吉祥寺少年歌劇

吉祥寺少年歌劇

町田粥が、『マキとマミ ~上司が衰退ジャンルのオタ仲間だった話~』の連載終了後に開始した連載作品。男子だけで構成される伝統ある「吉祥寺少年歌劇」。その出演者を養成する「吉祥寺音楽学校」が舞台。男役に憧れて入学するものの、娘役と判定されてしまった進藤瑞穂が主人公。理想と現実の間に悩みながらも、舞台を夢見て成長していく少年たちの姿を描いた青春物語。元宝塚歌劇団の雪組トップ娘役・真彩希帆が単行本の帯に推薦文を寄せており、「この作品は何てリアルなのでしょう!!」「私自身、宝塚に憧れたあの頃から卒業するまでを走馬灯のように思い出させる美しく熱い物語です。」と評している。祥伝社「FEEL YOUNG」2020年9月号から2021年8月号まで連載。一旦完結後、「FEEL YOUNG」2022年10月号より新シリーズの連載を開始。ブックライブ「年刊 書店員すず木 2022」オンナ編7位、宝島社「このマンガがすごい! 2023」オンナ編第39位に選ばれた。

正式名称
吉祥寺少年歌劇
ふりがな
きちじょうじしょうねんかげき
作者
ジャンル
演劇
 
学園
レーベル
FEEL コミックス(祥伝社)
巻数
既刊2巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

進藤 瑞穂 (しんどう みずほ)

吉祥寺音楽学校第81期生。地元で初めて観た吉祥寺歌劇に感動。特に主役の男性に憧れ、吉祥寺音楽学校を受験して合格する。男役を志望するが、適性検査で娘役と判定されてショックを受ける。男役に向いていないことに悩むが、6週間の研修を経て娘役として研鑽を積むことを決意する。伸び伸びとして美しい歌声の持ち主。

白井 寿 (しらい ことぶき)

吉祥寺音楽学校第81期生。「特別子役」として、入学前に3年連続抜擢されて吉祥寺歌劇に出演した優等生。実家が歌舞伎の家元。ある歌劇団の女優だった母と、女形の花形である父を持つ。音楽学校卒業後はいずれ歌舞伎の道へ行くと思われている。娘役を志望していたが、偶然進藤瑞穂の歌を聴き「娘役では瑞穂に勝てない」と考えて男役に変更。そして首席で卒業し、卒業公演の娘役に瑞穂を指名すると宣言する。

書誌情報

吉祥寺少年歌劇 2巻 祥伝社〈FEEL コミックス〉

第1巻

(2021-10-08発行、 978-4396768416)

第2巻

(2024-03-08発行、 978-4396750435)

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