深愛なるFへ

深愛なるFへ

19世紀末のパリ。オペラ座でコーラスを務めるクリスティーヌ・ダーエは、謎の怪人、ファントムと出会い、恋に落ちていく。映画、舞台など様々なメディアに展開された不朽の名作、ガストン・ルルー著『オペラ座の怪人』を新たな解釈でリブートしたラブロマンス。小学館「Cheese!」2022年1月号より連載を開始。

正式名称
深愛なるFへ
ふりがな
しんあいなるふぁんとむへ
作者
ジャンル
その他芸能・音楽
 
恋愛
レーベル
フラワーコミックス(小学館)
巻数
既刊6巻
関連商品
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概要・あらすじ

19世紀末のパリ。オペラ座には、謎の怪人ファントム(亡霊)が住まうと噂(うわさ)されていた。そんなオペラ座でコーラスを務めるクリスティーヌ・ダーエは、父を亡くしたことをきっかけに、ひとりで歌うことができなくなっていた。ある日、クリスティーヌは、傲慢なプリマドンナのカルロッタと衝突。カルロッタの策略で、翌日の舞台のプリマドンナを務めることになってしまう。まったく自信のないクリスティーヌだったが、ファントムが出るという噂の西奥の稽古場で練習を始めた。するとそこに、顔の右側をマスクで隠した男性が現れる。クリスティーヌは彼に見覚えがあった。先日、カバンを盗まれそうになったとき、助けてくれた男性だったのだ。クリスティーヌは、名前も告げずに消えた男性がファントムだと知る。心を込めた歌を受け止めてくれる父を亡くし、ひとりで歌えないというクリスティーヌ。それを聞いたファントムは、代わりに自分がすべて受け止めるから自信を持つようにと伝えた。そして迎えた公演当日。ソロパートで孤独を感じ、くじけそうになったクリスティーヌは、ファントムに言われた通り、無人のはずの5番ボックスを見上げた。そこにはファントムの姿があり、優しい目でクリスティーヌを見守っていた。おかげで無事公演を終えたクリスティーヌは、ファントムに歌の先生になってほしいと頼み込む。エリックという名前を明かしたファントムは「音楽以外愛さず、誰にも心を奪われないこと」を条件に、彼女の願いを承諾。こうして二人きりの秘密のレッスンが始まった。

登場人物・キャラクター

クリスティーヌ・ダーエ

オペラ座の団員の若い女性。プラチナブロンドと碧眼(へきがん)で、生まれてすぐに母を亡くす。音楽家の父といろいろな場所で歌ったり演奏したりしながら育ち、オペラ座へ。1年前に父を亡くしてからは、ひとりで歌うことを恐れ、コーラスを務めていた。ファントム(亡霊)と噂されているエリックと偶然出会い、彼に歌のレッスンを受ける。

エリック

天才的な音楽家の青年。黒髪、赤い瞳、右目を隠すマスクが特徴。人知れずオペラ座に住み着いており、人々から怪人ファントム(亡霊)、Fなどと呼ばれている。クリスティーヌ・ダーエの才能を見抜き、彼女を歌姫に育て上げるべくサポートする。

書誌情報

深愛なるFへ 6巻 小学館〈フラワーコミックス〉

第1巻

(2022-07-26発行、 978-4098717187)

第2巻

(2022-08-26発行、 978-4098717217)

第3巻

(2023-02-24発行、 978-4098718931)

第4巻

(2023-08-25発行、 978-4098722556)

第5巻

(2023-12-26発行、 978-4098724475)

第6巻

(2024-08-26発行、 978-4098725939)

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