概要・あらすじ
漫画家岡本健太郎は、幼いころ近所に住んでいた猟師とよく遊んでいて、狩猟生活に憧れを持っていた。大人になった岡本は、ある年猟銃所持許可と狩猟免許を取得し念願の狩猟生活を始める。岡本は様々な人達と触れ合い、猟の経験を積みながら日々たくましくなっていく。
登場人物・キャラクター
岡本 健太郎 (おかもと けんたろう)
作者をモデルとしている。岡山県の田舎に産まれ、幼いころよく遊んだ猟師のおじいちゃんに様々なことを教わり、大人になったら猟師になることを夢見ていた。上京して東京で生活をしていたが、しばらくして帰郷。猟銃所持許可、狩猟免許を取り念願の狩猟生活を送る。中古のマルチポンプ式単発空気銃、エースハンターを使う。 また、わな猟免許も取得しており、自作の罠を用いた狩りも行う。ゲテモノ喰いであり、興味を持ったものは食べずにはいられない性格。
おじいちゃん
岡本健太郎が小さいころよく遊んでいた地元の猟師。幼い岡本に動植物の知識や罠の作り方などを教え、岡本が狩猟生活に憧れる原因となった。岡本が中学に上がってすぐ亡くなっている。仕留めたイノシシの頭骨は、形見として岡本が持って行き、彼の部屋に飾られている。 戦争でシベリアに拘束されていた経験から、自分自身を頼る気持ちが強い。
アキ君 (あきくん)
岡本健太郎の狩猟仲間。小学生の頃から猟師に憧れを抱いており、猟銃等講習会で岡本と出会った。猟には散弾銃を用いる。既婚者であり、美人の奥さんがいるが、猟に理解を示して貰えずにいる。
マサムネくん
猟銃等講習会で岡本健太郎とアキ君に会い、一緒に猟に出かける仲になった。お坊ちゃん気質な所があり、獲物の解体に参加したがらないなど、少しわがままな所がある。
赤木さん (あかぎさん)
元自衛官で現在は予備役をしている。豊富な経験と卓越した技術を持ち、岡本健太郎達に、猟について教えることが多い。ジョンという優秀な狩猟犬を飼っている。
佐々木さん (ささきさん)
岡本健太郎が所属する猟友会の先輩。わな猟免許を取得している。優しさと厳しさを持ち合わせており、岡本が怪我をした際には叱りつつも、誰よりも彼のことを気遣っていた。
夏目さん (なつめさん)
岡本健太郎が所属する猟友会のリーダー。本業は魚屋。しょっちゅうタバコを咥えているヘビースモーカー。年配者として、若い岡本を諭すこともある。
M村さん (えむむらさん)
出版社の人間で、『山賊ダイアリー』の担当となった男性。『山賊ダイアリー』の打ち合わせの後、岡本に狩猟肉で饗された際、カラスの肉を食わされている。
その他キーワード
エースハンター
岡本健太郎が近所の専門店で購入した、シャープ・チバ製のマルチポンプ式単発空気銃。中古で、価格は五万円だった。