概要・あらすじ
漫画家ロンパースは、アニメ・映画監督のカントクくんと結婚。彼女は今までオタク男子や近い業界の男子と交際しない道を歩んできたが、彼と結婚することにより今まで持っていたオタク魂が復活。ロンパースは立派なオタ嫁へと成長していった。そして二人は愛と笑いとオタクに満ちた幸せな生活を送るのだった。
登場人物・キャラクター
ロンパース
作者の漫画家安野モヨコをモデルとしている。赤ちゃん体型でぐるぐる巻きの目、ピンクのロンパースを着た姿で描かれている。自身がオタクのため、普通の人とつきあってオタク度を減少させようとしたが、カントクくんと結婚することで逆にオタ嫁道を邁進することになる。カントクくんよりしっかりしていて常識人、かつ男らしい。
カントクくん
アニメーション・映画監督庵野秀明をモデルとしている。ぼさぼさの髪に無精髭、ちょっとたるんだお腹が特徴。日本のおたく四天王と呼ばれる。基本的に優しい性格で、許容範囲は広いがルーズな一面あり。意外と乙女度が高い。肉と魚が食べられない。お風呂に入るとやさしさ成分が洗い流されると言い、入るのを好まない。
庵野・マイティ・ジャック (あんのまいてぃじゃっく)
『監督不行届』のキャラクター。庵野家の猫。ロンパースが友人から預かった子猫だったが、カントクくんも気に入りめでたく庵野家の家族に。二人に溺愛されている。
松尾 スズキ (まつお すずき)
劇作家、映画監督である松尾スズキがモデル。ロンパースとカントクくんを自作の映画恋の門に出演させる。ロンパース曰く、『監督不行届』のイラストより、本人の方が8倍かっこいいとのこと。
その他キーワード
オタ嫁
『監督不行届』に登場する用語。文字通りオタクの嫁のこと。夫のオタク趣味を許容する他に、「擬音を口にする」、「アニソンを歌う」、「おどろいた時にどもる」、「顔にタテ線が入る」、「マンガとアニメのセリフを引用する」、などの行動もたしなみとされる。