概要・あらすじ
浅葱優希也と桜みくは幼なじみである。小学6年生のある日、二人の間で突如として「愛してるゲーム」が始まった。それは、交互に「愛してる」と言い合い、照れたほうが負けという、他愛のないものだった。そしてそのゲームは、二人が高校生になった今も続いていた。しかも、なかなか決着がつかないので、ドキッとさせるためなら何をしても良いというルールに変更されていたのだ。絶対に負けを認めない優希也だったが、じつは本心は違っていた。中学2年生の頃から、急激に成長したみくを意識し始め、彼女のことが好きになっていたのだ。以来、みくの可愛(かわい)さに押され気味の優希也は、勝つために自分を磨き続けてきた。今の自分ではみくに不釣り合いである。みくが負けを認めるぐらいかっこいい男になり、「愛してるゲーム」に勝つことができたら、改めて彼女に告白しようと決意しているのだ。一方のみくも、本当はずっと前から優希也のことが好きだった。彼女が「愛してるゲーム」に勝ちたいのは、優希也に女の子として認めてもらいたいからなのだ。お互いに好きなのに、本心を打ち明けられない、意地っ張りな二人の「愛してるゲーム」は、なかなか終わらないのであった。
登場人物・キャラクター
浅葱 優希也 (あさぎ ゆきや)
高校1年生の男子。15歳で、桜みくの幼なじみでクラスメート。小学6年生のときから、「愛してる」と言い合い、照れたほうが負けという、通称「愛してるゲーム」をみくと行っている。中学時代までは陰キャだったが、ゲームに勝つためにメガネをコンタクトに変えたり、牛乳を飲んで背を伸ばしたりして男を磨き、かっこいい男に変身した。意地を張って認めないが、本当はみくのことが大好き。
桜 みく (さくら みく)
高校1年生の女子。15歳で、浅葱優希也の幼なじみでクラスメート。ツインテールのサラサラヘアーが特徴。小学6年生のときから、「愛してる」と言い合い、照れたほうが負けという、通称「愛してるゲーム」を優希也と行っている。あることがきっかけで、優希也のことがずっと好き。優希也に女の子として認めてもらい、本心から「可愛いいよ」と言ってもらうために「愛してるゲーム」に勝ちたいと考えている。
書誌情報
愛してるゲームを終わらせたい 6巻 小学館〈サンデーうぇぶりコミックス〉
第1巻
(2022-04-12発行、 978-4098510474)
第2巻
(2022-08-12発行、 978-4098512201)
第3巻
(2022-12-12発行、 978-4098515257)
第4巻
(2023-05-12発行、 978-4098520596)
第5巻
(2023-12-12発行、 978-4098530533)
第6巻
(2024-04-10発行、 978-4098532544)