地元のもみぢ

地元のもみぢ

都会でも田舎でもない、ちょっと郊外にある場所、四茂木町。その商店街にあるラーメン屋の一人娘、元気でいたずら好きな小学生の秋葉もみぢと、その友達の順一が繰り広げる、ほっこりギャグコメディ。小学館「ビッグコミック」2020年12月17日増刊号より連載を開始。

正式名称
地元のもみぢ
ふりがな
じもとのもみぢ
作者
ジャンル
ギャグ・コメディ
 
日常
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概要・あらすじ

都会でも田舎でもない郊外の町、四茂木町。小学1年生の秋葉もみぢは、そこの商店街のラーメン店の一人娘である。いつものように、友達の順一と遊んでいたもみぢは、最強のシャボン玉を作るべく、家に洗剤を取りに帰った。するとそこで、洗剤が品薄で高騰していることを知る。どうやら洗剤の知られざる使い方がテレビで話題になったことで、転売ヤーが現れたらしい。フリマサイトで高値で売られている洗剤の写真を見たもみぢは、あることに気がついた。洗剤を乗せた机が、以前自分の家で使っていた机だったのだ。母によると、その机はリサイクルショップに引き取ってもらったらしい。さっそくリサイクルショップを訪ねると、すぐ裏手のアパートに住む若い男性が机を買ったことが判明。もみぢと順一は、男性のアパートに乗り込んだ。果たして、アパートには大量の洗剤が買い占めてあった。もみぢの追求をうるさく思った男性は、1本ずつ洗剤を持たせて二人を追い払う。家に帰る途中、駄菓子屋のおばばに出会ったもみぢたちは、洗剤がたくさんある場所をあっさりと話す。すると、あっという間に噂(うわさ)は広がり、商店街の人たちが若い男性のアパートに大挙して押し寄せた。大量の洗剤の在庫を見られた男性は「困っているみんなに定価で販売しようと思った」ととっさに噓をつく。こうして転売ヤーの目論見は失敗に終わり、洗剤の品薄は解消されたのであった。(第1葉「夢のじゃんぼ玉」)

登場人物・キャラクター

秋葉 もみぢ

小学1年生の女の子。6歳で、モコモコのツインお団子ヘアーが特徴。明るく活発でイタズラ好き。刑事ドラマやスパイものに影響されやすい。四茂木商店街の「ラーメン秋葉」の一人娘。「じゃんぼ玉(東京ドーム4個分のシャボン玉)を作る」「トラを買う」「カッパを捕獲する」など、スケールの大きな夢を持つ。幼なじみの順一といつも一緒に遊んでいる。

順一 (じゅんいち)

小学1年生の男の子。6歳で、後ろに被(かぶ)ったキャップとスタジアムジャンパーが特徴。秋葉もみぢといつも一緒に遊んでいるが、もみぢのわがままに振り回されがち。将来の夢を書く宿題では「月収18万円以上」という現実的な答えを書く常識人。

もみぢ父 (もみぢちち)

秋葉もみぢの父。四茂木商店街にある「ラーメン秋葉」の店主。薄いちょび髭、顎ひげ、白いコック帽、エプロンが特徴。パチンコ、競馬が好き。もみぢ母には頭が上がらない。

もみぢ母 (もみぢはは)

秋葉もみぢの母。四茂木商店街にある「ラーメン秋葉」で働く。ウエーブのかかったサイドテールのセミロングヘアーが特徴。釘マシマシの釘バットを所持しており、怒るとものすごく怖い。

おばば

お団子頭が特徴の痩せ型の老女。秋葉もみぢが毎日通う、四茂木商店街「駄菓子屋ばばあ」を営む。あまり知られていないが、名字は「馬場」。商工課会長でもある。

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