概要
市立墨谷中学校2年生。外見は地味で眼鏡以外に特徴がない。母の有馬早希からピアノの英才教育を受け、多数のコンクールで優勝した経験を持つ。その演奏の正確さから「ヒューマンメトロノーム」と渾名された神童だったが、母の死をきっかけにピアノが弾けなくなる。宮園かをりに出会うことで、ピアニストとしての自分を取り戻し、新たな表現を手に入れていく。
几帳面で優しい性格の持ち主。
関連人物・キャラクター
有馬 早希
有馬公生の母で、彼が小学生の時に他界。音楽教室を営み、息子を世界的なピアニストに育てるべく厳しい教育を施していた。その厳しさが愛ゆえのことだと、有馬公生が気づくまでには時間が必要だった。
関連キーワード
毎報音楽コンクール
毎報新聞社が主催している全国規模のピアノコンクール。かつて有馬公生は小学生部門で優勝した。海外進出の足掛かりとなる重要なコンクールで、地区予選、地区本選を経て初めて全国大会に出場できる。有馬公生が再生後初めて演奏したコンクールでもある。