名刀

名刀

火事で宿屋から焼け出された旅人たちが、ひとつ屋根の下に集まり、名刀をめぐって起きる悲劇を描く時代物漫画。

正式名称
名刀
ふりがな
めいとう
作者
ジャンル
時代劇
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概要・あらすじ

宿屋の家事で焼け出された人々が、民家のひとつ屋根の下に集まった。町人や商人たちのなかに侍がひとり。その侍は名刀を江戸に届ける途中だったといい、その名刀自慢を滔々と始める。それを遮る笑い声。見ると男の子で「俺の方がよく斬れらぁ」と言う。 カッとした侍は思わず子供を斬り殺してしまう。子供の持つ包みを開けてみると、そこに入っていたのは鉋(かんな)だった。

登場人物・キャラクター

(さむらい)

名刀を江戸に届ける旅の途中。プライドが高く、自慢の名刀を子供に笑われたことで我を失ってしまう。

銀次 (ぎんじ)

大工見習いの子供。気が強い性格が災いして、つい侍の名刀自慢に我慢できず反抗してしまう。

銀次の親方 (ぎんじのおやかた)

大工の親方。銀次を連れて仕事先へ行く予定だったと思われる。侍の名刀自慢を笑った銀次にかわって、なんとか許しを請うが、逆上した侍は聞き入れずに悲しい結果となる。

商人 (しょうにん)

商人だけに、集まった人々に話題を持ちかけ、侍の名刀自慢を煽ることになってしまう。

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