溺れるナイフ

モデルをしていた小学校6年生の望月夏芽が引っ越しで長谷川航一朗に出会い、強烈に引かれていくことで始まる十代のこころを描いた物語。

正式名称
溺れるナイフ
作者
ジャンル
恋愛
レーベル
講談社コミックス(講談社)
巻数
全17巻完結
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概要・あらすじ

東京で雑誌モデルをしていた小学6年生の美少女、望月夏芽は、父の故郷である浮雲町に引っ越すこととなる。彼女は、その町で同い年の長谷川航一朗に出会い、強烈に惹かれていく。小学校6年から高校生へと変化していく十代の破裂寸前のこころを描いた物語。

登場人物・キャラクター

望月 夏芽 (もちづき なつめ)

東京にすんでいたころはティーンズ向けファッション雑誌『プラム』の表紙を務めるほどの人気モデルだったが、父親の故郷・浮雲町へ引っ越すことになり、モデル活動を休止することに。引っ越し先で出会った長谷川航一朗ことコウに惹かれ、中学になってからつきあうようになるが、誘拐事件をきっかけに関係性が変わっていく。 初めてコウを海で見たときから白く輝いているように見え、神さんの使いだと感じる。実家は旅館ひねもす屋を経営。弟・竜太とふたり姉弟。中学入学時はバスケ部だったが、卒業間際は先生のすすめで武田さんとコウと写真部を作ることに。中学1年時はコウとつきあうが、事件後別れる。 中学校3年生から、同じ小学校だった大友勝利とつきあい始める。「臨終ロリータNATSUME」というドラマで主演デビューしてから、一気に露出が増えていく。大友と同じ高校を狙うが受験に失敗し、同じ中学出身が多い海渡高校へ。

長谷川 航一朗 (はせがわ こういちろう)

望月夏芽の引っ越し先、浮雲町の大地主であり、神さんの家系である長谷川家の跡取り息子。神主であるオジの世話になっている。不思議な力を持っていた大巫女様と呼ばれた祖母が亡くなる3日前に「家も土地も焼き尽くす」と言われ、神さんが守ってくれるようにと数珠をもらい、いつも身につけている。 町の人がおびえて入らない神さんの海によく潜る。複雑な家族関係の中に育ち、実際は父親の子どもではなく、祖父の子どもで、母は自殺している。父と別の母親の間に生まれた姉がいる。夏芽の事件後、中学三年生ごろから暴力的になっていく。中学3年生のとき夏芽と武田さんと写真部を作った。

大友 勝利 (おおとも かつとし)

浮雲町で生まれ育った。小学校時代は、長谷川航一朗ことコウと親友で、ふたりで一緒に18歳以上しか参加してはいけない喧嘩火付け祭りに忍び込み怒られたことも。中学から徐々にコウと疎遠に。中学校時代は、ひねもす屋に伊勢エビなどを届けるお手伝いをよくしており、望月夏芽の母、望月芽衣子と仲良く話していることも。 兄がいる。中学3年から夏芽とつきあいだす。モデルをする夏芽をみて、ギターを買う決意をし、高校に入るとバンドをはじめた。

松永 カナ (まつなが かな)

浮雲町で生まれ育った。雑誌『プラム』のモデルである望月夏芽のファン。また、海渡高校の長谷川航一朗ことコウに片思いをしている。小学校の頃から夏芽とコウが一緒になるといいと思い続けている。ふっくらした体型で運動が苦手。すぐ泣くので、女子からの当たりはきつい。 夏芽が大友勝利と付き合いだしてからは、掲示板に夏芽のプライベートを流すなどの嫌がらせをした。

早瀬 (はやせ)

浮雲町で生まれ育った。小学校時代はヒス早瀬と呼ばれた。望月夏芽の同級生。中学校1年生でも同じクラスになる。夏芽が事件にあったあと、あれこれ話をきいたことを噂にして流していたことが原因で夏芽と仲違いする。

広能 晶吾 (ひろのう しょうご)

有名カメラマン。ヌード写真をよく撮っている。浮雲町を抜け出して東京のスタジオに撮影に来ていた望月夏芽を気に入り、浮雲町まで行って彼女の写真集を撮影したり、ポラロイドカメラを贈り、写真で文通を行っている。

土居 (どい)

望月夏芽のマネージャー。夏芽が引っ越しても、モデル事務所に籍を残していると電話で告げた。その後も、芸能活動の際はマネージャーとしてバックアップし続ける。

望月 芽衣子 (もちづき めいこ)

望月夏芽の母親で、旅館ひねもす屋の若女将。夏芽の芸能活動を応援し、バックアップしている。東京に行くと、ここぞとばかりに買い物をする。

国広 鈴香 (くにひろ すずか)

望月夏芽と同じ中学校。中学時代は長谷川航一朗ことコウたちと遊び仲間で、コウを狙っている。中学3年ころから夏芽とつるむように。同じ高校へ進学。

蓮目 匠 (はすめ たくみ)

望月夏芽のストーカーで事件当時27歳。近くの宿に泊まって夏芽を撮影したり、ひねもす屋に泊まって接触したりする。喧嘩火付け祭りの最中に、夏芽を誘拐して逮捕された。罪名は監禁致傷罪で懲役3年。

上原 (うえはら)

長谷川航一朗ことコウの中学校時代の2コ年上の彼女。コウと同じ中学の国広鈴香の紹介でつきあい始める。松永かなのいとこ・樹里と友だち。

武田 (たけだ)

望月夏芽の中学の同級生でハーフの女子。いつもメガネをかけて「グフフ」と笑っているオタク女子だが、スタイル抜群でメガネを外すと美女に変身する。心霊写真が好き。夏芽と長谷川航一朗と一緒に写真部をつくる。夏芽と同じ高校へ進学。

西条 桜司 (さいじょう おうじ)

長谷川航一朗ことコウの母と、長谷川桜司の母は、腹違い。暴力的で暴れん坊な面もあるが、コウを兄ぃと呼んで慕う。

西条 薫 (さいじょう かおる)

西条桜司の母で、長谷川航一朗の母と腹違いの姉妹。長谷川家に入り込み、桜司やお腹の子どもを跡取りにすることを目論む。

神さん (かみさん)

浮雲町の神社の神様の呼び方。鳥居のある海は神さんが怒るので入ってはいけないことになっているが、長谷川航一朗は、よく潜ったり釣りをしたりしている。

場所

浮雲町 (うきぐもちょう)

東京まで5時間の場所にあるマニアックな観光地。温泉がある。望月夏芽の親が経営する旅館ひねもす屋がある。

月ノ明リ神社 (つきのあかりじんじゃ)

浮雲町の山のなかにある神社。この山の神さんは、このあたりの神さんを産んだという、偉い神さんだったがと、ても醜い女性で嫉妬深かった。そのため、山に女性が入ると天災が起こっていた。あるとき若者が、醜女でも月の光の下ならキレイにみえるだろうと、神社を建てたらおとなしくなったという伝説がある。この山の神さんが祀られており、望月夏芽がよくお祈りにいく。 写真集撮影のロケ地としても使われた。喧嘩火付け祭りの1ヶ月前から、この神社のある山は、長谷川家の女性以外は、女人禁制になる。中学3年ころから長谷川航一朗の隠れ家になった。

イベント・出来事

喧嘩火付け祭り (けんかひつけまつり)

浮雲町のお祭り。18歳から参加ができる。川沿いに社殿を建て、社殿を「守る派」と「火付け派」に分かれて、浮雲町で生まれた男がお面をかぶって喧嘩をする。祭りの騒ぎの中、望月夏芽が誘拐されるという事件が起きた。

書誌情報

溺れるナイフ 全17巻 講談社〈講談社コミックス〉 完結

第1巻

(2005年3月発行、 978-4063414189)

第2巻

(2005年10月発行、 978-4063414479)

第3巻

(2006年4月発行、 978-4063414684)

第4巻

(2006年10月発行、 978-4063414912)

第5巻

(2007年2月発行、 978-4063415117)

第6巻

(2007年7月発行、 978-4063415322)

第7巻

(2007年12月発行、 978-4063415520)

第8巻

(2009年8月発行、 978-4063416367)

第9巻

(2010年1月発行、 978-4063416626)

第10巻

(2010年6月発行、 978-4063416886)

第11巻

(2010年11月発行、 978-4063417142)

第12巻

(2011年5月発行、 978-4063417432)

第13巻

(2012年7月発行、 978-4063418101)

第14巻

(2012年11月発行、 978-4063418262)

第15巻

(2013年5月発行、 978-4063418583)

第16巻

(2013年11月発行、 978-4063418842)

第17巻

(2014年2月発行、 978-4063419016)

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