概要・あらすじ
M大のラグビー部に所属していた二曇好介は、大学卒業と同時にラグビーを引退してツアーコンダクターを目指すことを決意する。引退試合の最中に好介が口説いた稲垣マドカは、彼が働くことになる会社の、親会社にあたる旅行会社に勤める女性だった。会社に就職してからも好介の女好きは一向に収まらず、さまざまなトラブルを起こして、結局クビになってしまう。
その後はマドカと一緒に新たなツーリスト会社を設立する好介だったが、女好きによるトラブルは一向にとどまることはなかった。
登場人物・キャラクター
二曇 好介 (にくもり こうすけ)
M大のラグビー部で活躍するスポーツマンだが、卒業を機にラグビーを引退し、ツアーコンダクターを目指す。猪突猛進タイプで、セックスするためなら後先考えずにとにかく突っ走る性質。女性に優しく振る舞うが、それはセックスが目的なだけで、基本的にデリカシーの欠片もない。そのため、女性とのトラブルは絶えない。
稲垣 マドカ (いながき まどか)
女性ツアーコンダクター。二曇好介のラグビーの引退試合に応援に来ていて好介にナンパされる。その後、お互いが親会社と子会社に勤める社員だということを知る。普段は関西弁でしゃべる強気な女性だが、好介の女好きぶりには始終振り回されている。好介の強引さに押されて関係を持ってしまうが、最終的には彼に恋愛感情を抱き、一緒に会社を設立することになる。
五百巻 (いとまき)
「日本旅行業界」という謎の旅行会社の用心棒で、常にスーツ姿でサングラスとハットを着用している。多くのライバル旅行会社の業務を妨げることを生業にしており、二曇好介の起業した会社にもさまざまな妨害を仕掛ける。ただ、腕力では好介相手にはまったく相手にされていない。
しのぶ
資産家の娘の女子学生で、普段はメガネをかけた内気な性格。子供の頃に誘拐されレイプされそうになった過去を持つ。これが原因で激しいプレイでしか感じない体になってしまう。二曇好介に貞操を捧げたことで彼と恋に落ち、以後、稲垣マドカとライバル関係となる。