ベルサイユのばら

フランス革命前後を舞台に、男装の麗人オスカルと、フランス王妃・マリー・アントワネットらのドラマティックな生涯を描いた作品。史実を基にしたフィクションだが、深い人物描写、伝記物としてのリアリティ、美しさと優雅さに満ちた作画、ドラマティックな展開、そして心に残る名セリフの数々。およそ名作が持つとされる要素をこれでもかとばかり詰め込んだ、名作中の名作といえる。

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正式名称
ベルサイユのばら
作者
ジャンル
フランス革命
レーベル
中央公論社 / 集英社文庫(集英社) / 中公文庫コミック版(中央公論新社) / コミックスーリ―Chukoコミックlite(中央公論新社) / 集英社 / 講談社プラチナコミックス(講談社)

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作品誕生のいきさつ

ベルサイユのばら』を描くきっかけとなったのは、作者・池田理代子が、高校時代にオーストリア人作家シュテファン・ツヴァイクの書いた評伝『マリー・アントワネット』を読んだことにある。この本に大いに感銘を受けた池田は、いつか何らかの形でマリー・アントワネットの物語を描きたいと決意。ちなみに、「ベルサイユのばら」というタイトルは、すでにこの時、頭の中に浮かんでいたという。その後、大学在学中に漫画家としてデビューし、人気作家となっていた池田が、「週刊マーガレット」誌上で長編の連載を打診された時に、提案したのが『ベルサイユのばら』だった。当時の編集部内には「歴史物が少女漫画読者に受けるはずがない」と、連載に難色を示す意見も多かったが、「人気が出なかったら即打ち切りでかまわない」という池田の強い自信にも後押しされて1972年4月に連載がスタートする。すると、編集部の危惧とは裏腹にたちまち人気を獲得。そして、途中で一切の休載もなく、1973年12月に全82回を描ききった。

時代背景

連載が始まった1972年は、沖縄の復帰、日中国交回復など、政治的にも大きな出来事があり、日本という国家にあらためて注目が集まった年でもあった。社会的には、女性の社会進出が話題となりつつあったが、あくまで男性側の視点で語られることがほとんどで、女性の社会的地位は決して高くなかった。そのような時代において、女性主人公が男性相手に一歩も退かず、むしろ男性をぐいぐい引っ張っていく物語を描いたことは、それだけで評価に値するものであった。

あらすじ

1755年、のちに運命的な出逢いを果たすこととなる3人の人物が生まれた。オーストリア女帝マリア・テレジアの第9子マリー・アントワネット、スウェーデン貴族議員の長男ハンス・フォン・アクセル・フェルゼン、そしてフランスの貴族将軍の娘オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェである。当時のフランスはブルボン王朝による絶対王政で、王侯貴族たちは華やかな暮らしに明け暮れていた一方、農民や市民などの平民階級は、差別と重税に苦しめられていた。

そんな時代の中、女ばかり6人姉妹の末っ子として生まれたオスカルは、父により男子として厳しく育てられ、やがて男顔負けの立派な女軍人として成長していった。1770年春、マリー・アントワネットがフランスの皇太子(のちのルイ16世)のもとに嫁いでくると、オスカルは皇太子夫妻を護衛する近衛隊隊長に就任。幼馴染みで家族同然に育ってきたアンドレ・グランディエとともに、マリー・アントワネットに仕えることとなる。

1775年、ルイ15世の逝去により、皇太子がルイ16世として即位。18歳の若さで王妃となったマリー・アントワネットは、お気に入りのポリニャック伯夫人や取り巻きの貴族と、派手な王宮暮らしに夢中になっていた。そんなある日、スウェーデンの青年貴族となったフェルゼン が宮廷にやってくる。互いに惹かれ合うマリー・アントワネットとフェルゼンは、いつしか許されぬ愛に心を奪われてゆく。

一方、マリー・アントワネットの浪費癖や宮廷での振る舞いに対して進言するオスカルだったが、同時に知らぬ間に大きくなっていた自らのフェルゼンへの想いに戸惑う。そして国民が窮乏にあえぐ中で起こった、歴史的な詐欺事件として知られる「首飾り事件」をきっかけに、王室、特にマリー・アントワネットに対する国民の憎悪は深まっていくのであった。そんな中、貴族の屋敷ばかり襲撃する「黒い騎士」と名乗る盗賊が世間を騒がし始めた。討伐を命じられたオスカルとアンドレだが、すんでのところで取り逃がし、アンドレは目を負傷してしまう。それでもアンドレは、敵の罠にはまったオスカルを助けるべく黒い騎士のアジトへと向かい、見事オスカルを救出し、黒い騎士を捕らえることにも成功した。しかし、黒い騎士ことベルナールから貧困に苦しむ国民の窮状を聞かされたオスカルはベルナールを見逃し、その責任を取る形で近衛隊を辞す。

その後オスカルは、フランス衛兵隊の部隊長となるが、荒くれ者揃いの衛兵隊は、オスカルを隊長として認めようとしない。だが、隊長にふさわしい実力を示すと同時に、誠実な態度で接してくるオスカルに隊員たちは次第に心を開いていく。その頃、オスカルの父ジャルジェ将軍は、娘を結婚させようと画策。ショックを受けたアンドレは、衝動的にオスカルに迫るも、身分の差に苦悩する。

1789年、国王ルイ16世はベルサイユにおいて三部会を開会することを布告する。国王、貴族、平民議員が激しく争うこととなるが、やがて国王から一方的に解散が宣言される。市民の不満はますます膨れあがり、国中で続々と義勇軍が作られる。パリ市内は不穏な空気に包まれ、衛兵隊にも出動命令が下された。

出動前夜、アンドレに対する愛に気付いたオスカルは、アンドレを生涯の夫と認め、二人はついに結ばれる。1789年7月13日。兵士の発砲に端を発した暴動から、ついにフランス国民は革命に向けて立ち上がった。そしてオスカルは、国王軍に反旗を翻し人民とともに戦うことを決意、愛するアンドレとともに、革命の砲火の下へとその身を投じていくのであった。

ヒロイン像

主人公のオスカルは、男装こそしているものの、女性であることを隠していたり、ひけめに感じたりすることもなく、性別を超えた、オスカルという一個の存在として、社会に立ち向かっている。その部分が、世の中の女性から圧倒的な支持を受けたともいえる。一方で、フェルゼンやアンドレへの愛に気付いて無垢な少女のように心を惑わせる姿もまた、オスカルの持つ人間的な魅力として、多くのファンの心をつかんでいる。そしてもう一人の主人公ともいえるマリー・アントワネットも、民衆の憎悪を一身に集めた歴史上の悪女としてではなく、愛に生き愛に殉じた強い女性として描かれており、魅力あるヒロインとなっている。

スピンオフ

1974年、『週刊マーガレット』に『外伝・黒衣の伯爵夫人』を掲載(全2回)。1984年には、月刊誌『jam』にて、オスカルの姪にあたる少女ル・ルーを主役にした『ベルサイユのばら外伝・名探偵ル・ルー編』を連載開始(全10回)。さらに2005年から、朝日新聞土曜日別冊朝刊『be』において、デフォルメされたベルばらキャラが登場する4コマ漫画とコラムからなるミニコーナー『ベルばらKids』の連載が始まり、好評を博した。連載は7年を超えるロングヒットとなり、2013年3月30日をもって終了。単行本は7巻まで刊行されている。そのほか、文庫版およびカラーと2色ページを収録した「完全版」も出版されている。また、2014年には新作エピソードで構成された『エピソード編Ⅰ』が刊行された。なお、正統な続編ということで、マーガレットコミックスのナンバリングは11巻となっている。そして2015年には『エピソード編Ⅱ』となる第12巻が刊行されている。

メディアミックス

宝塚歌劇

1974年、宝塚歌劇団月組によって『宝塚グランドロマン ベルサイユのばら』が上演される。もともと、熱心なファンが「面白い漫画があるのでぜひ舞台にしてください」と、宝塚歌劇団の関係者に『ベルサイユのばら』が掲載されていた「週刊マーガレット」を毎週、送り続けたことがきっかけとも言われているが、男装の麗人が主役で、きらびやかな宮廷衣装、ロマンティックな恋愛模様、そしてダイナミックな展開と、まさに宝塚にはうってつけの題材であることを考えれば、至極当然の判断といえよう。こうして幕を開けた舞台は、予想をはるかに上回る大ヒットを記録。低迷期に入っていた宝塚歌劇団の救世主となった。翌1975年には花組によって『宝塚グランドロマン ベルサイユのばら~アンドレとオスカル~』が上演。続けて雪組、星組による上演も行われ、各組でオスカルを演じた榛名由梨、安奈淳、汀夏子らは宝塚トップスターとしての地位を確立し、「ベルばら」は宝塚歌劇団の代表演目となった。さらに平成に入ってからも、「オスカルとアンドレ」のほかに「マリー・アントワネットとフェルゼン」、さらには「フェルゼン編」「オスカル編」という、宝塚ならではの公演も行い、ファンを大いに喜ばせた。2000年代に入っても、看板公演として繰り返し上演されている。宝塚歌劇を観たことがない人でも、「宝塚=ベルサイユのばら」のイメージが定着していることからもわかるように、宝塚歌劇を象徴する作品となっている。

TVアニメ

1979年に日本テレビ系列で放送開始。当時のアニメ界を代表する強力なスタッフによって作られたTVアニメ版は、原作を忠実に描きながらも、アニメ独自のオリジナリティも加えられ、非常に完成度の高い作品に仕上がっている。第19話から『あしたのジョー』『エースをねらえ!』などを手がけた出崎統氏がチーフディレクターに就任すると、いわゆる「出崎演出」により、さらに高い評価を受けるようになった。多くの視聴者に愛されただけでなく、のちにアニメ界を背負うこととなる、若きクリエイターたちにも多大な影響を与えた伝説的な作品となっている。

映画

1978年には、原作者・プロデューサー・出資者のみが日本人で、スタッフ・キャストがオール外国人、オール海外ロケ、そして英語版という、日本映画史上初の「和製洋画」として、『ベルサイユのばら Lady OSCAR』の制作が発表された。1978年にクランクインすると、フランス政府の協力の下、ベルサイユ宮殿での大々的なロケを敢行したことでも話題となった。同年10月にクランクアップ。翌1979年3月に公開されると、大きな反響を呼んだ。

社会現象

連載1回目から反響を呼んだ『ベルサイユのばら』は、単行本が出るとさらに人気となる。単行本は飛ぶように売れ(累計発行部数は1500万部以上)、世の中に「ベルばらブーム」が訪れた。その盛り上がりの中、1974年に、宝塚歌劇団による舞台『宝塚グランドロマン ベルサイユのばら』が上演されると、瞬く間に大人気となり、空前の宝塚ブームを巻き起こした。さらに1979年には、日本映画史上初の「和製洋画」として、『ベルサイユのばら Lady OSCAR』が制作された。さらに同年には、日本テレビ系列でアニメ版『ベルサイユのばら』の放送が開始。大きな人気を博した。その他、ノベルティグッズ、キャクター商品、玩具などの関連グッズも数多く作られ、世代を超えて愛されている。なお、日本人が世界史において、フランス革命だけやたらと詳しいのは『ベルサイユのばら』の影響であると、まことしやかに囁かれているが、あながち間違いでもない。また、『ベルサイユのばら』は少女漫画で初めてベッドシーンを描いた作品としても知られる。革命前夜、オスカルがアンドレを夫として受け入れる名シーンであるが、当時、編集部に来たクレームの電話に対し、編集長が「物語を読んだ上でまだ問題があるというならもう一度お電話ください」と答えたというエピソードは有名。

海外事情

ベルサイユのばら』の翻訳本は、アジア圏では1987年に香港で『女強人奧斯卡』、1994年に台湾で『凡爾賽玫瑰』のタイトルで出版されている。また、韓国では1991年と2001年に、タイでは1984年、インドネシアでは1987年に出版されている。ヨーロッパではイタリアで1982~1983年に漫画に着色したものが『LE AVVENTURE DI JADY OSCAR』のタイトルで連載されたり、1982年にはアニメを小説化した『IL ROMANZO DI LADY OSCAR』という単行本が出版されている。また、漫画のイタリア語翻訳本として、『LADY OSCAR』が1993年、2001~2002年に出版されている。フランスでも、2002年に『La rose de Versailles-LADY OSCAR』のタイトルでA5版2巻組の翻訳本が出版されており、さらに2011年には作者の来仏を記念して新装版が出版された。そのほか、ドイツ、スペインでも出版されている。

作家情報

池田理代子:1947年大阪生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)在学中に漫画を描き始める。貸本時代を経て、1967年、『バラ屋敷の少女』で雑誌デビュー。デビュー当初は恋愛ものが中心だったが、1970年代に入ると、児童虐待など重いテーマを扱った社会派作品も発表していた。1972年、『週刊マーガレット』で連載した『ベルサイユのばら』が大ヒットし、一躍、人気漫画家となる。その後も、『おにいさまへ…』『オルフェウスの窓』『女帝エカテリーナ』『エロイカ』などの名作を世に送り出し、1980年には『オルフェウスの窓』で第9回日本漫画家協会優秀賞を受賞している。1995年、かねてからの夢でもあった声楽家になるため、東京音楽大学声楽科に入学。1999年に同校を卒業した後は、ソプラノ歌手として舞台に立つなど、声楽家としても活躍している。2009年には、フランスの歴史や文化を広めた功績を称えられ、フランス政府からレジオン・ドヌール勲章が授与された。

登場人物・キャラクター

主人公
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貴族の上院議員の長男として、スウェーデンに生まれる。政略結婚でフランスに嫁いだアントワネットが初めて心から愛した男性。オスカルとは親友。国王一家が国外逃亡をする時にも尽力を惜しまず、一家を助けようとす...
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