極カノ～若頭の初恋は取扱注意～

元カレに淫らな写真を撮られ、脅されていた小林薫は、死にたいと思いながら街をふらついていた。車に轢かれそうになった猫を体を張ってた助けた薫。震える猫を抱いて、私も誰かに助けてもらえないだろうかと涙を浮かべる。そこへ猫の飼い主の男性、凱が現れる。彼は背が高くて息を飲むほどキレイな男性だったが、一目でヤクザだとわかった。凱は薫にケガはないかと心配し、猫を助けてくれたお礼をさせて欲しいという。薫は凱を怖いと感じながらも、彼に助けを求めた。凱は「メシでも喰いながら話を聞こうか」と自分の家に薫を招く。そこは本当にヤクザの家で、強面（こわもて）の男たちは凱のことを若頭と呼んでいた。部屋に入った薫は、元カレに脅されていた淫らな写真を凱に見せて涙をこぼした。「お酒を飲むとわけがわからなくなり、この写真は本当の私の姿ではない。なのに彼はお酒を飲ませて自分とHをしたがるので、嫌になって別れを切り出した。すると彼はストーカーのようになってしまった」と薫は凱に悩みを打ち明けるのだった。凱は親身になって話を聞いてくれたが、薫に差し出した水にはお酒が入っていて、そのグラスは飲み干さないと置けない形状だった。薫はだまされたことに気づくが、「あんたを助けてやる。悪いようにはしねぇよ。ちゃんと可愛がってやる」と薫の体を求め始めた。最初は拒絶した薫だったが、危険だとわかっていながら凱とのセックスに溺れてしまう。