機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート

機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート

長谷川裕一の『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の設定と世界観を引き継いだオムニバス作品集。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場人物たちが関わる5つの戦いが描かれ、中には『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の続編である『機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の七人』へと繋がる物語もある。

正式名称
機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
作者
ジャンル
SF一般
レーベル
角川コミックス・エース(KADOKAWA)
関連商品
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あらすじ

バカがボオルでやってくる!

クロスボーン・バンガードの傭兵であるウモン・サモンは、かつて地球連邦軍に所属していた一年戦争の時代に、自らの操る支援ポッド・ボールで、敵モビルスーツのドムを6機撃墜したという。自他ともに認める「優秀なパイロット」であるウモンの話ではあったが、クロスボーン・バンガードのメンバーからは、半信半疑の目で見られていた。そんな彼らに、ウモンは自身の戦歴を語り始める。

星の王女様

木星戦役の最中、トビア・アロナクス木星帝国のモビルスーツ部隊と交戦中に撃墜され、小惑星に不時着した。その小惑星は、木星帝国の資源調達のための「隠し鉱山」だった。そこでトビアは、トゥインク・ステラ・ラベラドゥという少女に出会う。トゥインクは、自分の両親がこの鉱山を開拓したこと、そして10年もの間そこで暮らしていたことを打ち明ける。その話を聞いたトビアは、トゥインクをクロスボーン・バンガードへ連れて行き、保護しようと決意する。

海賊の宝

地球と木星との連絡荷物船・サディン107が、木星帝国の残党に拿捕されるという事件が発生した。地球連邦軍のハリソン・マディンは、軍上層部からその奪還を命じられて出撃するが、そこで彼は、かつて木星戦役で共闘したクロスボーン・バンガードに遭遇する。

最終兵士

木星戦役終結後、表向きは運送業者「ブラックロー運送」として活動していたトビア・アロナクスクロスボーン・バンガードの前に、「木星じいさん」を自称するグレイ・ストークという老人が現れた。そしてグレイは、かつての一年戦争の英雄であるアムロ・レイを奪還してほしいと、クロスボーン・バンガードに依頼する。この依頼に木星帝国の残党の影を察知したトビアらは、再び宇宙海賊としての活動を再開する。

猿の衛星

ハリソン・マディンは地球連邦軍上官からの命令を受け、スペースコロニー・サイド2の宙域で発生した事故原因の解明に向かう。そこで彼が見たものは、モビルスーツを操る猿たちだった。一体ここで何が起こっているのか。ハリソンはクロスボーン・バンガードのメンバーと協力し、モビルスーツを操る猿たちの駆除に挑む。

登場人物・キャラクター

主人公

エピソード「バカがボオルでやってくる!」に登場する。クロスボーン・バンガードの中では古参のメンバー。「じいさん」と親しまれる老人。70歳近い現在もなお現役のパイロットであり、宇宙世紀0079年に勃発し... 関連ページ:ウモン・サモン

トビア・アロナクス

エピソード「星の王女様」「猿の衛星」他に登場する。クロスボーン・バンガードのモビルスーツパイロットの少年。『機動戦士クロスボーン・ガンダム』本編の主人公でもあり、かつて木星戦役ではクロスボーン・ガンダムを駆り、木星帝国のモビルスーツと死闘を繰り広げた。

ハリソン・マディン

エピソード「海賊の宝」「猿の衛星」に登場する。地球連邦軍所属のパイロットの青年。青いガンダムF-91を愛機とする。階級は大尉であり、かつての木星戦役では、クロスボーン・バンガードとともに木星帝国と戦ったこともある。その経験から、クロスボーン・バンガードに対して「戦友」としての感情を向けている。

ヨナ・キニスン

エピソード「バカがボオルでやってくる!」に登場する。モビルスーツ部隊の女性小隊長。宇宙世紀0079年に勃発した一年戦争当時に、部下であるウモン・サモンとともに数々の戦場を転戦。愛機のGMをはじめモビルスーツの整備もこなす、多彩な才能の持ち主でもある。

トゥインク・ステラ・ラベラドゥ

エピソード「星の王女様」に登場する。木星帝国の隠し鉱山で暮らす少女。10年の間1人で過ごしてきたので、「外の世界」の情報はもちろん、一般常識にも疎い。そのため自らを「アンバランス」と表現し、「外の世界」からやって来たトビア・アロナクスを「星の王子」と呼んで興味を抱く。

エピソード「最終兵士」に登場する。木星と地球とを往復する資源運搬船団を経営する初老の男性。自らを「木星じいさん」と名乗る。経営者であるという一面の他、モビルスーツパイロットとしても優秀な技術を持ち、過... 関連ページ:グレイ・ストーク

エピソード「最終兵士」に登場する。かつてモビルスーツ・ガンダムを駆ったが、現在は行方不明の男性。一年戦争をはじめ数々の戦場を戦い抜いた歴戦の英雄だった。「最強のニュータイプ」と評され、行方不明となった... 関連ページ:アムロ・レイ

キンケドゥ・ナウ

エピソード「星の王女様」に登場する。エースパイロットの青年。かつてクロスボーン・バンガードの主要メンバーを務め、クロスボーン・ガンダムX1を愛機としていた。トビア・アロナクスたちの兄貴分でもある。現在はクロスボーン・バンガードを引退し、地球でパン屋を営んでいる。

集団・組織

クロスボーン・バンガード

軍産複合体「ブッホ・コンツェルン」が宇宙世紀0120年代に開設した私設軍隊を母体とする戦闘集団。「ブッホ・コンツェルン」の創業者の血を引くベラ・ロナがリーダーとなって指揮を執る。クロスボーン・ガンダム... 関連ページ:クロスボーン・バンガード

木星帝国

木星で資源を採掘する企業「木星公社」を母体とする軍事国家。いつしか地球圏に対する羨望意識から、総統であったクラックス・ドゥガチの指導のもと、企業から軍事国家になった。宇宙世紀0133に地球圏制圧を目的... 関連ページ:木星帝国

場所

木星

太陽系第5番惑星。資源が豊富に採掘できるため、地球との間を貨物船などの定期便が運行している。かつてここを拠点とした木星帝国と、クロスボーン・バンガードとの間で「木星戦役」と呼ばれた大規模な戦闘が起こった。現在もその木星帝国の残党が活動しており、局地的な戦闘が続いている。

イベント・出来事

木星戦役

宇宙世紀0133、地球圏制圧を目論んだ木星帝国が、地球連邦政府に対して仕掛けた侵攻戦争。開戦当初は、強力なモビルスーツによって、木星帝国側が地球各地の拠点を制圧していったが、地球連邦政府よりも早く木星... 関連ページ:木星戦役

クレジット

原案

矢立 肇 ,富野 由悠季

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