概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
渡 直人 (わたり なおと)
高校2年生の男子で、渡鈴白の兄。年齢は16歳。2年前に両親が他界したため、それまで住んでいた信州の自宅を離れ、親戚の家を転々とする生活を始めた。現在は東京郊外に住む叔母・渡多摩代の家に身を寄せており、鈴白と共に世話になっている。気弱な性格で、決断力に欠けるところがある。また、鈴白を溺愛するあまりかなりのシスターコンプレックスで、高校では部活にも入らず、放課後は真っすぐ帰宅する日々を送っている。居候生活を送っているが、多摩代から十分な生活費を渡されていることもあり、何不自由なく生活を送っているものの、早くアルバイトを始め、世話になった分の生活費は返済したいと考えている。学校では、男子生徒のマドンナ的存在である石原紫に癒しを感じており、恋心を抱いている。そんな中、転校してきた幼なじみの館花紗月と再会し、一方的に歪んだ熱烈なアプローチを受けることになった。しかし子供の時、家族で大切にしてきた畑を紗月にめちゃくちゃにされたことがトラウマとなり、今でも紗月に対しては嫌悪感を抱き、彼女からの好意を受け入れることができない。
渡 鈴白 (わたり すずしろ)
小学4年生の女子で、渡直人の妹。年齢は10歳。両親が他界してから親戚の家を転々としており、現在は東京郊外に住む叔母・渡多摩代の家に兄妹で身を寄せている。極度のブラザーコンプレックスで、かなりの甘えん坊。直斗が高校で部活に入ること、アルバイトをすること、特定の女性と交際することを極端に嫌がっている。わがままを言って直人を束縛しているが、直人のために我慢したり、100点を取ったテストを隠したりと、「お兄ちゃんがいないとダメな妹キャラクター」を演じているところがあり、幼いながらも兄思いの優しい性格の持ち主。のちに、直人にとって「負担になり過ぎず適度にワガママな放っとけない女」を目指すことを宣言する。直人から誕生日に欲しいものを聞かれた際、小さい頃のことを思い出し、畑が欲しいとリクエストした。そして、叔母宅の庭を畑として貸してもらい、ひょんなことから館花紗月も加わって、いっしょに畑作りを行うことになる。幼い頃に紗月となかよくしていたが、大切にしていた畑を荒らした人物として記憶している。その時、紗月が知らない誰かといっしょにいたことを認識しているが、そのことは直人には話していない。
書誌情報
渡くんの××が崩壊寸前 16巻 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉
第1巻
(2016-05-06発行、 978-4063827804)
第2巻
(2016-06-17発行、 978-4063828092)
第3巻
(2017-01-06発行、 978-4063829099)
第4巻
(2017-07-06発行、 978-4065100233)
第5巻
(2018-01-05発行、 978-4065107010)
第6巻
(2018-09-06発行、 978-4065128084)
第7巻
(2019-03-06発行、 978-4065148051)
第8巻
(2019-10-04発行、 978-4065172919)
第9巻
(2020-09-04発行、 978-4065206942)
第10巻
(2021-03-05発行、 978-4065225882)
第11巻
(2021-08-05発行、 978-4065243435)
第12巻
(2022-02-18発行、 978-4065268315)
第13巻
(2022-07-20発行、 978-4065284186)
第14巻
(2023-01-19発行、 978-4065304143)
第15巻
(2023-08-18発行、 978-4065323724)
第16巻
(2023-11-20発行、 978-4065326930)