結婚よそうよ

丘野上三葉と岩飛幸太は同棲しているが、互いに結婚をまったく考えたことがなく、もっと素敵な人が現れるまでは結婚なんてしないと決めていた。恋多き男女のハイテンションラブ・コメディ。

正式名称
結婚よそうよ
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
講談社コミックスキス(講談社)
巻数
全3巻完結
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概要・あらすじ

丘野上三葉岩飛幸太は日々を楽しく気楽に生きる同棲カップル。しかし互いに結婚する気がなく、もっと素敵な人が現れることを望んでいる。そんな2人の周囲は結婚ラッシュ。ある時、後輩の山田山ともみの結婚式に呼ばれた三葉は、新郎の南雲啓一に一目惚れして「あんな男と寝てみたい」と口にしてしまう。この発言を啓一本人に聞かれたことから、啓一も三葉を意識するようになっていく。

一方の幸太は、別の結婚式で出会った川野辺奈々に一目惚れし、猛アタックを開始する。

登場人物・キャラクター

丘野上 三葉 (おかのうえ みつば)

結婚する気がまったくなく、同じ考えを持つ高校時代の後輩、岩飛幸太と同棲している独身OL。メンクイで、常に新しい恋と結婚相手を探している。後輩の山田山ともみの結婚式でも新郎の名雲啓一を理想の男性と思い、幸太と別れようとした。啓一には我儘で気が強く欲望丸出しで、危なっかしくて面白い女と評されている。自分の名前を、幸せ(四葉)に足りないと考えている。

岩飛 幸太 (いわとび こうた)

結婚する気がまったくなく、同じ考えを持つ高校時代の先輩、丘野上三葉と同棲している社会人。三葉より収入が少なく、家賃分担を安くしてもらう分、炊事を担当しているため料理が上手。社会人になったばかりの頃は先輩社員の男性と同居していたが、彼に襲われて逃げ出してきた過去がある。

名雲 啓一 (なぐも けいいち)

山田山ともみの結婚相手で大手銀行に勤めている。外見は優しそうなハンサムで、メンクイの丘野上三葉にとっては理想の王子様。しかし極度のマザコンで何でも母親の言いなりである。ともみと結婚したのも、相手が世間知らずだから好きにできるだろうという母親の考えに従ってのことだった。三葉と出会ったことで、羽目をはずそうとする。

山田山 ともみ

丘野上三葉の後輩で、岩飛幸太の同級生。おっとりとした控えめな性格の女性。初めての見合いで出会った名雲啓一と結婚する。三葉と幸太の結婚を願っており、2人を結婚させるために啓一に協力させようとした。啓一のマザコンを知ってからは義母から逃げるのではなく、立ち向かう決意をする。

まどか

丘野上三葉と岩飛幸太の高校時代の部活仲間。かつては女子サッカー部一の美女と謳われていたが、既にバツイチの子持ちである。しかし山田山ともみの結婚式に現れた時は再婚相手と一緒、さらに2人目の子供を妊娠中という状態で、そのバイタリティで周囲を驚かせた。

夏美 (なつみ)

丘野上三葉の友達で、眼鏡にまとめ髪のすらっとした女性。独身主義者でクールな性格。三葉に、岩飛幸太と同棲を解消したあと一緒に暮らそうと持ちかけられたが、どうせならもっと好みの女性と暮らしたいと言って断った。40過ぎのハゲで大工でフランス人とのハーフという男性を相手に妊娠し、周囲を驚かせる。

名雲啓一の母 (なぐもけいいちのはは)

名雲啓一の極度のマザコンの原因。食事は上げ膳据え膳、新婚旅行にもついていく、新居でも同居すると言いだした。山田山ともみとの結婚を勧めたのも、世間知らずなため何も考えずに家庭で働き、子供を産んでくれそうという理由からだった。事情を知ったともみと全面対決することとなる。

川野辺 奈々 (かわのべ なな)

丘野上三葉と岩飛幸太の高校時代の友人だった洋子の結婚式に参列していた美女。洋子の母方の従妹で、伊豆の修善寺の旅館の娘。ものすごい美女だが気取ったところがなく、子供や年寄りにも親切な優しい性格。この春に3回目の結婚が破談になったばかりで、現在は慰謝料として貰った素敵な3LDKのマンションに一人暮らし。

小雪 (こゆき)

丘野上三葉と岩飛幸太の住むアパートの隣にできた、豪華なマンション「COURTAREX」に住む美女。窓からマンションをのぞき見していた三葉と幸太に、同棲している恋人の聖也に殴られている場面を目撃される。聖也に必死に尽くしているが、なかなか認めてもらえないことを悩んでいる。控えめな性格で料理が上手く、幸太の好みのタイプ。

聖也 (まさや)

丘野上三葉と岩飛幸太の住むアパートの隣にできた、豪華なマンション「COURTAREX」に住むゴージャスなハンサム。窓からマンションをのぞき見していた三葉と幸太に、同棲している恋人の小雪を殴っている場面を目撃される。傲慢な男で、すぐに機嫌を損ねる。三葉に対しては地球で最後の女になったら付き合ってやってもいいとまで言い捨てるが、実際は気取らずにさらけ出して付き合える三葉のような女性に憧れを抱いていた。

千夏 (ちか)

岩飛幸太の勤める会社の受付嬢で、幸太のお気に入り。幸太が丘野上三葉と一緒にいる時に、三葉を幸太の姉と紹介されている。幸太と高価なクリスマスディナーの約束をするが、彼氏とヨリを戻したので、あっさりと幸太を振った。

ユキオ

バーのマスターでオネエ。バーでしたたかに飲んで酔いつぶれた丘野上三葉を介抱した。その後意気投合し、姉妹のような形で一緒に暮らすことになる。実はかつて岩飛幸太の会社に勤めており、幸太と一緒に暮らしていた先輩だった。幸太に料理を教えたのもユキオだが、幸太を襲って出て行かれた過去がある。

岩飛幸太の母 (いわとびこうたのはは)

岩飛幸太の母親。頑固で意固地で気位が高く、キツイ性格。同じ性格の丘野上三葉の母親とは女学校時代からのライバルで、絶対に幸太と三葉を結婚させたくないと考えている。既に結婚している長男の嫁とは折り合いが悪く口も利かないので、幸太にはいいお嬢さんと結婚して欲しいと考えている。

俵太 (ひょうた)

岩飛幸太の父親の弟で、幸太の叔父。かなりのハンサム。地元では有名なシーフードレストランを何店も経営をしていて、年商は20億円に達する。後継ぎとなる子供がなく、突然倒れて職場復帰できなくなったため、甥の幸太を後継ぎにと考えている。幸太の結婚相手として取引先の娘である浜地さよりを紹介する。

浜地 さより (はまち さより)

俵太が岩飛幸太に結婚相手として紹介した、幸太好みの清楚な美人。俵太のレストランと取引している水産加工品会社の娘。丘野上三葉のことは知っており、幸太と引き離そうとする。

丘野上 双葉 (おかのうえ ふたば)

丘野上三葉の妹で田舎に住んでいる。東京の短大に出てきた時は三葉と一緒に暮らしていたが、当時はあまりいい恋愛はできなかった。今は地元で結婚し、名前が「田畑双葉」になった。

丘野上三葉の母 (おかのうえみつばのはは)

丘野上三葉と丘野上双葉の母親。かなりキツイ性格で、三葉のことを「都会のどぶのなかでも生きていける女」と評した。夫とはできちゃった婚だったが、義母からもっといい家の嫁が欲しかった、本当にうちの息子の子なのかと疑われたことで、階段から飛び降りて流産しようとした過去がある。この時は結局足を折っただけで、お腹の三葉は無事だった。

毒根 富夫 (ぶすね とみお)

白鳥珠里江との結婚式の最中に、苗字が嫌だということで花嫁に逃げられた。苗字を変えられるように養父である毒根の説得を試みるも、長男なので婿に入ることができなかった。毒根富夫は跡継ぎのいない叔父の毒根の養子であり、毒根家は元々将軍御典医として賜った名前でそれを守りたいという義父に逆らえないでいる。

白鳥 珠里江 (しらとり じゅりえ)

毒根富夫との結婚式で、同じ名字になりたくないからと逃げ出した。逃げた先でウェディングドレスのまま飲んでいるところを、丘野上三葉と岩飛幸太と出会い意気投合する。本当は苗字だけが問題なのではなく、養父の言いなりである富夫の態度を不満に思っていた。既に富夫の子供を妊娠している。

白鳥 (しらとり)

丘野上三葉の会社の取引先の相談役で、白鳥珠里江の父親。毒根富夫さえ白鳥姓になれば珠里江が問題なく結婚できたと考えていた。結婚式から逃げ出した珠里江が三葉と岩飛幸太の家に厄介になっていることを知り、ショックを受けて謝罪する。

毒根 (ぶすね)

丘野上三葉の会社の取引先の製薬会社の会長。将軍家御典医として賜った由緒正しい名前「毒根」を大事にしているが、嫌な名だとは認識している。娘が4人いるが、家を継ぐ跡取りにするために甥だった毒根富夫を養子にした。実の娘たちは苗字を嫌がって全員嫁に行った。

竹林 文晃 (たけばやし ふみあき)

研究所の職員でいつも白衣に眼鏡姿。学術研究一筋の真面目な男性。タマの産んだ子猫を捨てに来た丘野上三葉を、逆に捨て猫を救うためのボランティアと誤解。その後、子猫の貰い手を探した縁で、三葉に小料理店「みどり」で食事を奢ってもらい意気投合する。筋金入りの箱入り息子で、いい大人なのに門限は21時、恋人の加寿子がいるのに童貞である。

加寿子 (かずこ)

竹林文晃の幼なじみで恋人。文晃の母親の許しを得てお付き合いをしているが、まだキスまでしかしたことがない。当初は丘野上三葉をライバル視するが、三葉は文晃の子種が欲しいだけで結婚には興味がないと知り、共同戦線を張ることになる。

みどり

丘野上三葉と岩飛幸太の住むアパートの近所にある小料理店「みどり」の女将。安くて美味しい手料理が売り。主人に先立たれ、女手ひとつで幼い息子の「真悟」を育てている。三葉に連れて来られて以来、竹林文晃が店に通うようになり、真悟が熱を出した時には文晃が真悟を病院に連れて行った。この一件をきっかけに、文晃と急接近する。

白雉 浩太郎 (しらきじ こうたろう)

丘野上三葉と岩飛幸太の高校時代の英語教師。いつも仕立てのいいスーツを着て英国紳士のように優美で、女子生徒にモテていた。三葉が生涯で唯一手作りチョコをあげた男性だったが、三葉にだけはお返しがなかった。ちなみにこれは、三葉が間違えて幸太のロッカーにチョコを入れたから、というのが真相である。現在は妻に先立たれ、東京の親戚のスイーツ店を手伝っている。

畑山 (はたけやま)

丘野上三葉と岩飛幸太の隣の部屋、長谷川とは逆側の部屋に住む老婆。既に旦那には先立たれ、10年間一人暮らしをしている。三葉と幸太を夫婦だと思っており、いつもスーパーで買い物をしたりゴミ出しをしている幸太を見て、優しい旦那さんだと声をかけた。

長谷川 (はせがわ)

丘野上三葉と岩飛幸太の隣、畑山とは逆側の部屋に住む少し色っぽい美人の奥さん。クリーニング店でパートをしている。自分の旦那が無口で何をしても効いても「ん」しか言わないことを不満に思っている。いつもクリーニングを取りにくる幸太を優しい旦那さんだと思っており、幸太に好意を寄せる。

丘野上三葉の会社の後輩 (おかのうえみつばのかいしゃのこうはい)

丘野上三葉の会社の後輩で24歳の男性社員。かなりハンサムで女子社員に注目されているが、常に三葉を誘って相談を持ちかける。現在は30歳の彼女と交際しており、まだ結婚したくないものの同棲はしたいということで悩んでいる。彼女にスキー旅行を断わられ、代わりに三葉を誘う。

豪太 (ごうた)

酔っぱらって帰宅した岩飛幸太が、勢いで嫌がる丘野上三葉とセックスした際にできた子供。三葉そっくりの外見の可愛らしい男の子。幸太は自分に似て美少年と言い張っている。豪太のお披露目パーティでは2人は争って親バカぶりを発揮したが、まだ結婚には至っていない。

タマ

中古の一戸建てに引っ越した丘野上三葉と岩飛幸太の家に出入りする猫。幸太が可愛がって餌をやるのですっかり懐いて通うようになった。実は妊娠していて、この家で子猫を5匹産む。この子猫がのちに三葉と竹林文晃を結びつけることになる。一度2人の家から逃げ出したが、再び戻ってきた。

書誌情報

結婚よそうよ 全3巻 〈講談社コミックスキス〉 完結

第1巻

(1997年6月発行、 978-4063257274)

第2巻

(1998年7月発行、 978-4063257823)

第3巻

(1999年5月発行、 978-4063258332)

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