君は僕の輝ける星

君は僕の輝ける星

初めての恋を永遠のものにするために奮闘する、女子高校生の姿を描いた青春恋愛ストーリー。季節をテーマにした全3話のオムニバス形式で描かれる。第1話と第2話は続きもので、第3話のみが独立した物語となっており、登場人物は同一ながら、それぞれのエピソードで主人公が異なる。「別冊フレンド」に掲載された作品。

正式名称
君は僕の輝ける星
ふりがな
きみはぼくのかがやけるほし
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
講談社コミックスフレンド B(講談社)
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あらすじ

第1話「冬の星」

受験を控える高校3年生の中川すみれは、北海道大学へ進学を決めた彼氏の伊勢隼人と離れ離れになってしまう不安から、恋を諦めようとする。しかし2人は、お互いが悩んだ末に、この恋を諦めきれないことに気づく。すみれは夢を追う伊勢を応援するために自分が強くなることを決め、伊勢は遠くに行っても「15歳の時に出会えてよかった」と言えるよう、すみれを想い続けることを誓う。

第2話「夏の恋」

高校を卒業し、中川すみれは地元の大学へ、伊勢隼人は北海道大学へと進学した。こうして2人の遠距離恋愛がスタートし、ようやく夏休みに、3か月ぶりに会えることとなる。すみれは久しぶりに会った伊勢と「会えた時だけでもずっと一緒にいたい」と思うのだが、その気持ちを上手く伝えることができず、予定より早く東京へ帰ってしまう。自責の念にかられるすみれだったが、そこに北海道にいるはずの伊勢が現れ、お互いに自分の相手はこの人しかいないと再確認するのだった。

第3話「苺の春」

井口真智子は、春休みに苺を食べに田舎の祖母の家を訪れた際、途中で幼なじみの山口紘希と再会する。苺農家を継いでいる山口は既に縁談を進めており、「なぜ自分を選んでくれないのか」と問いただす井口を「からかうな」と突き放す。しかし、山口は徐々に、幼い頃に抱いたが忘れていた気持ちを思い出し、自分が井口のことを諦められずにいることに気づき、縁談を断って井口を選ぶ。

登場人物・キャラクター

中川 すみれ (なかがわ すみれ)

高校3年生の女子。高校1年生の時に伊勢隼人に告白し、その4か月後に交際を始める。伊勢に自分のことを知ってもらうために、同じ百人一首クラブに入部した。北海道で学びたいという伊勢の気持ちを知ると、彼が遠くに行ってしまう不安と葛藤しながらも応援することを決意し、その後も一途に想い続ける。強い自分になりたいと、日々奮闘している頑張り屋。 高校卒業後は地元の大学に進学し、ベーカリーショップでアルバイトをしている。同じアルバイト先で働く永井に、自分に乗り換えるよう勧められるが、まったく眼中にない。

井口 真智子 (いぐち まちこ)

中川すみれと同じ高校の3年生の女子。すみれとは同じ大学に進学し、同じベーカリーショップでアルバイトをしている。非常に大人びた性格で、中川が恋愛に対し不安になったり、破局一歩手前まで行った時には励まし、時に叱咤するなど、すみれにとっては厳しくも優しい良き理解者。一方で、井口真智子自身は、すぐ彼氏ができるものの毎回長続きしない。 その理由は、引っ越しにより離れてしまった幼なじみ、山口紘希のことが今でも忘れられずにいるため。大学進学後は、苺農家の山口のために将来を考え、農場経営を学ぶ。

伊勢 隼人 (いせ はやと)

中川すみれと同じ高校の3年生の男子。もともと柔道部に入部していたが、百人一首クラブへ移り、部長を務めている。北海道大学で教鞭をとる憧れの教授のもとで古典を学ぶために、北海道大学への進学を希望している。高校1年生の時にすみれに告白され、のちに進学のため北海道へ行くことになるが、それでも良ければと、4か月長考した末に付き合うことになった。 大学進学後は遠距離恋愛となったため、すみれにはその素振りは見せなかったものの、自身も離れ離れになる不安と闘っていた。

沢田 (さわだ)

中川すみれと同じ高校の3年生の女子。伊勢隼人と同じく北海道大学の進学を目指しており、すみれと付き合っていることを知りながら、あえて伊勢に接触していた。巨乳の持ち主でスタイルはいいが、周囲からの評判はあまり良くない。伊勢をめぐって、いつもすみれを不安にさせている。

先生 (せんせい)

中川すみれの高校で、百人一首クラブの顧問を担当している男性教師。すみれが柔道場で大事な物をなくした際も、すぐに鍵を開けてくれた生徒想いの優しい先生。少しぽっちゃり気味の体型で、親しみやすいので生徒にからかわれることもあるが、その信頼は厚い。

永井 (ながい)

大学に進学した中川すみれと同じベーカリーショップでアルバイトをしている男性。遠距離恋愛中のすみれに、自分に乗り換えるよう、冗談交じりに言い寄っている。のちに中川が元気をなくしている姿を見て、自分が好きなのは「伊勢隼人を想っているすみれ」の姿であることに気づき、以降は素直に2人の恋を応援している。ある意味、恋敵に協力までしてしまうとても優しい良い人。 ずっと募集しているにも関わらず、彼女はできない。

店長

中川すみれのアルバイト先のベーカリーショップで店長を務める男性。カールした髪型が特徴で、パンを売ることに何より腐心している、仕事熱心な人物。すみれにアルバイト代の前借や、休みをもらいたいと頼まれた際には、理解を示す姿を見せる。閉店5分前にパンを焼き上げたり、良い雰囲気のすみれと伊勢隼人を目の前にしても、「パンを買ってくれるか」と言う、少々大人げない一面も持ち合わせている。

山口 紘希 (やまぐち こうき)

井口真智子の幼なじみで、3歳年上の男性。実家が苺農家を営んでおり山口紘希自身も手伝っていたが、父親が入院したため、すぐにも家業を継ぐつもりでいる。そのための縁談も進んでいたが、真智子と再会して彼女に対する自分の気持ちに気付き、諦めたら駄目だと縁談を断った。毎日肉体労働に勤しんでいるうえ、たまに現れる苺泥棒を撃退していることもあり、腕っ節が強い。

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