概要・あらすじ
小学生の少女、江ノ島るるは、科学者の父と一緒に研究者の楽園と言われる星の形をした星の島に住むことになる。小学校では人間そっくりのロボットの女の子エリちゃんと友達になり、宇宙からやって来た犬型宇宙人フーポワと一緒に暮らすことになったりと、不思議な出来事が起こる。島の地下を探検した江ノ島るるたちは星の島のコラプラ・システムの秘密を知ることになる。
登場人物・キャラクター
江ノ島るる (えのしまるる)
はねあがった前髪と黒髪のお下げの小学生の少女。明るく前向きで素直で、元気溌剌、他人を思いやって大泣きし、誰とでも仲良くなれる。藻類を研究する科学者の父親・江ノ島博士が科学者の研究楽園・星の島に移住するのについて来た。母親は通信衛星サテライトに勤務しており、離れて暮らしている。
江ノ島博士 (えのしまはかせ)
江ノ島るるのお父さんで口髭を生やしている。藻類学者として研究楽園とされる星の島に江ノ島るるを連れて移住する。研究熱心だが世間の事情に疎く、娘の江ノ島るるには自由奔放にさせている。
エリ・フラクソン
『星の島のるるちゃん』に登場するロボット。江ノ島るるが星の島で車にはねられそうになったところを、持ち前の怪力で車を持ち上げて助けた。フラクソン博士が実の娘エリと宇宙旅行中に、地球に残った妻が寂しくないように、娘エリをモチーフに作られた人間型ロボットで、実験的に人間の小学校に通っている。おしとやかで大人しいが、周りの人間がピンチの時に力を発揮する。
タフィー・ウェハース
星の島にやってきた江ノ島るるが通うことになる小学校の同級生の女の子。星の島を作ったウェハース博士の娘で美人だが、いばんりん坊でデリカシーに欠ける。
新野 郎太 (にいの ろーた)
星の島にやってきた江ノ島るるが通うことになる小学校の同級生の男の子。機械好きのガキ大将。
サルーキー
『星の島のるるちゃん』に登場する犬型の宇宙人。宇宙を見回り平和を守る番犬役のバウワウ星人で、サルーキー一族の一匹。江ノ島るるの住む星の島を調査にやってくる。バウワウ星人は個別には名前が無いのを江ノ島るるにフーポワと名付けられる。体を自由に伸び縮みでき、腕輪型の翻訳機で地球人と会話もできる。
メロン
『星の島のるるちゃん』に登場するキャラクター。宇宙天然記念物に指定されている石竜の子供。星の島の地下を探検していた江ノ島るる、犬型宇宙人フーポワ、人間型ロボット、エリ・フラクソンに発見され仲良くなる。自由に空を飛び、壁を通過することもできる。
石竜 (いしりゅう)
『星の島のるるちゃん』に登場するキャラクター。江ノ島るるが住む星の島の地下に幽閉されている、宇宙天然記念物に指定されている石竜。石竜が脱皮した時の皮はドラゴン・ストーンと呼ばれ、コラプラ・システムの最良と材料となる。江ノ島るるが仲良くなった石竜の子供メロンちゃんの母親。
パピルス・モロヘーヤ・ヒエログリフ
天才少女歌手として世界中を歌って回っている。星の島の江ノ島るるたちの小学校に転校してくる。星の島を開発したウェハース博士の娘タフィ・ウェハース以上にツンケンしている。
スフィンクス
『星の島のるるちゃん』に登場するロボット。星の島の江ノ島るるたちの小学校に転校してきた天才少女歌手パピルスの、ボディーガード兼マネージャーの大型ロボット。あまりに大きいためパピルスの命令で新野 郎太の父・新野博士に普通サイズのボディの製作を依頼中。
ポメラニア
『星の島のるるちゃん』に登場する犬型の宇宙人。星の島の江ノ島るると仲良くなった犬型宇宙人サルーキー(フーポワ)の恋人。バウワウ星の名門ポメラニア一族の一匹。サルーキーに渡すための婚約首輪を持って星の島にやってくる。体を自由に変形して大蛇や他の人物に変身することができる。
場所
星の島 (ほしのしま)
江ノ島るるが科学者の父・江ノ島博士に連れてこられた星の形をした島。星の島はコラプラ・ウェハース・システムを開発したウェハース博士を始めとして多くの科学者を集めて、科学者のための研究楽園としている。しかし実態は、自分で使うエネルギーを自分で調達しないといけなかったり、有名な観光地として研究者であっても週に二日は観光客の見学ツアーを担当しないといけない。
その他キーワード
翻訳機 (ほんやくき)
宇宙を見回り平和を守る番犬役のバウワウ星人でサルーキー一族のフーポワが、隊長に持たされた腕輪型の翻訳機。地球人と会話ができ、ボタンを押すと重力に逆らって動くことができる。間違って江ノ島るるのものになってしまう。
コラプラ・ウェハース・システム
星の島にやってきた江ノ島るるの同級生タフィ・ウェハースの父ウェハース博士のみが製法を知る物質。丈夫で弾力があり、建築材には欠かせない。また消熱効果もあるので乗り物の冷却器が不要となり軽量化に寄与する。星の島のあらゆる所で使われている。
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