概要・あらすじ
登場人物・キャラクター
関 小玉 (かん しょうぎょく)
大辰国皇后の座につく女性。年齢は34歳。16歳の頃から武官として働いており、女性でありながら将軍に上り詰めるなど、非凡な才能を有する。軍人時代に10年間を共にした副官の周文林が突如として皇帝の座についたことで、音信不通となるが、3年後に妃嬪としての後宮入りを命じる手紙が文林から届けられ、入内することとなる。さらに紆余曲折を経て第三皇子である鴻の養母となり、皇后の位まで与えられる。周囲からは皇后に対する尊称である「娘子(じょうし)」と呼ばれている。明朗快活で竹を割ったような清らかで潔い性格の持ち主ながら、庶民出身のうえに長らく武官生活を送っていたことから、妃嬪としての教養や品格に欠けるところがある。
文林 (ぶんりん)
大辰国皇帝の座につく男性。皇族ではあるものの傍系の生まれで、周は母親の姓である。皇帝となる前は「周文林」と名乗っていた。血統的に皇帝の位につく見込みがなかったことから、長らく武官として軍人生活を送っていた。しかし、皇帝の後継者問題が激化すると文林に白羽の矢が立ち、皇帝となった。関小玉とは軍人時代から相棒のような関係で、突然、後宮入りを願う手紙を小玉に送りつけて妃嬪として迎え入れた。小玉の将としての才能や人柄をこよなく愛し、小玉を妃嬪としたのも彼女の才能を発揮できる場を与えたいという思惑がある。ふだんは周囲から皇帝への尊称である「大家(たいか)」と呼ばれている。
クレジット
- 原作
-
雪村 花菜
- キャラクター原案
-
桐矢 隆
書誌情報
紅霞後宮物語 ~小玉伝~ 全14巻 秋田書店〈プリンセス・コミックス〉
第13巻
(2022-07-14発行、 978-4253275484)
第14巻
(2022-07-14発行、 978-4253275491)