概要・あらすじ
南倍南はプロ雀士を名乗る中年男性。彼がなじみの雀荘で仲間らと時事ネタに絡めたダジャレを交えた麻雀をしたり、競馬やパチンコなどのギャンブル、さらには食や買い物など、日常生活のあらゆる場面で玄人を気取り、周囲の人々の行いを「ど素人」として見下しながらも、結局自身が酷い目に遭ったりする様子を描く。
登場人物・キャラクター
南 倍南 (みなみ ばいあん)
年齢や経歴は不明。東京都山下町に住み、麻雀を生業とするプロ雀士を名乗っているが、実情は不明。背中まで伸ばした長髪に着流し姿がトレードマークの中年男性。麻雀以外にも競馬やパチンコなど、ギャンブル的なものを好む。食や美術品などのほか、日常生活においても自身が「玄人」であることにこだわり、他人のふるまいを「ど素人」として見下すことに喜びを覚える。
東尾 秀一 (ひがしお しゅういち)
南倍南のなじみの麻雀仲間の一人。本業は百貨店の外商部に勤めるサラリーマン。眼鏡をかけており、雀荘では白いワイシャツにネクタイを締めていることが多い。スポーツが好きで主に野球、相撲を好む。ワキガである。
西田 安男 (にしだ やすお)
南倍南のなじみの麻雀仲間の一人。本業はオーディオ雑誌の編集者。スポーツ刈りのような短髪で、雀荘ではストライプ柄のシャツにネクタイを着用していることが多い。冗談を言うことが好き。
ひげの男 (ひげのおとこ)
氏名は不明。南倍南のなじみの麻雀仲間の一人。北光蔵に代わって東尾秀一、西田安男とともに南倍南と卓を囲むようになった。口ひげを生やしており、雀荘では黒っぽいタートルネックの上にチェック柄のジャケットを着用していることが多い。
北 光蔵 (きた こうぞう)
連載開始当初に南倍南・東尾秀一・西田安男と卓を囲んでいたが、途中から登場しなくなった。彼らに比べると若く、カラーシャツに白いジャケットを着用している。