新武者ガンダム 七人の超将軍

新武者ガンダム 七人の超将軍

戦国時代の日本を思わせる和風の世界観を舞台に、さまざまな鎧や刀を装備した「武者ガンダム」が活躍する、「SD戦国伝」シリーズの作品で、やまと虹一の『SD武者ガンダム風雲録』から十数年後の世界を舞台にした続編。前作の主人公である烈光頑駄無は新世大将軍として引き続き登場し、息子の武者飛駆鳥が新たな主人公となっている。「SD戦国伝」シリーズにおいては、「リアル武者」と呼ばれる、「機動戦士ガンダム」シリーズ本編に登場する人型兵器「モビルスーツ」に近い、八頭身サイズの武者ガンダムが初めて登場した作品でもある。このリアル武者は、続編にあたる「新武者ガンダム 超機動大将軍」を筆頭に、以降のシリーズ作品でも登場し、おなじみの要素として定着した。本作の主要な登場人物はTVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するモビルスーツをデザインモチーフとしているが、『機動武闘伝Gガンダム』や、過去の「SD戦国伝」シリーズに登場した歴代の大将軍をモチーフとしたキャラクターも存在する。

正式名称
新武者ガンダム 七人の超将軍
ふりがな
しんむしゃがんだむ しちにんのちょうしょうぐん
原作者
クラフト団
作者
ジャンル
和風ファンタジー
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概要・あらすじ

新世大将軍が闇帝王を打ち破り、世界に平和を取り戻した戦いから十数年。息子の武者飛駆鳥に手を焼かされながらも、天宮を平和に統治していた新世大将軍は、命の源とされる頑駄無結晶を破壊されて、その力を失ってしまう。それと時を同じくして、天の島と呼ばれる、宇宙に浮遊する巨大な物体が、天宮と隣り合う影舞乱夢・赤流火穏の2国へと落下。

同時に、魔殺駆率いる新生闇軍団が活動を開始したため、世界は混迷を極めていく。そんな中、強い正義感を持つ武者飛駆鳥は、力を失った新世大将軍に代わり、新生闇軍団と戦うことを決意。その動きを察知した新生闇軍団は遮光を差し向け、見せしめのため武者飛駆鳥の殺害を図るが、各地に砕け散った頑駄無結晶の破片である「閃光結晶」に選ばれた、荒鬼頑駄無雷鳴頑駄無天地頑駄無獣王頑駄無ら4人の超将軍の協力によって、武者飛駆鳥は窮地を脱することに成功する。

心強い仲間を得た武者飛駆鳥は、新生闇軍団に対応する力を得るため、かつて天宮を救ったとされる、伝説の巨大からくり武者と、残る3人の超将軍を探すべく旅立つのだった。

登場人物・キャラクター

武者飛駆鳥 (むしゃびくとりー)

新世大将軍の長男で、幼名は「武威ノ進」。優れた剣術の才能と強い正義感の持ち主で、頑駄無結晶を失った新世大将軍に代わり、新生闇軍団との戦いに赴く。幼い頃は、やみくもに自分の力を誇示しようとする精神的に未熟な一面があったが、黒幻将軍に扮した新世大将軍の一計により「真の強さ」の意味を知り、大きく成長を遂げる。 ただし実戦経験が少ないため、旅立って間もない頃は超将軍たちの足を引っ張ることもあった。のちに牙忍鉄斗羅から「天来変幻」の呪文を教えられ、秘められた才能が開花。「金色の羽衣装着形態」へと変身できるようになり、やがては飛駆鳥大将軍へと出世も遂げるなど、新生闇軍団と互角以上に戦える強さを身につけていく。

飛駆鳥大将軍 (びくとりーだいしょうぐん)

遮光の攻撃で致命傷を受けた武者飛駆鳥が、新世大将軍から受け継いだ軍配の力によって一命を取り留め、閃光結晶によるパワーアップを遂げた姿。新世大将軍が持っていた頑駄無結晶の力も受け継いでいる。落下を開始した天の島へと単身乗り込んだ際には、肉体を失ったため、物理的な攻撃が通用しない怨念となって現れた遮光の本体を、頑駄無結晶の力で見つけ出し、撃破することに成功している。 平和を取り戻した後は、大将軍として天宮を統治した。

舞威丸 (ぶいまる)

新世大将軍の次男で、武者飛駆鳥の弟。無鉄砲で喧嘩っ早い兄とは対象的に、思いやりがあり落ち着いた性格。黒幻将軍の正体が新世大将軍であることを瞬時に見抜くなど頭の回転が早く、勉強にも熱心。新生闇軍団による進攻が始まった際には異国に留学していたが、天宮の危機を知り、旅先で出会った爆竜頑駄無とともに帰国した。 地獄牙羅刹の法術により悪無覇域夢山の地の底へと落とされるが、探し求めていた伝説のからくり武者・機動武者 大鋼が目覚めたため命を救われる。その後はパートナーとして大鋼に乗り込み、幾度となく武者飛駆鳥たちの窮地を救った。続編にあたる『新武者ガンダム 超機動大将軍』では、主人公の「武者號斗丸」として登場している。

新世大将軍 (しんせいだいしょうぐん)

十数年前に起こった新生闇軍団との戦いで、闇帝王を倒して世界を救った英雄。現在は天宮を治める大将軍で、武者飛駆鳥と舞威丸の父親にあたる。厳しくも息子想いの父親であり、自らの力を過信していたずらに暴力を振るう武者飛駆鳥を心配し、黒幻将軍に変装して、武者飛駆鳥に命の危険を感じさせるまで追い詰めたこともあった。 命の源とされる頑駄無結晶を破壊されて重い病に伏してしまい、自身の不甲斐なさを悔いていた。新生闇軍団に対抗するため旅立とうとする武者飛駆鳥の決意を知り、天宮の命運を託す。

黒幻将軍 (こくげんしょうぐん)

「森の魔王」を自称する謎多き武者。破悪民我夢の町近くの森を根城とする。その正体は、精神的に未熟な武者飛駆鳥に真の強さの意味を理解させるために変装した新世大将軍である。近隣の住人からは盗賊として恐れられており、退治のためやって来た武者飛駆鳥と戦う。ほぼ妖術の域に達した気の力による攻撃で、終始武者飛駆鳥を圧倒するが、武者飛駆鳥のとっさの機転により敗れた。 その後、轟天頑駄無とともに駆けつけた舞威丸により正体を見抜かれる。

荒鬼頑駄無 (こうきがんだむ)

四代目大将軍の生まれ変わりとされる、超将軍の1人。於雄得山で村を荒らす悪党を退治していた鬼将軍として知られる。新生闇軍団の悪事を聞きつけ、山を降りて来たところ、遮光の襲撃を受けていた武者飛駆鳥と出会い、その窮地を救った。剣の達人でもあり、広い視野と正確な判断力を併せ持つ、超将軍のリーダー的な存在。 向こう見ずな武者飛駆鳥を補佐する副官的な役割もこなす。残る超将軍の捜索のため戦力を二手に分けた際にも、彼と行動をともにしている。普段は鬼をモチーフとした仮面とマントに身を包んでいるが、戦闘時には「鬼力全開 戦闘変化」により、武者然とした姿に変身する。

雷鳴頑駄無 (らいめいがんだむ)

二代目大将軍の生まれ変わりとされる、超将軍の1人。大砲の名手で、愛用の大砲「雷砲稲妻」を用いた遠距離攻撃を得意とする。結晶鳳凰に導かれ、獣王頑駄無、天地頑駄無とともに、遮光と交戦していた武者飛駆鳥と荒鬼頑駄無を救出。以後、彼らと行動をともにするようになる。常に冷静沈着、生真面目な性格で、楽天家である天地頑駄無の能天気な態度を窘(たしな)めることもある。

獣王頑駄無 (じゅうおうがんだむ)

初代大将軍の生まれ変わりとされる、超将軍の1人。博多弁のような口調が特徴で、自然と動物を愛する穏やかで大らかな性格の持ち主。その一方で生命の大切さを理解しない新生闇軍団に対しては激しい怒りを露わにする。結晶鳳凰に導かれ、雷鳴頑駄無、天地頑駄無とともに、遮光と交戦していた武者飛駆鳥と荒鬼頑駄無を救出。 以後、行動をともにするようになる。鎖鎌と斧を組み合わせた武器である「鎖凄勢刃」を用いた豪快な戦闘スタイルが特徴で、「四聖獣形態」と呼ばれる恐竜のような姿にとなってパワーアップする。

天地頑駄無 (てんちがんだむ)

三代目大将軍の生まれ変わりとされる、超将軍の1人。自由奔放かつ能天気な性格で、超将軍探しを旅として楽しんでいる節もある。刀を使うだけではなく、二挺拳銃のような武器である「タネガシマ怒羅轟」を用いた、圧倒的な火力が自慢。結晶鳳凰に導かれ、雷鳴頑駄無、獣王頑駄無とともに、遮光と交戦していた武者飛駆鳥と荒鬼頑駄無を救出。 以後、行動をともにするようになる。

コア兵衛 (こあべえ)

天地頑駄無の子分として行動をともにするサポートメカ。ある程度の意志を持っており、各地で情報収集を行い、武者飛駆鳥たちの旅をサポートする。残る超将軍を探すため、武者飛駆鳥と荒鬼頑駄無、天地頑駄無と雷鳴頑駄無、獣王頑駄無らが二手に分かれて行動していた際には、新たな超将軍である牙忍鉄斗羅と武者飛駆鳥たちが合流したことを天地頑駄無たちに伝えるなど、超将軍間の連絡係としても活躍する。

牙忍鉄斗羅 (がにんてとら)

5人目の超将軍で、新世大将軍に仕える密偵。もとは新生闇軍団の一員だったが、新世大将軍と出会って自身の愚かさに気づき、組織を離反。以降は、新生闇軍団へのスパイとして潜入活動を行っており、捉えられた武者飛駆鳥たちを救出した。新世大将軍からの信頼は厚く、密かに託されていた「天来変幻」の呪文を武者飛駆鳥に伝え、その隠された才能を引き出すという役目も果たす。 遮光の結界に囚われた超将軍たちを救い出すために自爆同然の特攻を行い、命を落としたと思われたが、結晶鳳凰の力により、「鉄斗羅頑駄無」となって復活を遂げる。

爆流頑駄無 (ばくりゅうがんだむ)

6人目の超将軍で、独特の関西弁のような口調でしゃべる武者ガンダム。からくりの扱いを得意とし、刀だけではなく、鎧の左腕部に取り付けられたドリルを用いて多彩な攻撃を行う。異国の出身で、同じ超将軍である千力頑駄無とは親友同士の間柄。留学中の舞威丸とともに、新生闇軍団に洗脳された千力を助けるため天宮を訪れ、武者飛駆鳥たちと合流した。 武者でありながら学問にも長けているため、舞威丸とは特別気が合うようで、のちに弟子として迎え入れている。

千力頑駄無 (せんりきがんだむ)

千生大将軍の生まれ変わりとされる、7人目の超将軍。新生闇軍団に捕らえられた際に取り付けられた仮面による洗脳を受けており、当初は「魔将軍千力」を名乗り、超将軍たちの前に立ちふさがった。親友である爆流頑駄無と、舞威丸により仮面が破壊されて正気に戻り、愛馬「烈堂馬虎」と合体して千力頑駄無としての姿と力を取り戻す。

機動武者 大鋼 (きどうむしゃ だいはがね)

巨大なからくり武者。かつて天の島の落下を食い止めたとされる。天宮には、世界が危機に瀕した際に、再び巨大なからくり武者が現れるという伝承が残されており、それを頼りに武者飛駆鳥は旅立つことになる。悪無覇域夢山に眠っていたところを、超将軍たちの閃光結晶に呼応する形で覚醒。同時に、悪無覇域夢山の底へ落下していた舞威丸を助け出し、その後はパートナーとして共に戦うようになった。 超将軍たちを圧倒していた呪導武者をあっという間に全滅させ、闇魔神の力を得て巨大化した魔殺駆とも互角に渡り合うなど、その戦闘力は高い。当初は他の武者ガンダムたちと同様の二頭身の姿である「剛鋼形態」で眠りについていたが、戦闘時には八頭身の「完全形態」へと変形する。

魔殺駆 (まざく)

新生闇軍団の頭領。かつて新世大将軍との戦いで死んだとされていたが、天の島が影舞乱夢・赤流火穏の2国に落下したのと同時期に復活を果たし、天宮に対し宣戦を布告。見せしめとして新世大将軍の息子である武者飛駆鳥の殺害を遮光に命じていた。機動武者 大鋼の復活と共に、形勢の不利を悟った遮光の裏切りにより、闇魔神復活のための媒体として利用されそうになる。 しかし、その策を逆手に取って闇魔神の力を取り込み、「覇道武者 魔殺駆」として巨大化。大鋼と激闘を繰り広げる。

遮光 (しゃっこう)

新生闇軍団の一員。魔殺駆の腹心として呪導武者を率い、幾度となく武者飛駆鳥たちの命を付け狙う。だがその真意は魔殺駆の力を吸収し、自身が「闇魔神」となって強大な力を手に入れることにあり、虎視眈々と裏切りの機会を狙っていた。魔殺駆の抵抗により策が失敗した後も、魔殺駆を囮として使い、超将軍らを亡き者にして天下を取ろうと試みる。 しかし、パワーアップした飛駆鳥大将軍の前に敗れ去る。勝つためには手段を選ばず、天の島の落下を脅しとして使い、天宮の国そのものを人質として用いたこともあった。当初はただの呪術師であったが、「強化遮光」、「吏偶遮光」と、物語が進むに連れパワーアップを遂げていった。

轟天頑駄無 (ごうてんがんだむ)

武者飛駆鳥の祖父。幼い頃の武者飛駆鳥に無理矢理剣術の稽古の相手にされるなど、よく手を焼かされていた。身体の老いには勝てず、現在は戦場に立つことはないが、かつては武者としても名のしれた実力者だった。天宮では新世大将軍の補佐を行う摂政的な立場にあり、頑駄無結晶を失って弱気となっていた新世大将軍を叱責した。

結晶鳳凰 (くりすたるふぇにっくす)

SD戦国伝シリーズを通して登場する、神に近い力を持つとされる存在。本作では胸に頑駄無結晶を宿した、鳳凰のような姿で登場する。最初は雷鳴頑駄無、獣王頑駄無、天地頑駄無の3人を導くために姿を現し、残る3人の超将軍の存在を武者飛駆鳥たちに教えた。その後も自爆により命を落とした牙忍鉄斗羅を「鉄斗羅頑駄無」として蘇らせるなど、奇跡の力で武者飛駆鳥たちを手助けした。

地獄牙羅刹 (べるがぎろす)

悪無覇域夢山で武者飛駆鳥たちを待ち受けていた新生闇軍団の幹部。地獄牙夜叉の兄で、妖術を得意とする。役立たずは味方であっても死んで当然という考えをもつ冷酷な性格で、苦戦する弟の夜叉を、舞威丸ごと妖術に巻き込み殺害した。弟すら使い捨ての駒として切り捨てる卑劣な戦いは、武者飛駆鳥の逆鱗に触れることになり、金色の羽衣をまとった必殺技「黄金翼天翔弾」により倒される。

地獄牙夜叉 (べるがだらす)

悪無覇域夢山で武者飛駆鳥たちを待ち受けていた新生闇軍団の幹部。地獄牙羅刹の弟で、剣術を得意とする。その実力は武者飛駆鳥を圧倒し、あと一歩の所にまで追い詰めるほどだが、加勢に入った舞威丸の妨害に苦戦。業を煮やした羅刹が使った妖術に舞威丸ごと巻き込まれてしまい、悪無覇域夢山の底へと落下して死亡する。

集団・組織

新生闇軍団 (しんせいやみぐんだん)

魔殺駆を首領とする悪の組織。新世大将軍の活躍によって、一度は壊滅したと思われていたが、魔殺駆の復活とともに活動を再開。機動武者 大鋼を探す武者飛駆鳥や超将軍たちの旅を妨害し、幾度となく激突した。遮光率いる呪導武者部隊の他、「大蛇飛駆塞虫」や「黄虎璽」といった、かつて天宮の国を救った武者ガンダムたちによって倒された者が蘇生され、軍団の一員となっている。

場所

天宮 (あーく)

新世大将軍が治める武者ガンダムたちを中心とした国。首都は大将軍の居城である烈帝城が存在する破悪民我夢。周囲を海に囲まれた島国で、国土の形状や文化など過去の日本に酷似した点が多い。新世大将軍が新生闇軍団を撃退した後は、それまでの戦いが噓だと感じられるほどの平和な時代が訪れていた。新世大将軍の頑駄無結晶が破壊され、魔殺駆が復活を遂げてからは、再び戦乱に包まれることになる。 「SD戦国伝」シリーズを通じて、ほぼすべての作品の主な舞台となっている。

その他キーワード

天の島 (てんのしま)

宇宙空間に点在する巨大な浮遊物体。「機動戦士ガンダム」シリーズに登場するスペースコロニーに酷似した外見をしている。新生闇軍団は、影舞乱夢・赤流火穏へ天の島を落下させることにより、世界に混乱をもたらすきっかけとなった。古代文明の遺跡や、かつて神々が住んでいた場所であるなど、その正体にはさまざまな説が存在している。 内部には生存者はおらず荒れ果てており、朽ち果てた建物や、武者ガンダムたちの世界の文明水準を大きく上回る高度な機械類が残され、そのまま放置されている。

頑駄無結晶 (がんだむくりすたる)

膨大な力を秘めた結晶体。武者ガンダムの命の源とされる。新世大将軍の鎧には心凰・技凰・体凰の3つの頑駄無結晶が装着されていたが、額の心凰が破壊されたため、技凰・体凰もともに砕け散ってしまう。散り散りとなった7つの欠片は、「閃光結晶」へと姿を変え、選ばれた7人の超将軍のもとに降り注いだ。飛駆鳥大将軍の額にも、すべての閃光結晶の力を受け継いだ頑駄無結晶が装着されている。

超将軍 (ちょうしょうぐん)

閃光結晶となって7つに別れた頑駄無結晶により選ばれた武者ガンダム。荒鬼頑駄無、雷鳴頑駄無、獣王頑駄無、天地頑駄無、牙忍鉄斗羅、爆流頑駄無、千力頑駄無の7人を指す。誰もが実践経験豊富な一騎当千の実力の持ち主であり、武者飛駆鳥の心強い仲間となる。また超将軍と閃光結晶がすべてそろうことが、機動武者 大鋼が目覚める条件にもなっていた。

呪導武者 (じゅどうむしゃ)

新生闇軍団の巨大なからくり兵器。主に遮光が運用する。かつて武者ガンダムたちによって倒された黒魔神闇皇帝に酷似した外見をしているが、下半身はキャタピラとなっている。新生闇軍団の主力兵器として多数量産され、天宮の町や城を次々と焼き払った。その戦闘力は圧倒的で、武者飛駆鳥や超将軍たちが束になっても歯が立たないほど。 悪無覇域夢山の戦いでは、多数の呪導武者が投入されて武者飛駆鳥たちを苦しめたが、完全形態となった機動武者 大鋼の前に敗れ去る。

クレジット

原作

クラフト団

原案

大河原 邦夫

キャラクター原案

横井 考二

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