概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
楠木 湊 (くすのき みなと)
田舎の一軒家で管理人を務める青年。年齢は24歳。実家は温泉宿を営んでおり、次男として長年家業を手伝ってきたが、家族の勧めもあって一度実家を離れ、一人暮らしを始めることになった。実は人並外れた霊力を持ち、文字を書いたメモを貼るだけで邪悪な妖気を浄化し、手彫りの表札を門柱に掲げると、山神さえも驚くほど強力な結界を張ることができる。一軒家に渦巻く妖気を祓(はら)ったことをきっかけに、その力は神や眷属、陰陽師など霊的な存在たちのあいだで知られるようになり、大きな注目を集めている。しかし本人は自分の強大な力に無頓着で、ただ仲間たちと穏やかな日々を過ごすことだけを望んでいる。
山神 (やまがみ)
湊が管理する一軒家の裏山に祀られている、雄犬の姿をした神。その額には、神威の証である勾玉(まがたま)の紋様が刻まれている。ふだんは威厳に満ち、落ち着いた神らしい風格を漂わせている。一方で、高級な和菓子に目がなく、湊の天然な言動には的確なツッコミを入れるなど、親しみやすい一面も持っている。かつては一軒家から漏れ出す邪悪な妖気に蝕(むしば)まれ、神としての力を失い、悪霊に堕(お)ちる寸前まで追い詰められていた。しかし、一軒家に引っ越してきた湊がその妖気を浄化したことで、無事に本来の力を取り戻す。命の恩人である湊に感謝し、「どんな願いも一つ叶えよう」と申し出たところ、返ってきたのは「話し相手が欲しい」という予想外の言葉だった。この一言をきっかけに、湊の願いに応える形で一軒家で共に暮らしている。
クレジット
- 原作
-
えんじゅ
- キャラクター原案
-
OX
書誌情報
神の庭付き楠木邸 4巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉
第1巻
(2022-08-26発行、978-4049145625)
第2巻
(2023-03-25発行、978-4049149548)
第3巻
(2024-01-26発行、978-4049155068)
第4巻
(2024-12-26発行、978-4049161182)







