欲望の聖女 令嬢テレジア

欲望の聖女 令嬢テレジア

藤本ひとみの小説『令嬢テレジアと華麗なる愛人たち』のコミカライズ作品。18世紀のヨーロッパの貴族社会が舞台で、実在の人物であるテレーズ・カバリュスの生涯を題材としている。スぺインの裕福な家庭に生まれたテレジア・カバリュスが、平民でありながらその天性の美貌と才知を武器に、激動の時代を華麗に生き抜いていく姿を描いた中世ヒストリカル・ロマンス。のちにフランス革命にもかかわることとなるテレジアの遍歴が、世界史や恋愛要素を交えながらリアルなタッチでストーリーが展開される。小学館「女性セブン」2006年39号から連載された作品。

正式名称
欲望の聖女 令嬢テレジア
ふりがな
よくぼうのせいんと れいじょうてれじあ
原作者
藤本 ひとみ
作者
ジャンル
西洋史
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

テレジア・カバリュス

父親がフランス人で母親がスペイン人の美少女。貴族ではないものの父親は銀行の頭取を務めており、裕福な家庭に育った。5歳から10歳までフランス修道院の寄宿舎で過ごした後、パリの名門寄宿学校に転入する。社交界デビューの準備のためにスペインに戻り、伯父のマクシミリアンと出会って片思いの末に性の悦(よろこ)びに目覚める。すべての男性を魅了する天性の美貌と才知に加え、抜群の行動力を兼ね備えている。しかし、平民のため貴族社会の壁は厚く、恋に破れて貴族に不信感を募らせる。そんな中、自分と同じ平民出身で新興貴族のジャン・ジャックを人生の伴侶に選ぶが、新婚初夜に襲われてしまう。実在の人物、テレーズ・カバリュスがモデル。

マクシミリアン

母親の兄で、テレジア・カバリュスの伯父。カバリュス家に居候することになり、テレジアたちの遊び相手となる。弟たちからは「マックス伯父さん」と呼ばれている。出会った時からテレジアの初恋の人で、のちに娼館に出入りしていた姿を彼女に見られ、勢いでテレジアの初体験の相手となる。テレジアが初めて性の悦びを知るきっかけとなり、両思いとなってマクシミリアンがテレジアとの結婚を妹(テレジアの母親)に懇願するも拒否され追い出されてしまう。その後も無職のままだったため、テレジアにも見限られることとなる。

クレジット

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