概要・あらすじ
地元商店街の秘密諜報室で働く幼稚園児・油断ちゃん(韮崎油断)は、父親の韮崎断三にスパイの英才教育を受けていた。地元商店街をつぶそうと、郊外型大手スーパー赤サソリは、あの手この手を使って攻撃をしかけてくる。地元商店街を守るため、油断ちゃんはスパイ人形コネリー君とともに戦うのだった。
登場人物・キャラクター
韮崎 油断 (にらさき ゆだん)
コダヌキ幼稚園に通う5歳の女の子。乳幼児スパイ養成スクール、通称赤ちゃんの穴で生後半年から2歳までスパイ訓練を受ける。その後、地元商店街の秘密諜報室で働くようになる。
コネリー君 (こねりーくん)
地元商店街の秘密諜報室技術部が作ったスパイ人形。子どもが片手で持てる程度の大きさだが、特殊機能満載。油断ちゃんのお目付け役でもある。
韮崎 断三 (にらさき だんぞう)
油断ちゃんの父親で、地元商店街の秘密諜報室所属。スパイ活動はタダ働きのため、妻の油美に養ってもらっている。油断ちゃんは「ゴクツブシ」「無職」などと呼ぶことがある。変装が得意。
談合坂 太 (だんごうざか ふとし)
地元商店街の秘密諜報室室長。郊外型スーパー赤サソリの動向を探り、地元商店街を守るためにがんばっている。
韮崎 油美 (にらさき ゆみ)
油断ちゃんのママ。小料理屋・「油」という一杯飲み屋をやって、韮崎断三と油断ちゃんを養っている。どこかとぼけた味わいの美人。
下心 金四郎 (したごころ きんしろう)
郊外型スーパー赤サソリ特殊工作部副部長。地元商店街を壊滅させるための工作を画策している。油断ちゃんのママに惚れている。
荒縄 権ノ助 (あらなわ ごんのすけ)
赤サソリの特殊人事部部長。スーパー赤サソリの陰の人事を取り仕切っている。
ピコット
乳幼児スパイ養成スクール、通称赤ちゃんの穴で、油断ちゃん(韮崎油断)と同期だった。アベックが好きで、いちゃいちゃしているアベックを見ると、ついていってしまう。その習性を利用して、油断ちゃんに捕まり、どこか外国へ旅立っていった。
赤蠍 リボン子 (あかさそり りぼんこ)
赤サソリ社長一族の末娘。IQ200の天才少女。高校生と赤サソリのスパイをやっていたが、油断ちゃんに敗れ、専業高校生となる。