神様はじめました

桃園奈々生は普通の女子高生。ある日、父親の借金が原因で路頭に迷うことになる。偶然出会ったミカゲに神社に住むように勧められるが、重大な仕事も押しつけられることになる。鈴木ジュリエッタの代表作。

正式名称
神様はじめました
作者
ジャンル
恋愛
 
和風ファンタジー
レーベル
花とゆめCOMICS(白泉社)
巻数
全25巻
関連商品
Amazon 楽天

あらすじ

第1巻

高校生の桃園奈々生は、ギャンブル好きの父親と二人暮らしをしていたが、ある日、父親が家出をしてしまう。家を差し押さえられた奈々生は居場所を失くし、途方に暮れるが、ミカゲという怪しい男に声を掛けられ、彼の家を譲られる事になる。奈々生がミカゲに言われた通りの住所に行くと、そこは廃神社で、ミカゲに仕えていた狐の妖怪にして神使の巴衛が待ち構えていた。20年前に突然姿を消したミカゲと廃神社に深い愛着を持っていた巴衛は、人間の娘である奈々生に仕える事を嫌がったが、ひたむきに土地神の仕事を覚えようとする奈々生に感心し、奈々生を神使として支えていく事を決意する。新たな土地神として就任した奈々生のもとに、多々良沼を治める多々良沼皇女がやって来た。10年前に出会った人間の少年・裏嶋小太郎の事が忘れられないという沼皇女の恋を応援する事にした奈々生は、巴衛の変化の術で人間の少女の姿になった沼皇女と小太郎を見事引き合わせる事に成功し、土地神としての確かな一歩を踏み出したのだった。

第2巻

桃園奈々生のクラスに、カリスマ的アイドルの鞍馬が転校して来た。唯我独尊の態度で奈々生に近づく鞍馬が鞍馬山の天狗で、奈々生の土地神の印を奪おうとしている事に気づいた巴衛は、さっそく変化の術で鞍馬を屈服させ、奈々生を守る事に成功。だが安堵する間もなく、今度はミカゲ神社の主の座を狙う雷神・鳴神姫がやって来て、強制的に奈々生の額の印を奪い去ってしまう。奈々生を守ろうとした巴衛は、打ち出の小槌で子供の姿にされてしまい、元の姿に戻してほしければ自身の神使になるようにと言い捨てて、鳴神姫は去って行った。行き場をなくした巴衛と奈々生は、事情に通じている鞍馬の家に居候するが、子供の姿になった巴衛は、奈々生を守れない自分に歯がゆさを感じ、自ら鳴神姫のもとに出向く事を決める。かくして一時離れ離れになった奈々生と巴衛だが、神使の扱いが恐ろしく雑だという黒い噂を持つ鳴神姫から巴衛を守るためにミカゲ神社に赴いた奈々生が、見事巴衛との絆を見せつけた事から、鳴神姫はミカゲ神社を手中に収める事をあきらめ、去っていく。

第3巻

鳴神姫との一件以来、桃園奈々生は巴衛の事を神使以上の存在として意識するようになった。人間と妖の恋は禁忌だが、人間の裏嶋小太郎との恋を成就させようと奮闘している多々良沼皇女に励まされ、奈々生は巴衛への思いに正面から向き合う事を決めた。そんなある日、いじめられていた白蛇を助けた奈々生は、実はヨノモリ神社の神使だった白蛇・瑞希に見初められ、誘拐されてしまう。ダム建設のためにヨノモリ神社が水没し、人々に求められなくなったために消滅したヨノモリの代わりにそばにいてほしいと乞われ、困惑する奈々生だが、巴衛が助けに来てくれて事なきを得る。主を亡くしても、主を思い続け、永遠に近い時間を寂しく過ごす瑞希を陰ながら支えていく事を決めた奈々生だが、巴衛は、人神というか弱い身でさまざまなトラブルに見舞われる奈々生が心配でならない。ついに巴衛は、学生に扮して奈々生とつねに行動を共にする事を決意。奈々生と共に登校した巴衛は、校内でどんどん濃くなっていく瘴気に、胸騒ぎを覚えるのだった。

第4巻

すっかり学校に馴染んだ巴衛は、容姿の良さから校内でも目立つ存在となった。女子にモテる巴衛を見ているうちに、巴衛の気持ちが知りたくなった桃園奈々生は、放課後、巴衛をデートに誘う。思い切って巴衛に告白した奈々生だが、神と神使としての主従関係を恋愛感情と混同しているだけだと、巴衛は取り合ってくれない。巴衛に振られて落ち込む奈々生は、気分転換で遊びに行った海で龍王・宿儺に巴衛をさらわれてしまう。宿儺に、昔巴衛が宿儺から奪った右目を取り戻したら巴衛を解放すると言われた奈々生は、瑞希の協力を得て、巴衛が宿儺から右目を奪った直後の過去に行き、自身の中に宿儺の右目がある事を知る。途中、奈々生の体内から宿儺の右目を取り出してくれた妖怪・磯姫に宿儺の右目を持ち逃げされそうになるハプニングに見舞われるが、奈々生の巴衛を思う気持ちに感動した瑞希が、奈々生の神使となり、尽力して磯姫の暴動を抑えてくれた事で、宿儺の右目は無事、宿儺のもとに戻った。巴衛を取り戻した奈々生は、求めるばかりでなく、巴衛を思うだけで幸せな現状を大事にしようと思いながら、家路につく。

第5巻

宿儺に捕らわれているうちに瑞希桃園奈々生の神使になってしまい、不満を抱える巴衛は瑞希に冷たく当たる。だが、瑞希と話をするうち、ヨノモリを失ったあと孤独に過ごして来た瑞希の心中が、自身がミカゲを失くしたあとのそれと同じものだと気づき、巴衛は瑞希と共に、なかよくミカゲ神社を盛り立てていく事を決意するのだった。廃神社の噂がたつミカゲ神社に何とか人を呼び込もうと苦慮した結果、奈々生は夏祭りを開催する事にした。多々良沼皇女や宿儺、鞍馬の手を借りて出店の準備や境内の掃除をつつがなくこなした奈々生は、ミカゲ神社の土地神として、神楽を舞う大役を引き受ける事になり、武者震いする。祭り当日、地域の人のみならず、活力を得たい妖怪達が続々と挨拶に来て、奈々生はしり込みしてしまう。一介の女子高生ではなく、土地神として毅然と振る舞うよう巴衛に叱咤激励された奈々生は、日々、ミカゲ神社をきれいに保ってくれる巴衛に感謝を込めて、舞いを踊る。遠くで見守るミカゲの気配を感じながら、奈々生は見事、土地神として立派に神楽を舞い終えるのだった。

第6巻

夏祭りで見事、土地神として神楽を舞いきった桃園奈々生の前に風神・乙比古が現れる。10月に出雲で開催される全国の神々が集まる会議・神議りへの出席を打診する乙比古に、出席すればミカゲの居場所を知る神がいるかもしれないと考えた奈々生は出席を快諾する。だが、奈々生は出雲に行くのに神格が足りていないとして、式神の卵を孵化させる試練を課される事になった。トラブルで、もらった初日で卵は割れてしまい、慟哭する奈々生だが、生まれた式神は奈々生の素直でひたむきな気を一身に宿し、退魔結界を張る優秀な式神・護へと成長した。乙比古が奈々生を追い詰めるために用意した好敵手で、現人神と呼ばれる霊能者・柊香夜子が、奈々生を越える式神を育てようと邪悪な気を暴走させ、宇治上高校に瘴気がはびこり、奈々生と巴衛は危険な目に遭うが、護のおかげで見事、瘴気を浄化させる事に成功。立派な式神を育て上げた奈々生は、無事神議りへ出席できる事となった。

第7巻

神議りに出席するにあたり、連れて行く神使を選定しなければならなくなった桃園奈々生は、苦慮の末、巴衛ではなく瑞希を従者に選んだ。理由は、野狐から神使になった異色の巴衛が、神々にいじめられるのを見たくなかったからだった。しかし、そんな奈々生の心中など知らず、7日間一人でミカゲ神社で留守番させられる事になった巴衛は非常に機嫌が悪く、鬼切虎徹はおびえ、奈々生の帰還を一心に待ち望むのだった。神議りの会場である出雲大社にたどり着いた奈々生は、着いて早々、神議りの主祭主である大国主神に、人神ならではの頼み事をされる。毎年、神議り開催中の7日間、黄泉国の入り口である黄泉比良坂が門番不在で守りが薄くなるが、今年は例年と違い、相当な手練れの妖怪に襲われ、門を破壊されてしまったというのだ。黄泉国に赴き、事態の収拾に務めてほしいと言われた奈々生は、さっそく黄泉国に向かうが、ちょうどその場に居合わせた毛利霧仁と共に、黄泉国深くまで落ちてしまう。霧仁は生身の人間の姿をしているが、かつて巴衛とつるんで数々の悪行を犯して来た妖怪・悪羅王その者だった。

第8巻

黄泉国に迷い込んだ桃園奈々生と毛利霧仁は、黄泉国の主・黄泉津大神のもとへたどり着いた。奈々生にもとの世界へ戻るように言う黄泉津大神は、霧仁を捕らえて笑う。悪羅王の意識が入っているが、霧仁の肉体はすでに死んでいる。霧仁の肉体は黄泉国に在るべきだと主張する黄泉津大神と対峙した奈々生は、なんとか霧仁を助け出し、現実世界に戻ろうとするが、黄泉津大神の神使・緋王に追われる事になってしまう。白札を使い、突破口を見つけようとする奈々生だが、緋王による炎の攻撃で絶体絶命の状況に陥る。その時、奈々生が黄泉国に迷い込んだという噂を聞いた巴衛が助けに現れ、凄まじい攻撃力で緋王を退け、奈々生と霧仁を無事に現実世界に連れ戻してくれた。現実世界に戻った巴衛は、黄泉国に入るために自ら奈々生との神使の契約を解き、妖怪となったが、妖怪に戻っても奈々生を大事に思う気持ちが消えずに戸惑う。自身が奈々生を異性として大事に思っている事を自覚した巴衛は、奈々生と神使になる再契約を結ぶものの、どのように奈々生に接すればいいのかわからず、困惑するのだった。

第9巻

桃園奈々生を女性として意識し始めた巴衛は、これまで以上に奈々生への庇護愛が強くなっていく。そんな巴衛の様子を見て、奈々生は、もしかしたら巴衛の気持ちが自分に向いているのではないかと期待し始めるのだった。そんなある日、奈々生は鞍馬山から下りて来た天狗の子供・牡丹丸と出会う。鞍馬山の現頭領・僧正坊が体調を崩していると話す牡丹丸は、後継者問題で揉めている鞍馬山に、僧正坊の長男である鞍馬に戻って来てほしいと考えていた。牡丹丸と鞍馬を引き合わせた奈々生は、鞍馬を援護すべく、巴衛と共に鞍馬山に乗り込む。鞍馬山では、鞍馬が山を下りる前に世話になっていた翠郎が出迎えてくれるが、彼が言うには、僧正坊のあとを継ぐ予定となっている天狗の二郎は、非常に粗暴で鞍馬山頭領の器ではないとの事。二郎ではなく、鞍馬に次期頭領を務めてほしいと願う声を多く聞き、弱る鞍馬だが、ひとまず目下の目標は僧正坊の回復。奈々生が出雲の神議りで麻毛理神にもらった万能薬・桃丹を二郎の目を盗んで僧正坊に届ける事になり、奈々生達は、どのように行動するか作戦を練り始める。

第10巻

桃園奈々生の妙案で、鞍馬は神使の巴衛を連れて、ミカゲ神社の土地神として二郎に謁見を求めた。鞍馬と巴衛が二郎の気を引いているうちに、奈々生と牡丹丸は、僧正坊の居場所を捜索。鞍馬山の道場を隅々まで探して見つけ出した僧正坊は、なんと病ではなく、魂を抜かれていた。動揺する奈々生の前に現れた夜鳥という妖怪は、悪羅王に取り入るために鞍馬山を乗っ取り、天狗達を従属させる野望を持っており、そのために僧正坊を行動不能にしたのだと言う。夜鳥の陰謀を知った奈々生は、護の退魔結界で夜鳥を追い払うと、白札を駆使し、僧正坊の魂の在処を探し回る。やっと見つけた僧正坊の魂は、17年前に鞍馬をかばい、兄貴分の天狗・翠郎が翼を駄目にした雷獣の穴の中にあった。みんなが二の足を踏むその場所に、僧正坊にあこがれてやまなかった頃の気持ちを思い出した二郎が飛び込み、見事夜鳥が雷獣に飲み込ませていた僧正坊の魂を取り戻す事に成功。僧正坊は回復し、鞍馬山は平和を取り戻した。奈々生、巴衛、鞍馬は安心して鞍馬山をあとにするのだった。

第11巻

年の瀬となり、桃園奈々生は、巴衛瑞希と共に、年神に来年の札をもらいに年神社を訪れる事になった。十二支を司る神が毎年交代で札を配る年神社にたどり着くために、この12年を振り返る鳥居をくぐった奈々生は、幼い頃に記憶と体が戻り、異次元で迷子になってしまう。奈々生を救いに奈々生の意識の中に入り込んだ巴衛は、自分の知らない子供時代の奈々生に興味津々。ギャンブル好きな父親の借金の事で、日々頭を下げる母親は病で長く持たないとわかり、奈々生の不憫な過去に胸を痛めた巴衛は、幼い奈々生を悪夢から連れ出そうと奮闘する。さらに、現実とは違う幼い奈々生を前にして、巴衛は素直に自分の奈々生への気持ちを口にする事ができた。やがて、無事に現実世界に戻って来た奈々生は、巴衛と共に今年の年神・辰年神に対面し、来年の札を発行してもらう事が叶う。かくして、土地神となって初めてミカゲ神社で過ごした奈々生の1年は、巴衛との仲を少し深めて幕を下ろす事となったのだった。

第12巻

多々良沼皇女裏嶋小太郎が交際を初めて1年が経った。小太郎と順調に恋を育む沼皇女は、ある日、桃園奈々生にミカゲ神社で神前形式の結婚式を行いたいと話す。二人の仲を応援する奈々生は手放しで喜ぶが、妖怪と人間の婚姻など成就するはずがないと、巴衛は渋い顔をする。あたり一帯の沼を支配する沼皇女の身分を考えると、人間との恋路など許されるものではないと言うのだ。ちょうどその頃、犬鳴沼の主・竜鯉錦が奈々生のもとを訪れ、いずれ政略結婚する予定の沼皇女との結婚式で仲人をしてほしいと依頼して来た。沼皇女と小太郎の仲を応援する奈々生は、錦を追い返そうとするが、社ごと犬鳴沼に連れていかれてしまう。犬鳴沼に軟禁された奈々生は、錦の浮世離れぶりに辟易する。生まれた時から小さな領土しか持たない犬鳴沼を救う使命を負わされた錦を不憫に思った奈々生は、沼の底で箱入り息子として育った錦を人間世界へ連れ出し、そこで誰かを思いやる温かい心を学ばせる事に成功。少し丸くなった錦に満足する奈々生だが、その頃、犬鳴沼には奈々生救出のため巴衛、瑞希、沼皇女が乗り込んで来ていた。

第13巻

桃園奈々生に多々良沼皇女の話を聞かされた竜鯉錦は、人間に恋する沼皇女にとても興味を持った。それまで、政略結婚のために言葉を交わさずに婚姻を成す事に疑問を持たなかった錦にとって、沼皇女と直接かかわりたいと思う事は大きな前進だった。やがて沼皇女が犬鳴沼に来ているとの報告を受けて帰還した錦は、対面した沼皇女の芯の強さに惹かれる。初めて恋心を知った錦は、沼皇女と関わる中でどんどん思いを募らせていくが、同時に、沼皇女が人間の裏嶋小太郎との種族違いの恋に悩んでいる事も知り、どうしようもなく焦りを感じる。どうすれば自分を見てもらえるのかと錦が思い悩むうちに、沼皇女が妖怪でも一生添い遂げると覚悟を決めた小太郎が、犬鳴沼に沼皇女を奪還しに来る。妖力を使い、人間の少女から妖怪の姿に戻ってしまった沼皇女も変わらず愛すると言う小太郎を前に折れた錦は、初めての失恋と共に、他者への慈しみを持った立派な領主へと成長したのだった。種族を越えた思いを成就させた沼皇女と小太郎を温かく見守る奈々生は、巴衛が以前ほど種族違いの恋に否定的ではなくなっている事を知り、密かに喜ぶのだった。

第14巻

多々良沼皇女裏嶋小太郎の仲睦まじい様子を見ているうちに、桃園奈々生との将来を明るく捉えるようになった巴衛は、かつて愛した人間の女性・雪路を思い出した。すると、雪路を思い出した途端、巴衛の胸の呪紋が巴衛を蝕み始めた。みるみる黒い痣に覆われていく巴衛に何もできずに戸惑う奈々生の前に、ミカゲが姿を現す。ミカゲは懐鏡に巴衛を封じると、巴衛が過去に神堕ちの邪神と交わした契約を遂行できなかった経緯を奈々生に話し、巴衛の命はあと7日間しか持たないと告げる。なす術のない状況に苦慮した結果、奈々生は瑞希の時廻りの香炉を借り、過去の世界へ巴衛を助ける手がかりを探しに行く事にした。500年前の世界へ降り立った奈々生は、人々に望まれて誕生したばかりのヨノモリと出会い、巴衛を困難な呪いから解き放つ勇気をもらう。そして500年前の巴衛が悪羅王とつるんで暴れていると噂される西へ向かった奈々生は、大国主神の命令で、悪行が過ぎる巴衛を退治しに来た建速に手ひどいケガを負わされた巴衛を見つける。

第15巻

傷つき、意識を失くした巴衛を連れた桃園奈々生は、ふとした縁で知り合った雪路宅で世話になる。雪路の人柄に触れ、巴衛が惹かれるのに納得した奈々生は、桃丹で元気を取り戻した巴衛を置いて、その場を離れる事を決意。過去に結ばれた巴衛と雪路の縁を邪魔する事は、たとえ神でも許されない。再び単独で巴衛の胸の呪紋を解く手がかりを探し始めた奈々生は、怨嶽山の黒麿が事情を知っているのではないかという情報を得る。黒麿と対峙する寸前で、時廻りの香炉の力が限界に達し、現実世界に引き戻された奈々生は、巴衛の急病を知って駆けつけてくれた多々良沼皇女鞍馬に励まされて、再び巴衛を救うべく、過去の世界へと旅立つ。奈々生が次に降り立ったのは、500年前の都のすぐ近くで、なんと悪羅王と遭遇してしまう。悪羅王は、粗野なものの素直で憎めない性格だが、妖怪の宿命か、人を殺す事に何のためらいも持っていなかった。身の危険を感じた奈々生は悪羅王の前から姿を消す事に成功。一方の悪羅王は、手下の妖怪にリークされた巴衛の女・雪路に興味を持ち、彼女のもとを訪れようとしていた。

第16巻

雪路の輿入れの日取りが決まったという知らせを受けて、悪羅王は雪路をさらう計画を企てた。雪路の身に危険が迫っている事を知った桃園奈々生は、雪路の替え玉になると進言し、襲いかかって来た夜鳥と対峙。白札を使い健闘する奈々生だが、いよいよ夜鳥に追い詰められ、死を覚悟する。その時、巴衛が助けに現れた。巴衛は助け出した奈々生に素直な好意を向けるが、自分の事を雪路だと勘違いしている巴衛に、奈々生は複雑な心境になる。過去を変えないために、自身が雪路ではないと言い出せない奈々生は、将来、必ず嫁ぐ事を巴衛に約束し、約束の品として、現実世界で巴衛にプレゼントされた簪を手渡すのだった。やがて時廻りの香炉の力が限界に達し、現実世界に引き戻されそうになった奈々生は、次元の歪む中で、怨嶽山の黒麿に出会う。黒麿に巴衛の胸の呪紋を解く方法を尋ねた奈々生は、自身と契約を結んだ者は、必ず誓いの品物を差し出して来るはずであり、契約を解くためには、差し出した品物を契約者が取り戻せばいいのだと教えられる。巴衛の胸の呪紋を解く方法を知った奈々生は、希望を胸に現実世界へと戻るのだった。

第17巻

ひとたび現実世界に戻った桃園奈々生は、すぐに時廻りの香炉で500年前の世界に旅立った。500年前の世界の黒麿との再会を果たした奈々生は、黒麿のもとを訪れた巴衛が雪路と共に生きていくために人間になる事を願い、黒麿と契約を交わす場面に遭遇する。黒麿は巴衛の願いを叶える事を了承し、契約の証として、自身の一番大切なものを差し出すよう要求。巴衛は迷う事なく、雪路に扮した奈々生にいずれ結婚する証として手渡された簪を取り出す。巴衛の一途な思いを知った奈々生は、これから500年以上ものあいだ、巴衛を待たせる事に胸を痛めながらも、巴衛と気持ちが通じ合っている事を喜ぶ。現実世界に戻った奈々生は、巴衛との思い出の簪を探し出し、巴衛に手渡す。すると、簪を受け取った巴衛の胸の呪紋はみるみるうちに消え去り、巴衛はすっかり回復したのだった。巴衛が愛したのは時廻りの香炉で過去に行った奈々生で、不思議な縁で知り合った雪路は、巴衛が一番情をかけた人間だった事を知った奈々生は、素直に気持ちを伝えてくれるようになった巴衛に永遠の愛を誓うのだった。

第18巻

平和な日常を取り戻した桃園奈々生は、久しぶりの高校生活を満喫する。修学旅行先が沖縄に決まり、水着を用意してはしゃぐ奈々生だが、沖縄に着いた途端に天候が悪化し、嵐に見舞われてホテルから一歩も出られなくなってしまう。ふさぎ込む奈々生を見守る巴衛は、何やら妖怪の気配を感じて表情を険しくするのだった。そんな中、入浴中の猫田あみが何者かに連れ去られる事件が発生。風呂場にかすかに残っていた妖気をたどり、人魚の長ウナリと対面した奈々生は、毛利霧仁の姿を借りた悪羅王が、ウナリの大切な龍神の羽衣を盗んだ事を知る。悪羅王から龍神の羽衣を取り戻す事を条件にあみを解放してもらえる事になった奈々生は、嵐の中をさ迷い、なんとか悪羅王を探しあてる。対面した悪羅王は、龍神の羽衣があれば、黄泉比良坂の火の山を越え、自身の不死身の体を取り戻す事ができると豪語するが、仮の器である霧仁の肉体が死にかけているせいで、弱り切っている。悪羅王は、人神である奈々生に口づけ、精気を無理やり奪った。すっかり回復した悪羅王の前に、奈々生を探しに巴衛が姿を現す。

第19巻

巴衛と対峙し、闘う気満々の悪羅王だが、か弱い毛利霧仁の姿のままでは負けが見えている。夜鳥に守られながら退却していく悪羅王から龍神の羽衣を取り返す事に成功した巴衛は、精気を抜かれてぐったりしている桃園奈々生を連れてウナリのもとへと向かうのだった。一方、奈々生と猫田あみの身を案じる瑞希は、伝手を使ってウナリの暮らす海底洞窟の場所を見つけ出すと、鞍馬と共に乗り込む事にした。山育ちのため、水中が異様に苦手な鞍馬は、及び腰のまま激流に呑まれて瑞希と離れ離れになってしまう。暗い海底で戸惑う鞍馬は、ウナリにジュゴンへと姿を変えられたあみと出くわし、進化の水で無事にあみを人間へと戻す事に成功。その頃、鞍馬とはぐれた瑞希はウナリのもとにたどり着く。人魚と龍のハーフとして生まれたために、居場所がなく、深い孤独感を抱えるウナリに共感した瑞希は、ウナリに求められるまま結婚の意思を示す。神使である以上奈々生が一番だと言う瑞希と心を通じ合わせたウナリは、龍神の羽衣を瑞希に手渡し、年に一度の逢瀬の約束をして奈々生達を地上へと送り返すのだった。

第20巻

ウナリの怒りが解け、沖縄での修学旅行は、その後すっかり晴天に恵まれた楽しいものとなった。水族館や花火を満喫する桃園奈々生の傍らで、巴衛ミカゲからの頼まれ事を引き受け、一人で巫女のいる離れ小島へと向かう。離れ小島で、1世紀前にミカゲの遣いで訪れた時には少女だった巫女が、余命いくばくの老婆になってしまっている事に衝撃を受けた巴衛は、奈々生に関しても、いつか看取る日が来るのだと悟る。奈々生亡きあと、独り残される事を恐れた巴衛は、人間になる方法を探し始めた。そこで、鞍馬がウナリから譲り受けたままになっていた進化の水を飲み、人間になろうとした巴衛だが、元妖怪の巴衛はただの狐になってしまう。ちょうどその頃、巴衛と共に、同じ目線で生きていく方法を模索する奈々生は、悪羅王さながらに人間達に暴力を振るい、暴れ回る毛利霧仁と再会する。霧仁を危険視する奈々生は、旧知の仲だった悪羅王が霧仁の姿を借りて現世に蘇っている事を、ついに巴衛に打ち明けるのだった。

第21巻

悪羅王が現世に留まっている事を知り、いつも以上に桃園奈々生に過保護になる巴衛だが、妖怪の姿に戻る方法を見つけたミカゲによって、出雲の大国主神のもとへ連れていかれてしまう。瑞希と二人でミカゲ神社に残された奈々生は、何やら胸騒ぎがして、巴衛とミカゲのあとを追う事を決意。瑞希の助言で、神にしか通れない近道を通って出雲に向かう事にした奈々生だが、道中、夜鳥と遭遇する。黒麿と手を組み、より強大な力を身につけた夜鳥に圧倒される奈々生だが、二郎に助けられる。気づかぬうちに鞍馬山近くまで来ていた事を知った奈々生は、そのまま鞍馬山に保護され、翠郎や牡丹丸に手厚い看護を受ける。そこで、沖縄で毛利霧仁に精気を奪われたために、奈々生の余命があと半年ほどである事がわかる。動揺する奈々生に、二郎は、人間の世を捨て、清浄な鞍馬山に留まれば生きながらえると教えるが、何より巴衛と共に在る事に重点を置く奈々生は、鞍馬山を去り、再び巴衛を追いかけ、出雲を目指すのだった。やがて出雲に到着した奈々生は、大国主神の魂が夜鳥に奪われた事を知る。

第22巻

大国主神の魂を媒介にして、悪羅王は再び黄泉国へと降り立った。桃園奈々生は、悪羅王を追いかけて、巴衛や建速と共に黄泉国へと入国する。ところが、先走った建速のデリカシーのない発言に怒った黄泉津大神により、黄泉国の入り口が閉ざされてしまい、黄泉国内は光を失い、凍り始めた。寒々しい世界で黄泉津大神のご機嫌を取るため、奈々生達は黄泉津大神とのお茶会やかくれんぼに興じるのだった。一方、狐の姿のままの巴衛は奈々生達からはぐれて、一人、黄泉国をさ迷う。そんな中、偶然毛利霧仁と遭遇した巴衛は、人間の器に収まった悪羅王が、人間のか弱さを嘆きながらも、愛着を持ち始めている事を知る。やがて機嫌を直した黄泉津大神が黄泉国の入り口を解放してくれ、奈々生達は地上へ戻れる事となった。地上へ戻る奈々生の余命が短い事に気づいた黄泉津大神は、還る場所が同じであるようにと、巴衛が人間になる事に賛成し、花の球根を奈々生に手渡す。奈々生が人間であるから人間になりたいと願う巴衛が、奈々生以外の人間も大切に思うようになれば、球根は花開き、その花を食べれば巴衛は元の姿に戻れるという。

第23巻

黄泉国からの脱出が可能になり、残る使命は、毛利霧仁が悪羅王の体を取り戻すのを阻止するのみだ。桃園奈々生らは悪羅王の体のある火の山を目指すが、道中、付近をさ迷っていた生霊の少女・毛利亜子を保護する。実は亜子は、現実世界で夜鳥に攻撃されて仮死状態になった霧仁の母親で、記憶喪失の状態だったが、霧仁の姿を見て記憶を取り戻した。霧仁として過ごすうちに亜子を大切に思うようになっていた悪羅王は、亜子に刃を向けた夜鳥から亜子をかばい、死去する。極悪非道の悪羅王が人間をかばった事に驚愕した巴衛は、悪羅王の満足した死に顔を見て、人間の儚さと温かさを受け入れる。すると黄泉津大神にもらった花の球根が花開き、奈々生は巴衛と喜び合う。一方、霧仁の死を嘆いた夜鳥は、悪羅王の不死身の体と融合し、悪羅王になろうと動き始める。夜鳥をとめるために立ち上がった巴衛は、花を食べ、妖怪の姿に戻った。さらに巴衛は、夜鳥と対峙できるだけの力を欲して、奈々生に神使の役目からの解放を依頼。奈々生と口づけし、ミカゲ神社の神使を任を降りた巴衛は、強大な狐火をあやつり、夜鳥と激しい攻防戦を繰り広げる。

第24巻

巴衛に追い詰められた夜鳥だが、なんとか悪羅王の肉体と融合する事に成功。ところが、不死身の悪羅王と違い、弱い妖怪に過ぎない夜鳥は、黄泉国の業火に焼かれて、悪羅王の体もろ共消滅してしまう。夜鳥との闘いを終えて黄泉津大神のもとに集った桃園奈々生達は、死んだ毛利霧仁の肉体に残った悪羅王の魂をどうしようかと話し合う。そこへ毛利亜子がやって来て、自身の子として生まれ変わらせてもらえないかと提案。黄泉津大神の許可が正式に下り次第、悪羅王は人間の子供としてやり直せる事になり、巴衛は歓喜するのだった。さて、現実世界へ戻って来た奈々生は、さっそく巴衛と神使の契約を交わし直すが、そこへ、亡き旧友・黒麿の心残りを果たしたいと言う大国主神がやって来る。大国主神は、黒麿の代わりに巴衛を人間にしようとするが、ミカゲが制止をかける。巴衛が人間になるという事は、巴衛と寄り添って生きていくために、奈々生も土地神の身分を捨て、人間に戻らなければならない。ミカゲ神社を出た後の生活を考え始めた奈々生は、高校卒業するまでの1年間で独り立ちできるようにしようと奮闘する。

第25巻

いくつものバイトを掛け持ちして倒れた桃園奈々生の身を案じた巴衛は、ミカゲに掛け合い、500年分の神使労働の対価をもらった。かくして大黒柱として根を詰めて働く必要のなくなった奈々生は保育士になるために短大受験し、無事に合格通知を手にする事が叶ったのだった。さて、高校卒業式の日が、奈々生と巴衛が共に人間になる日。人間になれば、ミカゲや瑞希、妖怪達とは会えなくなってしまう。卒業式の日に結婚式を執り行う事を決めた奈々生と巴衛は、式の当日、これまで出会ったさまざまな縁に感謝する。奈々生は巴衛と二人、地に足をつけてしっかりした大人になったら、再びミカゲ神社に戻ってこようと決意する。そして10年後、保育士として順調にキャリアを積んでいた奈々生は、巴衛との子を授かる。元気な男の子を出産後、奈々生と巴衛はミカゲや瑞希、虎徹鬼切に歓迎されながらミカゲ神社へと帰還するのだった。

メディアミックス

TVアニメ化

2012年10月から、テレビ東京で本作『神様はじめました』の第一期TVアニメ版が放送された。また、2015年1月からは、同じくテレビ東京で『神様はじめました◎』のタイトルで、第二期TVアニメ版が放送された。監督は第一期、第二期共に大地丙太郎が担当した。桃園奈々生役と雪路役を三森すずこ、巴衛役を立花慎之介、鞍馬役を岸尾だいすけ、瑞希役を岡本信彦、ミカゲ役を石田彰、多々良沼皇女役を堀江由衣、悪羅王役と毛利霧仁役を諏訪部順一がそれぞれ務めた。

登場人物・キャラクター

主人公

宇治上高校2年生の女子。2月20日生まれで、うお座のA型。母親とは幼い頃に死別し、ギャンブル好きの父親と二人暮らし。ある日、父親が借金を残して蒸発し、路頭に迷ったところでミカゲと出会い、額にキスされて... 関連ページ:桃園 奈々生

ミカゲ神社の神使を務める狐の妖怪。もともとは野狐だったが、ミカゲにより、狛犬代わりにミカゲ神社に迎え入れられた。20年間、主不在のミカゲ神社を守りながら、ミカゲの帰りを待っていた健気で一途な性格。妖怪... 関連ページ:巴衛

桃園奈々生の暮らす土地の土地神。巴衛を神使に指名してから500年間も共にいたが、ある日突然、街へ行くと言い残し、以来20年のあいだ巴衛のもとに戻らなかった。ミカゲ自身のこの行動が原因で、巴衛は新たに土... 関連ページ:ミカゲ

ミカゲ神社に仕える鬼火童子。ひょっとこの面をかぶり、幼児のような背丈をしている。人の目には見えない存在。非常に親しみのある性格をしているが、神社の主に隷従するのが務めのため、主が変わればドライにそれま... 関連ページ:虎徹

ミカゲ神社に仕える鬼火童子。おかめの面をかぶり、幼児のような背丈をしている。人の目には見えない存在。非常に親しみのある性格をしているが、神社の主に隷従するのが務めであるため、主が変わればドライにそれま... 関連ページ:鬼切

宇治上高校に転校して来た男子で、桃園奈々生と同じクラスに在籍している。全国の女子高生を虜にしている超絶人気のスーパーアイドルで、黒い翼を持つ堕天使という設定以外は、謎に包まれている。アイドル活動をする... 関連ページ:鞍馬

多々良沼の主で、付近の沼一帯の妖怪の元締め。人間に化ける時には、童女の姿になる。もとはナマズの化身で、ミカゲが土地神だった頃に、非常に友好な関係を築いた。10年前に多々良沼で一度会ったきりの裏嶋小太郎... 関連ページ:沼皇女

更屋敷町に暮らす18歳の少年。10年前に多々良沼で多々良沼皇女に一目惚れされる。桃園奈々生により沼皇女と引き合わされた結果、晴れて恋人同士になった。パズルキューブが得意で、人見知りだが、パズルキューブ... 関連ページ:裏嶋 小太郎

天に社を持つ雷神で、見た目は人型の女性。気性が激しくかんしゃく持ちで、プライドが高く負けず嫌いな性格をしている。だが、実は寂しがり屋で、巴衛を奪ったミカゲと、ミカゲから土地神を引き継ぎ巴衛を神使として... 関連ページ:鳴神姫

小梅・小竹

鳴神姫に仕える2人の狛犬。鳴神姫が狛犬を荒く使うので鳴神姫に仕える狛犬としては32代目になる。

磯部

桃園奈々生のクラスメイトの男子高校生。桃園奈々生が貧乏なのをからかってくる。

桃園奈々生の父親

桃園奈々生の父親。ギャンブル狂いで借金をたくさん抱えている。無職で貧乏。なんとか桃園奈々生と暮らしていたがある日、桃園奈々生を残して蒸発する。

ヨノモリ神社の神使を務めていた、青年の姿をした神獣。他人から辛辣な言動を浴びせられる事に喜びを感じる性癖を持つ。白蛇の化身で、ヨノモリ神社がダム建設により水没したあと、主不在のまま、妖怪世界に疑似的な... 関連ページ:瑞希

宇治上高校に通っている女子で、桃園奈々生と同じクラスに在籍している。アイドルとしての鞍馬が好きだったが、校内で妖怪に襲われたところを助けてもらった事で、鞍馬を一人の男性として好きになってしまった。以後... 関連ページ:猫田あみ

アニメ

神様はじめました

父親の借金が原因でホームレスとなった女子高生・桃園奈々生は、公園で出会った謎の男・ミカゲから家を譲り受ける。しかしそこは家ではなく廃れた神社であった。知らぬ間にミカゲから神の印を与えられた奈々生は、神... 関連ページ:神様はじめました

書誌情報

神様はじめました 全25巻 〈花とゆめCOMICS〉 完結

第1巻

(2008年9月発行、 978-4592185062)

第2巻

(2009年1月発行、 978-4592185079)

第3巻

(2009年5月発行、 978-4592185086)

第4巻

(2009年9月発行、 978-4592185093)

第5巻

(2010年1月発行、 978-4592185109)

第6巻

(2010年5月発行、 978-4592192169)

第7巻

(2010年9月発行、 978-4592192176)

第8巻

(2010年12月発行、 978-4592192183)

第9巻

(2011年5月発行、 978-4592192190)

第10巻

(2011年9月発行、 978-4592192206)

第11巻

(2012年1月発行、 978-4592192916)

第12巻

(2012年4月発行、 978-4592192923)

第13巻

(2012年9月発行、 978-4592192930)

第14巻

(2012年10月発行、 978-4592192947)

第15巻

(2013年2月発行、 978-4592192954)

第16巻

(2013年8月発行、 978-4592192961)

第17巻

(2014年1月発行、 978-4592192978)

第18巻

(2014年5月発行、 978-4592192985)

第19巻

(2014年9月発行、 978-4592192992)

第20巻

(2014年12月発行、 978-4592193005)

第21巻

(2015年4月発行、 978-4592215011)

第22巻

(2015年8月20日発行、 978-4592215028)

第23巻

(2015年12月18日発行、 978-4592215035)

第24巻

(2016年4月20日発行、 978-4592215042)

第25巻

(2016年8月19日発行、 978-4592215059)

SHARE
EC
Amazon
無料で読む
マンガリスト
logo