概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
大沢 公 主人公
連載開始時で28歳の男性。NKホテルの料理人として将来を嘱望されていたが、客との距離の遠さに疑問を感じ、在ベトナム日本大使館公邸の料理人に志願。以後、在ベトナム大使である倉木和也の懐刀として、その交渉... 関連ページ:大沢 公
倉木 和也
連載開始時で58歳の男性外交官。閨閥結婚をしていなかったことなどもあり外務省内で高い地位にはなかったが、外交官としての実力を買われ、新たな在ベトナム特命全権大使に就任する。公邸料理人として大沢公を採用し、その助けを借りて様々な外交交渉を成功させていく。
ミン・ホア
在ベトナム大使公邸のベトナム人料理助手で、娘が一人いるバツイチ女性。連載開始時で28歳。日本語や北京語にも堪能であり、通訳など様々な面で大沢公を支える。当初は古田誠一と付き合っていたが後に破局、公に想いを寄せるようになる。
古田 誠一
ノンキャリの外務省ベトナム語専門職員。連載開始時で26歳。「っス」という語尾でしゃべるのが特徴。料理を出す相手となる人物についての情報を持ってくるなど、大沢公を何かと助ける。当初はミン・ホアと付き合っていたが後に破局。
青柳 愛
大学卒業後、証券会社に就職するもすぐに退職、バックパッカーとして世界を渡り歩いていた。雑誌で大沢公の記事を読み、押しかけるように弟子入り。以後、徐々に料理人として成長していく。元バックパッカーだけに各国語を喋ることができ、順応性も高い。公のことを、次第に一人の男性として意識していく。
江口 悟
ベトナムから帰国した倉木和也の補佐官を務める外交官。調子に乗りやすく失敗も多いが、世襲や閨閥といった外務省の古い体質を変えようと行動する情熱も持ち合わせている。大学の頃からの知り合いである青柳愛に想いを寄せており、彼女からは「グッチー」と呼ばれている。
北島 萌
料亭に勤めていたが、親方を殴ってクビとなった経歴がある板前の女性。青柳愛の中学時代からの友人であり、その紹介もあって大沢公とともに働くことになる。当初は日本料理に対するプライドが高かったが、公との仕事を通じて他文化にも目を向けるようになる。
大沢 ひとみ
大沢公の妻。「ホテルを辞めて公邸料理人に再就職、ベトナムへ単身赴任」というような重大な決定を何の相談もなく行ってしまう公に振り回されながらも、最後はその決断を応援する。相田は昔の恋人。
大沢 かおり
大沢公の娘である小学生。父親が料理人だけあり、学校では「家庭科の鬼」と言われるほどその才を見せ始めている。
アイン
ベトナム人のストリートチルドレンである少女。大沢公の5000ドン札をひったくった事件をきっかけにして親しくなる。
大沢 巧
大沢公の父親であり、洋食屋「うさぎ亭」のオーナーシェフ。頑固な性格で公にも厳しく接するが、孫の大沢ひとみには甘い。
相田
大沢公がホテルに勤めていた頃の先輩であり、大沢ひとみの元恋人でもあるフランス料理人。後に在ベトナムアメリカ大使公邸料理人にスカウトされ、公邸料理人同士として公と再会する。
マリー
在ベトナムフランス大使館の公邸料理人であるフランス人女性。フランス料理に対するプライドは高く、そのことで同じフレンチの料理人である大沢公と衝突することになる。
関連
大使閣下の料理人
書誌情報
大使閣下の料理人 全13巻 講談社〈講談社漫画文庫〉 完結
第1巻
(2004年9月発行、 978-4063607840)
第2巻
(2004年10月発行、 978-4063607963)
第3巻
(2004年11月発行、 978-4063608274)
第4巻
(2004年12月発行、 978-4063608588)
第5巻
(2005年1月発行、 978-4063608700)
第6巻
(2005年2月発行、 978-4063608915)
第7巻
(2006年4月発行、 978-4063703177)
第8巻
(2006年5月発行、 978-4063703214)
第9巻
(2006年7月発行、 978-4063703252)
第10巻
(2006年9月発行、 978-4063703535)
第11巻
(2006年11月発行、 978-4063703696)
第12巻
(2007年1月発行、 978-4063704075)
第13巻
(2007年3月発行、 978-4063704341)