概要・あらすじ
江戸っ子気質の新さんは、せっかちでおっちょこちょいな性格もあって、常日頃からハプニングに事欠かない。居酒屋や定食屋でマナーのなっていない人には、相手が誰であろうとビシッと言いたいことを言える新さんだが、女性はやや苦手。そんな新さんが、ある日バスで隣に座った美女に惚れてしまう。後日、街でその美女に再会した新さんは、彼女の悩み事を聞き、ある行動に出る。
登場人物・キャラクター
新さん (しんさん)
本名「呉竹新」。30代の独身男性で、都内のアパートで一人暮らし。インテリアのリフォーム会社で職人をしている。角刈り、ジーパン、白のTシャツに皮ジャンが基本ファッション。きっぷのいい江戸っ子気質で、ちゃらちゃらしたものや曲がったことが嫌い。思ったことはハッキリと口に出すが、女性は苦手。せっかちでおっちょこちょいな性格もあって、トラブルやハプニングにたびたび見舞われ、その話が面白いため居酒屋などでは人気者で、周囲の人々からも好かれている。
編集者 (へんしゅうしゃ)
新さんの知り合いの編集者。新さんのエピソードがあまりに面白いため、作家になることを勧める。
マキ
新さんが昔世話になっていた魚屋「魚政」の娘。当時は小学生だったが、大人になって再会した新さんをデートに誘う。
西村 陽子 (にしむら ようこ)
新さんがバスで出会い、惚れた女性。インターネットのホームページを作る仕事をする傍ら、マキのピアノの個人教師もしている。