極道の食卓 獄中編

極道の食卓 獄中編

任侠漫画を多く発表している立原あゆみの、獄中生活と食をテーマにした作品で、『極道の食卓』の続編。現代日本を舞台に、昼間はヤクザ、夜は学生の二重生活を送る濁組の組長・久慈雷蔵の獄中生活や食事風景を描いた極道グルメ。任侠漫画ながら雷蔵が食事にこだわりを持つ学生という特殊な設定で、グルメ漫画としての側面からも楽しめる。秋田書店「プレイコミック」2011年2月号から2013年1月号にかけて連載された作品。

正式名称
極道の食卓 獄中編
ふりがな
ごくどうのしょくたく ごくちゅうへん
作者
ジャンル
マフィア・ギャング・ヤクザ
 
グルメ
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

久慈 雷蔵 (くじ らいぞう)

濁組の組長を務める中年男性で、通称「クジラ」。パンチパーマの強面で、小太りな体型をしている。ふつうの人生を歩めなかったため、やくざ稼業から隠退して学校で学ぶこと、1食ごとにこだわりの食事をすることを夢見ている。妻と離婚して星和高校の夜間部に通うようになり、本村咲子をはじめとするクラスメートたちと交友関係を広げる。昼間は極道、夜は学生という第二の青春を満喫していたが、兄弟分の仇討ちによって傷害罪で厳窟刑務所に収監される。そこでは「閣下」や「殿下」と呼ばれている看守たちからのさまざまな嫌がらせを受けるようになる。美卯という娘がおり、のちに孫が生まれる。

本村 咲子 (もとむら さきこ)

星和高校夜間部に通う女子で、久慈雷蔵のクラスメート。ボブカットの美少女で、男子生徒から人気がある。友人思いの優しい性格でおとなしそうに見えるが、実は男勝りで気の強い一面を持つ。5年間の休学届を出して突然学校に来なくなった雷蔵を心配している。雷蔵が組長を務める濁組の組員たちとも知り合いで、彼らを「チンピラさん」と呼んでいる。雷蔵といっしょに卒業できないことを悲しんでいるが、クラスメートたちと共に平穏な高校生活を送っている。

前作

極道の食卓 (ごくどうのしょくたく)

立原あゆみの代表作の一つで、「極食」シリーズ第一弾。同じく立原あゆみの代表作である「JINGI 仁義」シリーズや「本気!」シリーズと世界観を共有している。現代日本を舞台に、極道の親分と夜間部の高校生と... 関連ページ:極道の食卓

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