込むこともできる。田舎(いなか)で暮らしていたが神剣探しのために上京し、神剣を巡る戦いの果てに命を落として転生した。転生後は小学生の少年となり、布椎闇己としての記憶を保持したままで「布椎晃己」として生きている。

前作

八雲立つ (やくもたつ)

出雲の山地に封印された素戔嗚の怨念を昇華するために奔走する、巫覡と鍛冶師の姿を描く。現代日本を舞台にしたエピソードを軸に、時折、神々が息づく古代編が語られ、最終的には時空を超えた邂逅を得る。SF要素を... 関連ページ:八雲立つ

書誌情報

八雲立つ 灼 8巻 白泉社〈花とゆめコミックススペシャル〉

第1巻

(2018-08-28発行、 978-4592218913)

第7巻

(2023-01-04発行、 978-4592222477)

第8巻

(2023-10-05発行、 978-4592222484)

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