神の左手悪魔の右手

神の左手悪魔の右手

周囲から嘘つきの弱虫扱いされている、悪夢を見がちな小学1年生山の辺想。悪夢と現実が入り混じった世界で、想は癒しの神の左手と破壊の悪魔の右手を持つヌーメラウーメラに変身し、猟奇的な事件を解決する。スプラッター的な残酷描写の多い、ホラー・オムニバス作品。1986年から1989年にかけて、「錆びたハサミ」「消えた消しゴム」「女王蜘蛛の舌」「黒い絵本」「影亡者」の5つのエピソードが、青年漫画誌に連載された。他に、想の出ない短編「おふだ」がある。

概要

なし

登場人物・キャラクター

主人公

東京の近くにある八天王市に住み、市立八天王小学校に通う小学1年生の男児。悪夢を頻繁に見ており、空想癖がある。周囲からは弱虫と思われているが、夢と現実、過去と現在が入り混じった世界で起きる怪事件を、ヌー... 関連ページ:山の辺 想

女子高生。小学1年生の山の辺想の姉。東京の近くにある八天王市に住み、屋敷高等学校に通っている。マイケル・ジャクソンの大ファン。想と一緒に事件に巻き込まれることが多い。「錆びたハサミ」のエピソードでは、... 関連ページ:山の辺 泉

「錆びたハサミ」に登場する女子高生。屋敷高等学校に通っており、山の辺泉の同級生。大雨の夜、担任の林先生の家が川の増水で流され、死んだという噂を確かめるため、ユキとめぐみの2人と共に泉を誘って現場に連れ... 関連ページ:法子

想の父

山の辺泉と山の辺想の父。東京の近くにある八天王市の市立病院の外科医。

山の辺 由紀子

山の辺泉と山の辺想の母。夫は八天王市の市立病院の外科医。八天王市では昔、子どもが次々と誘拐され、ハサミで切り裂かれて殺される事件が起こっていた。事件関連の物が泉の口から吐き出され、さらに、体を突き破って出てくる異常事態を目の当たりにし、由紀子は引っ越してきたことを後悔する。

「錆びたハサミ」に登場する男性。山の辺泉の担任である林先生が亡くなったため、北海道から新担任として東京の近くの屋敷高等学校に転勤してきた。北海道では老母と2人暮らしで、母親は転勤に強く反対していた。泉... 関連ページ:一矢 知樹

ますみ

切り裂き魔の老婆が産んだ子どもで、古い工場の地下室に住んでいた。人々がエイリアンと形容する、尻尾のある怪物のような姿をしている。母親が子供を誘拐してくるのは、ますみの友達にするためであり、ますみが気に入るようにと、ハサミで全身を切り裂き同じような醜い姿にしていた。

ますみの母

「錆びたハサミ」に登場する、老婆の切り裂き魔。犯行時は仮面を付けている。古い工場の地下室に娘のますみとともに住んでいた。娘の遊び相手として、子供を連れ去り、彼女が気に入るようにと全身を切り裂いて醜い姿にしていた。

「消えた消しゴム」に登場する女性で、山の辺想の通う八天王小学校の先生。想の同級生の大輔が「人は死ぬと正体が現れる」という噂を話し、想たかしみずえの3人に、優しいみどり先生を殺して正体を見ようと持ち掛け... 関連ページ:みどり

山の辺想が夢の中で、ピンチのときに変身する姿。傷を癒す神の左手と、全てを消す悪魔の右手を持つ。「影亡者」で登場した時、「わたしはヌーメラウーメラ!! この世のもとなり!! もとはうたえり!! 神の左手... 関連ページ:ヌーメラウーメラ

「女王蜘蛛の舌」に登場する外科医。山の辺想の父親と同じ市立病院に勤めている。かおりというフィアンセがいる。病院で想の父に世話になっているお礼として、連休に想と姉の泉を友人木玉(こだま)のペンションに連... 関連ページ:高品 明

『神の左手悪魔の右手』の「女王蜘蛛の舌」に登場する、山の屋敷の女主人。栗津(くりづ)という男の使用人がいる。山の辺想と姉の山の辺泉は、父と同じ病院に勤める外科医の高品明に連れられ、高品の友人木玉が経営... 関連ページ:屋敷の女

『神の左手悪魔の右手』の黒い絵本に登場する少女。足が悪く、ベッドで寝たきりの生活を送っており、父親が描く絵本を楽しみにしている。父親はグロテスクな話に合わせ、実際に人を殺した体験を絵本にしていた。父親... 関連ページ:久保田 もも

『神の左手悪魔の右手』の「黒い絵本」に登場する男。足が悪くて寝たきりの少女ももの父親。コンビニエンスストアで働き、合間に絵本を自作してももに見せる。絵本はグロテスクな絵とストーリーで、ももの父は実際に... 関連ページ:ももの父

『神の左手悪魔の右手』の「影亡者」に登場する少女。山の辺泉の同級生。タレント兵藤タケルのファン。母親が働いているため、家の仕事を全部やっている。子どもが好きなため、将来は保母を希望していた。「永遠の女... 関連ページ:土井 みよ子

「影亡者」に登場する霊で、取り憑いた相手に大運をもたらす。往年の大女優、大森世津子が死んだため、偶然、死の際に付き添った土井みよ子に取り憑きかえている。人がいる所で取り憑かれている者が死ぬと、は他の人... 関連ページ:影亡者

香月 細子

「影亡者」に登場する女性霊能者。山の辺泉の同級生、土井みよ子に憑いていた霊の三郎太が、弟の山の辺想に取り憑いたため、想は倒れ、苦しみもがいていた。泉は香月細子の書いた本を読み、想を診てもらおうとして訪ねる。なんとか想を助けようと悪戦苦闘する最中、クレーンが倒れてきて窓を破り、頭を押し潰され死亡した。

書誌情報

神の左手悪魔の右手 全6巻 小学館〈ビッグコミックス〉 完結

第1巻

(1987年7月発行、 978-4091813718)

第2巻

(1987年8月発行、 978-4091813725)

第3巻

(1987年11月発行、 978-4091813732)

第4巻

(1988年3月発行、 978-4091813749)

第5巻

(1988年7月発行、 978-4091813756)

第6巻

(1988年10月発行、 978-4091813763)

神の左手悪魔の右手 全4巻 小学館〈小学館文庫〉 完結

第1巻

(1997年2月発行、 978-4091921819)

第2巻

(1997年2月発行、 978-4091921826)

第3巻

(1997年3月発行、 978-4091921833)

第4巻

(1997年3月発行、 978-4091921840)

神の左手悪魔の右手 全2巻 小学館〈ビッグコミックススペシャル〉 完結

第1巻

(2011年3月発行、 978-4091837370)

第2巻

(2011年3月発行、 978-4091837387)

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