愛人(あいするひと)

転んでもただでは起きない性格の女子大生が、入学式で一目惚れをした大学講師の青年に、ひたすら猛アタックを続ける。青年の弟も巻き込み、やがて奇妙な三角関係へと陥っていく3人を描いたラブ・コメディ。「プチコミック」2001年11月号から2003年6月号にかけて掲載された作品。

正式名称
愛人(あいするひと)
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
全4巻
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概要・あらすじ

大学の講師である鷹匠千冬をこよなく愛する木下咲子は、千冬に告白しては玉砕するという日々を過ごしていた。ある日、母親の恋人がトラブルを起こし、母親は夜逃げを余儀なくされてしまう。咲子も大学を退学して自活するよう母親から告げられるが、退学したら千冬に会えなくなってしまう。思い悩んだ末に、咲子は手っ取り早く学費を稼ぐため援助交際することを選択。

ところが、援助交際の相場を知らない咲子は50万円という破格の値段で自分を売り込み、見知らぬ男から失笑されてしまう。そんな時、偶然通りかかった軽薄そうな男が、咲子を50万円で買うと言い放つ。

登場人物・キャラクター

木下 咲子 (キノシタ サキコ)

私立九段大学に通う20歳の女子学生。大学の入学式で鷹匠千冬に一目惚れをしてしまい、既婚者と知りながらも千冬に猛アタックを続けている。千冬にはすでに1000回告白して1000回断られているが、それでも決してめげることはない。母子家庭で育ち、愛人体質の母親と2人で暮らしているが、自分の家庭環境については、まったく気にしていない。 しかし、母親の恋人が夜逃げをしたことから生活が危うくなり、学費を稼ぐために援助交際をしようと思い立つ。

鷹匠 千冬 (タカジョウ チフユ)

私立九段大学法学部の講師。28歳の男性で既婚者。鷹匠財閥の一族の出身で、冷静沈着で頭脳明晰、容姿端麗とすべてを兼ね備え、さらにどんな美人の誘いもきっぱりと断る硬派な男性。教え子の木下咲子に言い寄られてうんざりしていたが、生活苦に陥った咲子を見かねて、暫定的な資金援助を申し出る。

エリ (エリ)

木下咲子の友人で、同じ私立九段大学に通う2年生の女子。口が悪く、隠語もためらいなく発してしまう、デリカシーに欠ける大雑把な性格。状況を冷静に分析するのが得意で、倫理観がほぼないに等しい咲子をたしなめつつも、面白がっている。

鷹匠 夏生 (タカジョウ ナツオ)

鷹匠千冬の弟。私立九段大学に通う男子学生。兄の千冬と同様に端正な顔立ちをしており、今まで女性に困ったことは一度もない。援助交際をしようとしていた木下咲子を50万円で買い、不貞行為を働こうとしたが、未遂に終わる。その後も持ち前の軽薄なノリで咲子に近づき、少しずつ彼女に惹かれていく。

鈴木 (スズキ)

丸の内の企業に勤務する女性。鷹匠千冬と鷹匠夏生が住むマンションの201号室に住んでいる。OLの仕事のほかに、兄弟の同性愛マンガを描いている。千冬と夏生に出会うたびに、頭の中で淫らな妄想を繰り広げている。

ジャンヌ (ジャンヌ)

フランス人の女性スーパーモデル。ファッション誌「VOGUE」の表紙を飾ったことがある。鷹匠千冬の妻。5年前に千冬と結婚したが、ほとんど別居状態で生活している。もともと、利害関係の一致だけで結婚したところもあり、夫婦生活は最初から破綻していた。勝気な性格で、木下咲子のことを「ぶす猫」とバカにしている。

鷹匠 春彦 (タカジョウ ハルヒコ)

鷹匠一族の現当主で、鷹匠グループの総裁を務める36歳の男性。鷹匠千冬と鷹匠夏生の叔父。甥である千冬を愛するがゆえに独身を貫き、子供を持たない自分の後継ぎにしようと、千冬に英才教育を施している。

書誌情報

愛人(あいするひと) 全4巻 小学館〈フラワーコミックス〉 完結

第1巻

(2002年4月24日発行、 978-4091360274)

第2巻

(2002年9月26日発行、 978-4091360281)

第3巻

(2003年2月発行、 978-4091360298)

第4巻

(2003年7月26日発行、 978-4091360304)

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