大ぼら一代

岡山の大富豪の息子丹波太郎字が男として成長した後、日本の独裁者と戦っていく様を描いた革命政治マンガ。

正式名称
大ぼら一代
作者
ジャンル
政治家・政界
レーベル
少年ジャンプコミックス(集英社) / 集英社漫画文庫(集英社)
巻数
全11巻完結
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概要・あらすじ

資産20兆円の岡山の大富豪のめかけの子として生まれた丹波太郎字。小学生の頃から並外れた度量を持つ太郎字は、盟友の間源太郎とともに将来の日本を動かす集団大ぼら同盟を結成する。一方で太郎字の父親・丹波三郎は巨額の資産を使い、地方の有力者たちと連携し、日本を改革しようと目論む。だが、結果的に独裁者島村万次郎を生み出してしまい、日本はその私利私欲に満ちた独裁政治によって荒廃してしまう。

太郎字は日本の独裁者島村を打破すべく、丹波家の財産を使って反政府組織を結成。大ぼら同盟の仲間たちと共に血みどろの戦いを挑んでいく。

登場人物・キャラクター

丹波 太郎字 (たんば たろうじ)

資産20兆円の大富豪丹波三郎のめかけの子として生を受ける。中学生となって丹波家に入るまで、母方の山岡姓を名乗り、母親の故郷の漁村上山村で暮らしていた。そこで小学生ながら中学の冷酷な番長五代を倒し、巨漢の副番長袖原を腹心の子分とする。その後、間源太郎と出会い、薄汚れた日本を改革する集団「大ぼら同盟」を結成する約束をする。 中学生となり丹波家に引き取られた太郎字は、全国の荒くれ者を集めた丹波学園に入学。わずかの間に学園を掌握し、近隣の学校を配下に組み入れた。その後、丹波三郎が理事長を務める名門高校王峰学園に入学するが、母親の死を機に丹波家を出奔。独自の道を歩み始める。 太郎字は源太郎とともにおおぼら同盟の仲間を求め放浪を続けたが、途中、誤って警官に発砲し、4年間少年刑務所に収監されてしまう。出所後は、独裁者島村万次郎を打倒すべく、丹波家を相続。大ぼら同盟のメンバーを中核とする反政府組織を結成し、島村の独裁政権に血まみれの戦いを挑んでいく。

山岡 千代

丹波太郎字の美しい母親。資産20兆円の大富豪丹波三郎の内縁の妻。元は丹波家の使用人だった。産まれた太郎字を連れて丹波家を出て各地を転々とした後、故郷上山村に落ち着いた。その後、小学校を卒業した太郎字は丹波家にひきとられ、彼女と離れ離れに暮らすようになる。 本来は丹波家からの援助がうけられるはずであったが、本妻の手配でとめられてしまったことから、貧窮の中、病に倒れ死亡してしまう。しかし、彼女は丹波三郎をうらむことはせず、太郎字に「父の役にたつよう生きる」ことを遺言した。

丹波 三郎 (たんば さぶろう)

丹波太郎字の父親。岡山県を基盤とする名家の当主。財閥を率いる大富豪。11人の子を持つ。太郎字はその末っ子で内縁の妻の子供である。地元で絶大な権力を持つ地方の大物たちの力を結集し、日本を一本化して国家を変革することを目指した。しかし道半ばにして島村万次郎に主導権を奪われ、最後は非業の死をとげた。 死にあたって太郎字に丹波家の全てを譲る遺言状を残した。

間 源太郎

丹波太郎字の盟友。小学生にして大ぼら同盟を構想した天才児。自称IQ300。身のこなしが軽く、腕っぷしも強い。戦車を動員して中学生の不良グループをたたきのめした太郎字の評判を聞き、子分にしようと上山村へやってきた。しかし、千の目の大渦を乗り切る勝負で太郎字に敗北し、子分となる。 その後、日本中を放浪し、様々な人材を集めて回った。

袖原 (そではら)

丹波太郎字の手足となって戦う子分。並外れた巨漢で、右目の上に刀傷がある。上山村では、中学の副番長だったが、太郎字の器量を認め、番長の五代を見限ってその子分となった。以降、太郎字の手足を自認し、丹波学園ではその名代として不良たちと戦った。大ぼら同盟を中心に結成された反政府組織にも参加し、ゲリラ部隊を率いて戦った。 最後は太郎字の指令を受け、単身島村万次郎の殺害に赴く。

島村 万次郎 (しまむら まんじろう)

丹波太郎字の最大の敵で日本の独裁者。かつて日本のあぶれ学生を一本にまとめた伝説の番長。鳥取県を牛耳る島村財閥の五男坊であり、丹波三郎に暗殺された兄の死をきっかけに島村財閥をのっとり当主となる。丹波三郎の日本一本化計画に参画し、衆議院選挙にうって出て国会議員となった。 その後、姫路の大立者剛田家の娘と結婚。剛田家の後ろ盾を得た万次郎は、丹波三郎を出し抜き権力を掌握。石油利権を巧みに操って日本の独裁者にのし上がった。その後は私欲をほしいままにする政治を行い、日本に暗黒の時代をもたらした。極端な車酔いをするたちで屋根付きの車に乗ることができない。

五代 (ごだい)

丹波太郎字が小学生の時対決した上山村中学の番長。狂気を帯びた冷酷な性格で日本刀を武器として村で暴れ回ったが、太郎字との一対一での喧嘩で敗れて村から姿を消した。その後、丹波学園に入学した太郎字の前に、赤川高校を率いる赤川弥四郎の特使として現れた。

赤川 弥四郎

丹波学園に入学した丹波太郎字と争った赤川高校の支配者。応援部主将で武道の達人。赤川高校は丹波家の宿敵赤川家が経営する高校であり、赤川弥四郎は赤川家の息子である。1300人の学生を配下として従え、三位一体の攻撃法で丹波学園と戦うが、太郎字の戦略に破れ去った。 その後、大ぼら同盟が反島村万次郎勢力として立ち上がった時には、共に戦う同志として駆けつけた。

柴田 (しばた)

中学生になった丹波太郎字につけられた教育係。短髪にサングラスといった風貌。太郎字を「下足番からたたき上げて教育する」ことを丹波三郎から命じられている。丹波学園の教師であり、太郎字の担任もつとめる。太郎字の教育係の傍ら、丹波三郎の側近的な仕事にも従事している。

剛田 (ごうだ)

丹波太郎字の父丹波三郎ですら下座に座る姫路の実力者。丹波三郎の日本一本化計画に協力し、その力を貸した。その後、島田万次郎に娘を嫁がせ、娘婿とする。

史村 良 (ふみむら りょう)

間源太郎の考えに共鳴し、大ぼら同盟の一員となった人物。大蔵省の大物役人を父に持ち、自身も東大法学部を出て大蔵省に入省する予定だった。東京の日比谷高校で首席を維持していた秀才だが、大ぼら同盟実現のため王峰学園に転向してきた。

宮倉 健 (みやくら けん)

丹波太郎字を盟主とする大ぼら同盟の一員。日本最大の暴力団組織緑嵐会会長の息子。暴力のプロを自認し、大ぼら同盟では壊し屋として活躍する。少年刑務所に入った丹波太郎字を影から支援した。

集団・組織

丹波家 (たんばけ)

『大ぼら一代』の主人公丹波太郎字が所属する一族。岡山県の古くからの豪族で資産20兆円を誇る大富豪一族。丹波三郎を当主とする。丹波巨億銀行を初めとする数多くの企業を所有し、岡山県では絶大な権力を有している。また、いくつもの学校を経営し、日本の将来を担う人材の育成にも余念がない。

大ぼら同盟 (おおぼらどうめい)

『大ぼら一代』に登場する組織。IQ300を自称する小学生・間源太郎によって構想された集団。20年後に日本を動かすことを目的に結成された。間源太郎はまず丹波太郎字を仲間に誘い入れ、その後、将来の大蔵省官僚候補や日本最大のヤクザ組織の跡取息子などをメンバーに加えていった。しかし、独裁者島村万次郎の登場により、大ぼら同盟は当初の構想を捨てざるを得なくなり、丹波太郎字を中心に反政府ゲリラ組織を結成。 打倒島村独裁政権の闘争を行った。

丹波学園

『大ぼら一代』に登場する学校。中学生となった丹波太郎字が入学した私立の中高一貫学校。岡山県に所在し、太郎字の父親丹波三郎が理事長をつとめる。丹波家が経営するもうひとつの学校王峰学園がエリート育成を目的としているのに対し、丹波学園は全国の問題児ばかりを集めた荒くれ学校である。太郎字は父親からこの荒くれ学園をまとめ上げることを命じられる。

書誌情報

大ぼら一代 全11巻 〈少年ジャンプコミックス〉 完結

第1巻 ■大ぼら大作戦の巻

(1986年6月発行、 978-4088581132)

第2巻

(1986年7月発行、 978-4088581149)

第3巻

(1986年8月発行、 978-4088581156)

第4巻

(1986年9月発行、 978-4088581163)

第5巻

(1986年10月1日発行、 978-4088581170)

第6巻

(1986年11月発行、 978-4088581187)

第7巻

(1977年12月発行、 978-4086125772)

第8巻

(1978年1月発行、 978-4086125789)

第9巻

(1978年2月発行、 978-4086125796)

第10巻

(1978年3月発行、 978-4086125802)

第11巻

(1978年4月発行、 978-4086125819)

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