概要・あらすじ
中学2年生の竹田はるは高校生の兄、竹田あきが好き。しかし、学校で告白され岩倉とつきあうことに。まわりに冷やかされながらも、つきあいは続く。一方、あきは学校の先生、原町子とつきあいはじめる。卒業目前に町子とあきの関係がばれかけるが、あきは無事に卒業する。やがてはるもあきもまわりの友人たちも、それぞれの進路に向かっていくのだった。
登場人物・キャラクター
竹田 はる (たけだ はる)
登場時は中学2年生。人気者でかっこいい高校生の兄、竹田あきのことが好きであったが、岩倉とつきあいはじめる。小説を書くのが趣味。
竹田 あき (たけだ あき)
竹田はるの兄で高校生。遅刻を繰り返し担任の原町子に心配される。原町子とつきあうことになる。
岩倉 惣治 (いわくら そうじ)
竹田はると同級生で背が高い男の子。はるに告白し、一度ふられたが、その後つきあうことに。柔道部に入っている。坊主頭だが、実は天然パーマ。姉が3人いる。
山本 (やまもと)
竹田はるの友だちの女子中学生。はるが岩倉に告白された後、はる、岩倉とその友人、仁弥と一緒に帰るようになり、仁弥に思いを寄せるが、ふられる。
仁弥 (じんや)
岩倉の友人。山本に告白され、きまずくなり、岩倉やはると一緒に下校するのをやめる。
弓子おばさん (ゆみこおばさん)
竹田はるのおばで専業主婦。一緒に買い物にいったりする仲。
田中 香 (たなか かおり)
岩倉の幼なじみで、同じ中学校の違うクラスの女子。岩倉が好き。他人に厳しく、思ったことをすぐ口にするので、まわりに敬遠されている。
原 町子 (はら まちこ)
高校の数学教師で竹田あきの担任。変わった母を持ち、29歳で処女。竹田あきとつきあっている。兄がいる。
光延 はじめ (みつのべ はじめ)
竹田あきの友だち。家業は建築会社。たばこを吸ったり、学校をサボったりする。友だち思い。
裕子 (ゆうこ)
竹田あきの同級生で光延の彼女。竹田あきが好きだったが光延とつきあい出す。けんかして別れてしまい、森山とつきあう。でも本心では光延が好き。
坂田 (さかた)
竹田はるの同級生の女子中学生。スカートめくりをしたり、言葉をすぐエロに変換するので「エロ坂田」とも呼ばれる。いつも上機嫌。実は高根よりも成績がいい。
高根 (たかね)
竹田はるの同級生の女子中学生。母は看護師。割と成績がいい。自分の成績はオープンにしている。胴回りの細い人間を憎んでいる。
森山 (もりやま)
裕子の彼氏。ロマンチストで独りよがりではあるが、裕子のことをちゃんと好いている。
町子の母 (まちこのはは)
原町子の母。常に娘を監視し、小言を言い続ける。町子と竹田あきとのつきあいを邪魔する。