神アプリ

神アプリ

「怨み屋本舗」シリーズで知られる栗原正尚の長期連載作品。冴えない専門学生・御子柴亮のもとに突然届いたスマートフォンに搭載された謎のアプリ「神アプリ」を巡る事件や陰謀を描いた、予測不可能なジェットコースタードラマ。現代日本を舞台としているが、監視カメラを覗き見したり、信号機を遠隔操作できる違法な機能を備えた謎多きアプリ「神アプリ」が存在しており、このアプリを搭載したスマートフォン「神スマホ」が主人公の御子柴亮に届いたことで物語が始まる。また、亮と同様に神アプリを所有するライバルや神アプリを開発した組織「ゴッド・ツールズ」も登場し、ミステリーやサスペンス風のストーリーが展開される。秋田書店「ヤングチャンピオン」2012年No.9から2020年No.22にかけて連載された作品。本作のスピンオフとして栗原正尚の『神アプリTLG』がある。

正式名称
神アプリ
ふりがな
かみあぷり
作者
ジャンル
心理戦・頭脳戦
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

御子柴 亮 (みこしば りょう)

福井県から上京して栗正漫画専門学校に通う青年。年齢は20歳。高校時代はヤンキーたちにパシリにされ、上京後も高校生にカツアゲされるなど気弱な性格をしている。オンラインゲームを中心にプレイしているゲーマーで、全国ランキング4位を獲得したこともある。ゲームの才能に恵まれ、数多くの分野において豊富な専門知識を持つ博識で、どんな状況でもうんちくを語る癖がある。株式会社ゴッド・ツールズから届いた「神アプリ」と「神スマホ」を手にしてからは人生が一変し、特にモニターから正会員になったあとは数々の戦いや陰謀に巻き込まれていく。知識とゲーマースキルを生かして窮地を乗り越えるうちに、周囲から高い評価や信頼を得るようになる。神スマホで操作できるロボット・GTFの名称は「アポロン」。小学6年生の時に父親が失踪しており、母親からは父親の好奇心が強すぎたのが原因だと聞かされている。

巻上 理世 (まきがみ りよ)

スポーツクラブ「SHOW SHOW」のインストラクターを務める女性。年齢は23歳。御子柴亮と同様に「神アプリ」と「神スマホ」を所持している。打算的な性格で、初対面の相手にはなかなか心を開かない。元同居人の立花静香とタッグを組んで、神アプリの一種「犯罪者狩りアプリ」のハンターに仕留められた犯罪者を、横取りする形で確保している。当初は御子柴亮のことを低く見ていたが、勝利のためにおとりを買って出たり、罰ゲームを覚悟の上でランクアップやアイテムの購入を行う彼の姿を見て評価を改め、仲間として信頼を寄せるようになり、チームMを結成した。青森県出身で酒に酔ったときは、津軽弁が出てしまう。神スマホで操作できるロボット・GTFの名称は「ヘルメス」。

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