神の庭付き楠木邸

神の庭付き楠木邸

えんじゅの小説『神の庭付き楠木邸』のコミカライズ作品。舞台は悪霊がはびこる山あいの田舎町。その一角に建つ一軒家の管理人で、幼い頃から人ならざる存在が視(み)える特殊な体質を持つ楠木湊は、自覚のないまま規格外の力で家の悪霊を一掃してしまう。そんな湊と近くの山に祀(まつ)られる山神やその眷属(けんぞく)たちとの交流を描いた、ほのぼの田舎暮らしコメディ。KADOKAWA「ComicWalker」で2021年11月から配信の作品。2025年7月にテレビアニメ化が発表された。湊を坂田将吾が演じる。

正式名称
神の庭付き楠木邸
ふりがな
かみのにわつきくすのきてい
原作者
えんじゅ
漫画
ジャンル
和風ファンタジー
 
日常
レーベル
電撃コミックスNEXT(KADOKAWA)
巻数
既刊4巻
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

楠木 湊 (くすのき みなと)

田舎の一軒家で管理人を務める青年。年齢は24歳。実家は温泉宿を営んでおり、次男として長年家業を手伝ってきたが、家族の勧めもあって一度実家を離れ、一人暮らしを始めることになった。実は人並外れた霊力を持ち、文字を書いたメモを貼るだけで邪悪な妖気を浄化し、手彫りの表札を門柱に掲げると、山神さえも驚くほど強力な結界を張ることができる。一軒家に渦巻く妖気を祓(はら)ったことをきっかけに、その力は神や眷属、陰陽師など霊的な存在たちのあいだで知られるようになり、大きな注目を集めている。しかし本人は自分の強大な力に無頓着で、ただ仲間たちと穏やかな日々を過ごすことだけを望んでいる。

山神 (やまがみ)

湊が管理する一軒家の裏山に祀られている、雄犬の姿をした神。その額には、神威の証である勾玉(まがたま)の紋様が刻まれている。ふだんは威厳に満ち、落ち着いた神らしい風格を漂わせている。一方で、高級な和菓子に目がなく、湊の天然な言動には的確なツッコミを入れるなど、親しみやすい一面も持っている。かつては一軒家から漏れ出す邪悪な妖気に蝕(むしば)まれ、神としての力を失い、悪霊に堕(お)ちる寸前まで追い詰められていた。しかし、一軒家に引っ越してきた湊がその妖気を浄化したことで、無事に本来の力を取り戻す。命の恩人である湊に感謝し、「どんな願いも一つ叶えよう」と申し出たところ、返ってきたのは「話し相手が欲しい」という予想外の言葉だった。この一言をきっかけに、湊の願いに応える形で一軒家で共に暮らしている。

クレジット

原作

えんじゅ

キャラクター原案

OX

書誌情報

神の庭付き楠木邸 4巻 KADOKAWA〈電撃コミックスNEXT〉

第1巻

(2022-08-26発行、978-4049145625)

第2巻

(2023-03-25発行、978-4049149548)

第3巻

(2024-01-26発行、978-4049155068)

第4巻

(2024-12-26発行、978-4049161182)

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