概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
墓場 鬼太郎 (はかば きたろう)
幽霊族最後の一人。生まれたときの怪我で片目となる。父目玉親父の導きで幽霊族の教育を受ける。幽霊族が死んだときにできる霊糸で編んだチャンチャンコを着ているので地獄を歩き回れる。
水木 (みずき)
病院の系列会社の調査員として幽霊のようになった患者を調べて幽霊族最後の生き残りの夫婦にたどり着く。そして亡くなって埋葬された婦人から生まれた幽霊族最後の生き残り鬼太郎を育てる。
寝子 (ねこ)
鬼太郎の憧れの小学生で歌手志望の女の子。鬼太郎は寝子の家に下宿し、歌手になれるようトランプ重井に紹介する。しかし寝子は魚やネズミを前にすると猫に変わってしまう。
ドラキュラ四世 (どらきゅらよんせい)
『墓場鬼太郎』のキャラクター。かつてヨーロッパを恐怖のどん底に落としたドラキュラ一族の四代目。人間の血を吸うためにねずみ男を雇う。夜叉と血を取り合って戦い両者が合わさって吸血木になる。
鬼太郎の母
鬼太郎を身ごもったまま死んだ幽霊族の母親。生活のために病院で働いていた。
トランプ重井 (とらんぷおもい)
流行歌の歌手だがねずみ男に吸血木の芽を植え付けられてしまい木に変わってしまう。
夜叉 (やしゃ)
『墓場鬼太郎』のキャラクター。一千年前に中国からやってきた巨大な毛の塊の吸血鬼。人間の血を吸うために鬼太郎を操って食べ放題宿泊費タダの宿で人間をおびきこむ。ドラキュラ四世と血を取り合って戦い両者が合わさって吸血木となる。
目玉親父 (めだまおやじ)
『墓場鬼太郎』のキャラクター。鬼太郎が生まれる前に不治の病で死んだ幽霊族の父親が目玉だけになって蘇り、幼い鬼太郎を守り指導する。
ねずみ男 (ねずみおとこ)
お化け大学不潔学科を卒業し、なまけ学を研究して博士号を持つ。350年生きて怪奇なモノを求めてきた怪奇文化の功労者だが、不潔で金儲けと悪知恵の長けた男。
物の怪 (もののけ)
『墓場鬼太郎』のキャラクター。かつては人間を驚かしてお供え物を食べていたが、いまでは貧乏をしている妖怪。
その他キーワード
チャンチャンコ
幽霊族が死ぬときに残す霊糸で編んだ黄色と黒の横縞のチャンチャンコ。鬼太郎はこのチャンチャンコを着ているので地獄を散歩できる。
クレジット
原作
墓場鬼太郎 (はかばきたろう)
人類以前に栄えた幽霊族の生き残りである鬼太郎の周囲で起こる怪奇な事件を描いた作品。妖怪漫画の金字塔である『ゲゲゲの鬼太郎』の原型であり、鬼太郎やねずみ男などの造形は本作の時点でほぼ完成している。貸本漫... 関連ページ:墓場鬼太郎