幸せカナコの殺し屋生活

幸せカナコの殺し屋生活

上司のパワハラに耐え切れずブラック企業を辞めたOLの西野カナコは、殺し屋としてその才能を開花させ、自らの手で世の不条理を排除しながら第二の人生を謳歌していく。卑屈な女性のハッピーな大逆転劇を描く、読むと元気になるハイテンション殺し屋コメディ。コミックはフルカラーで、4コマ漫画の体裁を取りながらもストーリー漫画のように進んでいく。

正式名称
幸せカナコの殺し屋生活
ふりがな
しあわせかなこのころしやせいかつ
作者
ジャンル
殺し屋
 
ブラックコメディ
レーベル
星海社COMICS(星海社)
巻数
既刊7巻
関連商品
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あらすじ

転職

上司のパワハラに耐え兼ね、勤めていた広告代理店を辞めたOLの西野カナコは、転職のために新たな会社の面接を受けていた。どうやってその求人を見つけ出したのか、カナコはまったく覚えていなかったが、その新しい会社は実は殺し屋であった。だが、前職とは打って変わって輝くほどにホワイトな勤務条件を提示されたカナコは、おびえながらも流されるままに入社試験を受けることになる。それは狙撃による殺しで、ターゲットはこともあろうに以前勤めていた会社の憎き上司であった。口では逡巡(しゅんじゅん)する言葉を吐きながらも体は正直で、カナコはためらいなく引き金を引く。初心者とは思えないほど、みごとに一発で狙撃に成功したカナコは、その腕を見込まれて晴れて社長の殺し屋会社に入社。腐った人間を殺していくうちに仕事にやりがいを見出し、充実した日々を送るようになる。

先輩

西野カナコは、しばらく先輩の殺し屋の桜井に共に殺しを行うよう社長から告げられるが、ぶっきらぼうで不愛想な彼のことがどうも苦手だった。そんなある日、殺しの仕事で乱戦になった中、桜井はカナコの気配が消えていることに気づく。桜井は顔色一つ変えず、カナコが死んだのだろうと考えるが、実は彼女は気配を消し、ずっと桜井の後ろについていた。殺しにおいてそれなりの腕を持つ自分にもまったく気配を感じさせないカナコに驚きを覚えつつ、桜井はさらに、カナコが相手を見もせずに銃を撃って的確に射殺する姿を見て、彼女の殺しの才能に舌を巻き、内心で彼女のことを認めるのだった。後日、スーパーで理不尽な客にからまれて困っている店員の姿を見たカナコは、仕事でなければ腐った人間を殺せないことに葛藤を覚え、社長に困っている人を助けたいと直訴。当然その申し出は「金にならない仕事はしない」と社長に却下され、そんなカナコに桜井は、甘さを捨てなければプロにはなれないと諭す。人に甘えて仕事を待っていないで、自分で積極的に仕事を取りに行けという意味だと都合よく解釈したカナコは、自ら営業に出て、理不尽な目に遭って困っている人を助けるための殺しの仕事を開始する。

一人立ち

女性の敵である痴漢を殺す依頼を受けた西野カナコは、ターゲットに接触するため桜井と共に満員電車に乗り込んだ。見つけたターゲットの痴漢は、その日もやはり痴漢行為に精を出していた。被害者の女性に過去の自分を重ねて、一生消えない心の傷を負ってしまうかもしれないと危惧したカナコは、桜井の許しを得て怒りを込めてその場で痴漢を暗殺。完全に自分の気配を消していたため、犯人と発覚することもなく殺しは成功するものの、後日、衆人環視の中で人が一人死んだことで、この一件が世間をにぎわすこととなってしまう。社長からはもっと慎重にやるように叱責を受けるものの、その実力を認められたカナコは、これ以降、桜井のもとを離れて一人で殺しの現場を担当するようになる。そんな中、カナコは中学生時代にクラスメートだった吉岡キヨミと再会。明るく優等生だった彼女と自分を比較してカナコはネガティブ思考に陥るが、そんなカナコにキヨミは、学生時代のカナコが自分の支えになっていたことを打ち明ける。

K

西野カナコが満員電車で殺しを成功させて以来、裏社会では「K」という凄腕(すごうで)の謎の殺し屋がいるらしいと噂になり始めた。これまでの人生において注目を集めたことなどなかったカナコは浮かれるものの、社長は殺し屋が目立つことを危険視していた。だが、被害者の心情に寄り添うあまり、多少目立つ形でも一刻も早くターゲットを始末したいカナコは自重できず、「K」が名を上げていくのはもはや止められない状態にあった。ついに覚悟を決めた社長は、カナコの望むようにさせ、同時に「伝説」になるようにと告げるのだった。

誘い

西野カナコが入社試験で殺したかつての上司は、ビルの屋上からの転落事故として処理されていたが、京浜署の刑事の竹原カズオは何か腑(ふ)に落ちないものを感じていた。さらに、カナコがかかわったほかの殺しも同一犯によるもの、かつ犯人はプロでしかも女性だと考えた竹原は、同僚の大森と共に、最初の犠牲者に恨みを持つ者としてピックアップしたカナコのもとに事情聴取に訪れる。二人はカナコの反応から早々に「シロ」と断定するものの、竹原はカナコに一目惚(ぼ)れ。刑事の勘からか、竹原はカナコに何かを感じつつもその違和感を恋心と混同し、事件の真相をほぼ見抜きながらも、犯人がカナコであることだけにはまったく気づけずにいた。そんな中、大森はある事件の監視カメラにカナコの姿が映っているのを発見する。それを聞いた竹原は、事情を聞くことを口実に喜び勇んでカナコに電話をかけ、その後になりゆき、彼女をデートに誘うのだった。母親から結婚を急(せ)かされて、自身の恋愛について考えるようになっていたカナコは、竹原に誘われて以降、生まれて初めてのデートに浮(うわ)ついた日々を過ごしていた。迎えたデートの当日、久々に桜井と組んだ殺しの仕事で、カナコは自分の不注意から桜井にケガを負わせてしまう。責任を痛感し落ち込んだカナコは、家に帰るという桜井と共に電車に乗り、竹原の誘いを断ろうか迷いながら待ち合わせ場所に向かうが、その途中で偶然、盗撮魔を逮捕したばかりの竹原と大森に出会う。すると、挨拶する竹原に対して桜井はいきなり「俺の女に手を出すな」と告げ、カナコを連れてその場を立ち去るのだった。

休暇

様子のおかしい西野カナコから、竹原カズオ桜井の一件について聞き出した社長は、桜井を護衛に付けたうえで、カナコに休暇を取るよう命じる。これは、裏社会で盛り上がっている「K」に関するもろもろの事態を鎮静化させる目的もあった。こうしてカナコは実家に帰り、母親にも温かく迎えられるが、実家はかつてどん底の学生時代を過ごした場所でもあり、いじめや引きこもりといった、カナコにとってはいたたまれない過去と直面することを余儀なくされた。だが、すでに殺し屋として自分を偽らない生き方を見出したカナコは、自分の過去も含めて肯定し、吹っ切れた思いで再び日常へと戻る。

殺し屋

ある日、仕事を終えて家に着いたところで、西野カナコは黒ずくめでマスクを付けた謎の人物に銃を突きつけられ、「K」について洗いざらい話すよう要求される。そのオドオドした様子から、素人かと相手が油断したスキを突いて、カナコは一瞬で背後に回り銃を突きつけるものの、殺していいものかと迷ううちに反撃を受け、足を撃ち抜かれて動けなくなってしまう。その場に駆けつけた桜井のおかげで一命は取り留めたものの、カナコの持っていたスマホから、すべての情報が相手に漏れることとなった。その後、カナコは竹原カズオ大森に保護されるが、病院から退院したあとも殺し屋からの保護という名目のもと、彼らが用意した住居で生活することとなる。同時にまるで監視するかのように、大森がカナコと共同生活するようになった。二人での生活を通し、カナコは大森が自分に辛く当たるのは、竹原に思いを寄せているためであることを知る。一方、それぞれにカナコを護衛しようと考えていた竹原と桜井もまた、カナコを巡って火花を散らしていた。そんな中、カナコはスーパーで買い物中に問題の殺し屋と再会。殺し屋は、すでに「K」がカナコ自身であることを把握していた。銃を突き付けられ、自ら見張りの桜井と竹原を巻いて店を出るよう求められて窮地に陥ったカナコは、自分が変われたのは「健康青汁」のおかげだと突拍子もないことを告げ、無理やり相手のスキを作って反撃する。

隣人

西野カナコは殺し屋を返り討ちにしたつもりだったが、相手は服の下に防弾チョッキを着込んでおり、結局殺せないまま逃走を許してしまう。この殺し屋騒動を経て、カナコは家を引っ越すことになった。そこでカナコは、隣人の穏やかなイケメン、細美タケシと知り合う。夜道で不審者に絡まれているところを助けてもらったり、何かと街中で偶然出会ったりと、交流を重ねるうちに、カナコはタケシに惹かれていく。一方のタケシも、カナコに対する好意を隠そうともしなかった。間もなく二人は交際を開始。それに伴いカナコは、竹原カズオに明確に交際を断る連絡を入れるのだった。こうして幸せな日々を過ごすカナコは、社長や友人の吉岡キヨミにもう少し落ち着くようやんわり諭されながらも、殺し屋会社から寿退社することまで考えるようになる。そんな中、カナコはついに初めてタケシの部屋にお泊りする日を迎える。だが、彼がシャワーを浴びているあいだ、ついつい家探ししてしまったカナコは、そこで大量の「健康青汁」に加え、エアコンの中に隠された拳銃、壁時計の中に隠された、自分がスマホに連絡先を登録している人たちの写真を見つける。ここに至り、カナコはタケシが、かつて「K」の正体を探るために自分の前に現れた殺し屋であることに気づくのだった。そんなカナコに対しシャワーから出てきたタケシは、自分の生い立ちとカナコに惹かれた理由を語る。そして「K」が死んだように偽装し、自分と結婚してカナコには殺し屋を辞めて欲しいと願い出たうえで、それが叶わなかれば自分たちは再び敵同士になると告げるのだった。だが考え抜いた結果、カナコは唯一自分が自分らしくいられる殺し屋の仕事を、辞めることはできなかった。後日、カナコは改めてタケシの部屋を訪れ、殺し屋は辞めないが時間をかけて解決策を探りたいと告げる。するとその瞬間、タケシはためらいなくカナコに向けて銃の引き金を引く。

登場人物・キャラクター

西野 カナコ (にしの かなこ)

社長が営む殺し屋会社の社員の女性。淡い色の髪をショートボブにしている。非常に卑屈でネガティブな性格で、学生時代は引きこもっていた時期もあり、人生を孤独に過ごしてきた。もともとはブラック企業の広告代理店に勤めるOLだったが、ある日上司のパワハラに耐え兼ねて退職。その後、募集を出していた社長の会社に入社し、殺し屋となった。かつて引きこもっていた頃にネットゲームで銃撃テクニックを、ブラック企業で終電過ぎまで働かされ毎晩走って帰っていたことから体力を、人に笑われるのが怖くて目立たないように生きてきたことから気配の消し方を、それぞれ達人レベルで身につけている。これにより、西野カナコ本人はまったく自覚していなかったが、一般人の目には触れないはずの社長の会社の求人を見つけたり、初めて撃ったスナイパーライフルでターゲットを一発で仕留めたり、満員電車の中で人を殺しても完全に気配を消して周囲にまるで気づかれなかったりと、殺し屋としての並外れた才能を誇り、社長には「殺しの天才」と高く評価されている。殺しのターゲットに不条理な目に遭わされている人がいると、過去の自分を見るようで我慢ができず、その人を守るために段取りを踏まずに衝動的に加害者を殺してしまう癖がある。ただし、公衆の面前で相手を銃殺や毒殺してしまった場合でも、持ち前の特性により犯人と発覚することはなく、その殺しの腕前から、名前も年齢も不明な凄腕の謎の殺し屋「K」として、その名が裏社会で一人歩きするようになっていく。ちなみにこの「K」という名は、一般には「Killer(殺し屋)」からきていると思われているが、言うまでもなく「Kanako(カナコ)」の頭文字によるものである。一方でふだんのオドオドした立ち居振る舞いから、その正体を知らない者には、裏社会の人間であると見抜かれることはほとんどない。「おいおいおいおいオオイヌワシ」「確かに確かにタカアシガニ」など、動物関連のダジャレが口癖で、ストレスがたまるとカラオケで大声出して発散するのが好き。またブラック企業を辞めてから、ちゃんと休めるようになった日曜の朝に特撮番組「必殺戦隊トドメンジャー」を見ることが趣味となった。

社長

西野カナコが在籍する殺し屋会社の社長を務める男性。黒髪のショートヘアで無精ひげを生やして目つきが鋭い。冷静で合理的な考え方の持ち主だが、新人のカナコを気にかけ無理をしないよう諭したりと、非常に優しい性格をしている。カナコが殺しの天才であることを誰よりも先駆けて見抜いたものの、同時に弱い者が虐げられるのをどうしても見過ごせない彼女のことを「バカ」とも評している。殺し屋である以上、感情を殺すようカナコにはつねづね言い聞かせていたが、彼女が正体不明の凄腕の殺し屋「K」として名を上げていくにつれ、ついには彼女を守り切る覚悟を決めて、カナコに思うように殺しをさせ、「伝説」になるよう命じる。実は既婚者で、家族ができたことをきっかけに会社の体制を変革し、初任給60万円で勤務時間は10時から19時で土日は休み、福利厚生も完備と、すさまじいホワイト企業化したという経緯がある。ちなみにその時に大幅に人が抜けており、カナコが雇われたのも、これが直接的な原因である。

桜井 (さくらい)

西野カナコと同じ殺し屋会社に在籍する青年。少し長めの黒髪を無造作に跳ねさせ、目つきが悪く不愛想で非常にとっつきにくい印象を与える。何かにつけて「殺すぞ」というのが口癖。カナコの先輩にあたり、当初はカナコと組んでいっしょに仕事をしながら指導していた。ふつうのOL上がりのカナコに何かと厳しい言葉をかけていたが、その言動とは裏腹に実は優しく、これらはカナコが殺し屋の仕事でメンタルをやられないよう、心配してのことであった。カナコと行動を共にするうちに、気配を消せば満員電車の中でも誰にも気づかれなかったり、ノールックでターゲットを的確に射殺したりと、彼女が殺し屋としての類まれなる才能を持つことに気づいてからは、カナコのことを一人前の殺し屋として高く評価するようになる。実は幼い頃から社長に殺し屋としてのイロハを叩きこまれており、彼に感謝していると同時に忠誠心も強い。桜井本人は認めていないが、カナコのことを憎からず思っている。

吉岡 キヨミ (よしおか きよみ)

西野カナコと中学生の頃にクラスメートだった女性。黒髪ロングヘアの明るく清楚(せいそ)な美人で、現在は中学校の教師として働いている。中学時代は生徒会長を務めていた才媛で、カナコとは席もとなりで親しく、吉岡キヨミが生徒会長に立候補した際に、カナコがポスターの絵を描いてくれたことを今でも覚えて感謝している。一方で自分に自信のないカナコは、キヨミとの差に気後れして、彼女のことを「友達」と呼ぶことすら躊躇(ちゅうちょ)していた。ある夜、カナコと中学卒業以来久しぶりに再会し、共に食事をしながら旧交を温めることとなる。この時、不器用ながら何事に対しても真摯に努力するカナコの姿が自らの励みになっていたことを告げ、カナコがこんな自分でも誰かの役に立つのだと、自信を持つ大きなきっかけを作った。これ以降、SNSで連絡を取り合ったり、時にはいっしょに遊びに行ったりと、改めてカナコとの交流を復活させる。卑屈が過ぎるカナコとは性格こそ異なるものの、価値観や思考は近く、カナコと非常に気が合う。なお、カナコが殺し屋を生業にしていることは知らない。

竹原 カズオ (たけはら かずお)

京浜署の男性刑事。大森とパートナーを組んでいる。丸刈りで、押しの強い暑苦しい性格をしており、竹原カズオ本人はフランクにしているつもりだが、人に圧迫感を与えがち。電車で痴漢を捕まえた際には、女性を性的な目で見る前に人として見るように諭すなど、誠実で男気あふれる人物。西野カナコの上司だった男性がビルから転落死した事故を他殺と疑い、彼とかかわりがあったことを理由に事情聴取したことでカナコと知り合う。この事故に加え、満員電車内で人が殺された事件など、カナコが手掛けた殺しをいずれも同一犯の仕業だと見抜いており、犯人が女性で殺しのプロであると断定したりと、類まれなる推理力の持ち主。事情聴取をした際にカナコに一目惚れし、何かと彼女とかかわりを持つようになる。一方で、大森に思いを寄せられていることにいっさい気づいていなかったりと、自分のこととなると鈍感。なお、カナコに思いを寄せるあまり、社長や桜井に対して含みのある物言いが多く、何かをつかんでいるのではないかと強く警戒されていたが、恋で盲目になっているせいか、誰よりも事件の真相近くにせまりながらも、竹原自身はカナコが殺し屋であるとは露ほども疑っていない。

大森 (おおもり)

京浜署の女性刑事。竹原カズオとパートナーを組んでいる。茶髪のロングヘアで、凛(りん)とした雰囲気を漂わせている。西野カナコの上司だった男性がビルから転落死した事故を他殺だと主張する竹原に呆(あき)れながらも彼の調査に付き合い、被害者男性とかかわりがあったとして事情聴取したことでカナコと知り合う。この事情聴取を通してカナコを「シロ」と断定したが、その後もカナコが事件現場にいたり、銃を持った強盗に襲われたりといった事態を経て、彼女に不信感を強めていく。単純ながらも誠実で男気あふれる竹原のことを憎からず思っており、カナコへの不信感が刑事としての嗅覚からくるものなのか、それとも竹原に思いを寄せられているカナコへの対抗心からくるものなのかは不明。

細美 タケシ (ほそみ たけし)

西野カナコが引っ越した先の隣室に住む青年。金髪ショートヘアで、気さくで優しそうな、どこか陰のある美形。お互いに引っ越してきたばかりということで意気投合し、夜道で変質者に絡まれているカナコを助けるなど交流を重ねるうちに親しくなり、カナコと交際するようになる。その正体は殺し屋で、依頼を受けて謎の殺し屋「K」の正体を探っていた。幼い頃から裏社会に身を置いており、「ふつうの幸せ」に人一倍強いあこがれを持っている。もともと、「K」を始末するという依頼を受けてカナコに接近したが、調査を進めるうちに凄腕の殺し屋でありながらも、ごくふつうの人間性を持つ彼女に強い興味を抱き、カナコといっしょになれば自分もふつうの幸せを手に入れられるのではないかと考えるようになった。

書誌情報

幸せカナコの殺し屋生活 7巻 星海社〈星海社COMICS〉

第1巻

(2019-05-12発行、 978-4065157107)

第2巻

(2019-10-26発行、 978-4065175347)

第3巻

(2020-04-13発行、 978-4065194119)

第4巻

(2020-10-12発行、 978-4065212868)

第7巻

(2023-03-08発行、 978-4065277607)

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