妖狐×僕SS

妖狐×僕SS

他人と慣れ合えない性格を変えるため、実家を出てメゾン・ド・章樫に入居した白鬼院凜々蝶が、同マンションに住む癖が強い妖怪の先祖返りたちと力を合わせ、百鬼夜行に立ち向かうファンタジー作品。

あらすじ

第1巻

「SS(シークレットサービス)」と呼ばれるボディーガード付きの高級マンション「メゾン・ド・章樫」、通称「妖館」に引っ越して来た白鬼院凜々蝶は、SSを名乗る御狐神双熾と出会う。自分に異常なまでに尽くしてくる双熾に振り回されながらも、凜々蝶は新しい生活をスタートしていた。そんな中、妖館に二人の強盗が侵入して来たが住人に襲われ、強盗達は気絶してしまう。実はこの妖館は、妖怪の先祖返り達が住まうマンションだった。

第2巻

白鬼院凜々蝶のクラスメイトとなった髏々宮カルタは、美味しい物を愛でながらマイペースな学校生活を送っていた。そんなある日、カルタと仲のいい渡狸卍里が、カルタを馬鹿にした生徒とケンカしてケガをする。幼い頃から仲のいいカルタと卍里を見た凜々蝶は、自分の他人とのかかわり方について改めて考えるのだった。

第3巻

夏目残夏の提案により、桜の木の根元にタイムカプセルを埋めて、未来の自分に手紙を送る事にしたメゾン・ド・章樫の住人達は、白鬼院凜々蝶御狐神双熾を誘い出す。タイムカプセルに参加する事になった凜々蝶は、早速未来の自分へ手紙を書く。その中で、かつて自分と文通をしていた相手が双熾だったと知った凜々蝶は、彼のもとへ行って本当の思いを伝えるのだった。

第4巻

メゾン・ド・章樫の住人である雪小路野ばらは副業の怪奇現象相談を受け、反ノ塚連勝と共に田舎の学校に訪れていた。その学校では、女性が唐突に行方不明になる事件が発生していた。早速校内の調査を始めた野ばら達は、廊下で「袖引き狢」と呼ばれる妖怪に遭遇する。

第5巻

犬神命の起こした百鬼夜行から、23年の月日が流れた。 メゾン・ド・章樫 に引っ越して来た白鬼院凜々蝶は、御狐神双熾を始めとしたにぎやかな住人達と出会い、新しい生活を始める。しかし凜々蝶は、徐々に自身と周囲に違和感を持つようになっていく。そんな凜々蝶の前に、反ノ塚連勝が現れる。凜々蝶は彼に会った瞬間にさらなる違和感を抱き、そのまま倒れてしまう。

第6巻

百鬼夜行で唯一生き残った反ノ塚連勝以外が転生し、メゾン・ド・章樫の住人は前世と同じ名前・同じ容姿を持ちながらも新たな人生を歩んでいた。犬神命が沈黙する中、白鬼院凜々蝶達は海沿いのリゾート地に旅行に来ていた。旅行の最終日、凜々蝶は青鬼院蜻蛉から御狐神双熾に関する真実を知らされ、ショックで気を失ってしまう。目覚めた凜々蝶は真実と向き合い、髏々宮カルタ達と本当の再会を果たすのだった。

第7巻

自分の前世の記憶を取り戻した白鬼院凜々蝶は、偽りの関係をやめるために御狐神双熾とのボディーガード契約を解消する。凜々蝶から離れた双熾は過去の自分が埋めた手紙を見つけるため、桜の木の根元に埋まっているタイムカプセルを掘り出そうとしていた。そんな中、渡狸卍里の前に犬神命が現れる。

第8巻

犬神命の再出現を知り、白鬼院凜々蝶夏目残夏達は悟ヶ原思紋のもとへ向かう。犬神が[◆千年桜]の力で過去に渡り、過去の世界で再び百鬼夜行を起こそうと企てていると知った残夏達は、犬神を止めて前世の自分達を助けるために動き出す。そして記憶を取り戻した渡狸卍里の提案により、凜々蝶達は前世の自分達に手紙を送るのだった。

第9巻

白鬼院凜々蝶達は、庭に埋まっていたタイムカプセルに入っていた、来世の自分からの手紙を読み、百鬼夜行について知る。凜々蝶達は、自分と自分の大切な人を守るべく、百鬼夜行阻止のために動き出す。運命の12月31日、髏々宮カルタを無事守り抜いた凜々蝶達は、コタツに潜って久々の休日を過ごしていた。しかし各地で先祖返りが襲われる事件が発生し、凜々蝶は急遽実家に連れ戻される事となる。

第10巻

白鬼院凜々蝶は父親に実家に連れ戻され、御狐神双熾達と離れ離れになってしまった。メゾン・ド・章樫のほかの面々も一旦実家に帰る事となり、双熾は実家に強引に連れ戻され、軟禁状態となる。一方、百鬼夜行に関する情報を手にした青鬼院蜻蛉は、先祖返り達を襲う犬神命と対峙していた。

第11巻

白鬼院凜々蝶 達が御狐神双熾の救出に成功し、メゾン・ド・章樫の住人は再び集結していた。双熾と青鬼院蜻蛉が摑んだ情報により、悟ヶ原思紋百鬼夜行に深くかかわっている事が判明した。真相を確かめるべく、凜々蝶達は変装して悟ヶ原家に侵入する事となる。そして悟ヶ原家に運ばれた蜻蛉の遺体の前に、犬神命が現れる。

登場人物・キャラクター

主人公

鬼の先祖返り。家柄が優先され、自分のことをきちんとみてくれない大人たちに守られてきた自身の存在の弱さを惨めに思っていた。そのため無駄に虚勢をはってしまう悪癖が身についてしまう。人とうまく接することがで... 関連ページ:白鬼院 凜々蝶

九尾の妖狐の先祖返りで、オッドアイを持っている。SSと呼ばれるボディーガードとして、白鬼院凜々蝶に仕えることになった。彼女がメゾン・ド・章樫へやってくる前日に同マンションへ引っ越す。誰に対しても丁寧な... 関連ページ:御狐神 双熾

一反木綿の先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。通常の人間の姿よりも一反木綿に変身した姿のほうが楽だからということで、一反木綿の姿で行動することが多い。白鬼院凜々蝶とは実家が近かったため、古くか... 関連ページ:反ノ塚 連勝

雪女の先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。SSと呼ばれるボディーガードとして反ノ塚連勝に仕えている傍ら、副業として、怪奇現象を鎮める「霊障相談」も引き受けている。女の子をこよなく愛するが故に、... 関連ページ:雪小路 野ばら

豆狸の先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。幼馴染の髏々宮カルタに恋心を寄せており、彼女を守れるような強い男になるため、長期間修行に出ていた。青城学園高等学校の入学式と晩餐会が行われた日の夜、夏... 関連ページ:渡狸 卍里

百目の先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。SSと呼ばれるボディーガードとして渡狸卍里の護衛を務めている。御狐神双熾や青鬼院蜻蛉とは幼馴染の関係で古くからの付き合いがある。常時、兎耳カチューシャ... 関連ページ:夏目 残夏

がしゃどくろの先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。ボリュームのあるツインテールが特徴的。SSと呼ばれるボディーガードとして青鬼院蜻蛉に仕えているが、放浪癖のある蜻蛉よりも幼馴染の渡狸卍里と行動... 関連ページ:髏々宮 カルタ

鬼の先祖返りで、メゾン・ド・章樫の住人のひとり。放浪癖があるため、マンション内に長時間滞在することは滅多にない。常にドミノマスクを装着し、マントを羽織っている。過激的な発言をすることが多く、マンション... 関連ページ:青鬼院 蜻蛉

サトリの先祖返りで、先祖返りの統率者的存在。メゾン・ド・章樫の創設者でもある。能力が強く、情報を読み取りすぎてパンクしてしまうのを防ぐため、屋敷から外へ出られない。先祖返りたちの歴史を記して保存する役... 関連ページ:悟ヶ原 思紋

犬神 命

犬神の先祖返りで、百鬼夜行の首謀者。先祖返りたちの妖怪としての本能を目覚めさせ、化け物化させることができる能力を持つ。百鬼夜行を起こし、夜道を徘徊する先祖返りたちを次々と襲っていた。後ほど、百鬼夜行を起こす理由を青鬼院蜻蛉に突きとめられ、彼と一戦を交える。

『妖狐×僕SS』に登場する時間を司る妖怪。植物の姿をしており、長い年月を生きている。先祖返りの統率者・悟ヶ原思紋が住む悟ヶ原家内に存在し、代々悟ヶ原家が管理する。過去に未練ある者が近づけば、その人を過... 関連ページ:千年桜

集団・組織

青城学園高等学校

『妖狐×僕SS』に登場する学校名。セレブ学校として世間に知られており、毎年、入学式とは別に懇親会というパーティーが開かれる。白鬼院凜々蝶、渡狸卍里、髏々宮カルタが入学した際、首席だった凜々蝶は懇親会での新入生代表挨拶を任された。凜々蝶たちよりも2つ年が上の反ノ塚連勝も同学校に通っている。

場所

メゾン・ド・章樫

『妖狐×僕SS』に登場するマンション名。通称「妖館」。純粋な妖怪たちに狙われやすい妖怪の先祖返りたちが、実家を出たら固まって生活し互いに助け合えるようにという理由で建設された。高貴な家柄に生まれ、独自... 関連ページ:メゾン・ド・章樫

イベント・出来事

百鬼夜行

『妖狐×僕SS』に登場する凶事。犬神の先祖返りである犬神命が首謀者となって行われる。先祖返りたちを化物化させる命の能力によって、無理やり自我を奪われた先祖返りたちが、次々と夜道を徘徊する先祖返りに攻撃... 関連ページ:百鬼夜行

アニメ

妖狐×僕SS

高級マンションメゾン・ド・章樫(あやかし)は、妖怪の先祖返りの人間たちが住む妖館(あやかしかん)だった。ここに引っ越してきた少女の白鬼院凛々蝶は、御狐神双熾と出会う。彼はSS(シークレットサービス)と... 関連ページ:妖狐×僕SS

書誌情報

妖狐×僕SS 全11巻 〈ガンガン コミックス ジョーカー〉 完結

第1巻

(2010年4月発行、 978-4757528512)

第2巻

(2010年4月発行、 978-4757528529)

第3巻

(2010年7月発行、 978-4757529403)

第4巻

(2011年2月発行、 978-4757531468)

第5巻

(2011年7月発行、 978-4757532908)

第6巻

(2011年12月22日発行、 978-4757534483)

第7巻

(2012年6月22日発行、 978-4757536302)

第8巻

(2012年11月22日発行、 978-4757537941)

第9巻

(2013年5月22日発行、 978-4757539709)

第10巻

(2013年10月22日発行、 978-4757540927)

第11巻

(2014年7月22日発行、 978-4757543591)

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