絶叫学級

絶叫学級

下半身のない幽霊の女の子黄泉がストーリーテラーとなり毎回異なる少女が主人公である恐ろしい話を紹介する。一話完結のオムニバス形式。いしかわえみの代表作。第59回小学館漫画賞(児童向け部門)受賞。

正式名称
絶叫学級
ふりがな
ぜっきょうがっきゅう
作者
ジャンル
ホラー
レーベル
りぼんマスコットコミックス(集英社)
巻数
既刊20巻
関連商品
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概要・あらすじ

オムニバス作品のため省略。

登場人物・キャラクター

黄泉 (よみ)

下半身のない幽霊の女の子。ストーリーテラーとして登場するため各話の本筋には基本的に関わることはない。生前は秋元優美という名前で壮絶ないじめを受けていた。保坂まことを除く、同じクラスの女子ほぼ全員を巻き込むガス爆発を起こして死ぬ。

保坂 まこと (ほさか まこと)

黄泉の生前のクラスメイトの女の子。黄泉がいじめられているのを気にしながらも見て見ぬふりをしていた。その当時の自分を悔いて大人になってから教師として学校に戻るため現在教育実習生をしている。

杉本 渚 (すぎもと なぎさ)

ある日突然いじめにあってしまう女の子。誰にも相談できずに、校舎内の資料室のようなところで塞ぎ込んでいると黄泉の写真が載っている卒業アルバムを目にしてしまう。その途端なぜか保坂まこととして黄泉がまだ生きていた時代に意識が飛ばされてしまう。

美緒 (みお)

小学6年生の女の子。学校で流行っているゲームを持っておらず疎外感を感じていた。そんな折に帰り道に謎のゲームを拾ってしまう。そのゲームは内容が現実に反映されるようになっていて、そのことに気づいた美緒はゲームにのめり込んでいく。

由加理 (ゆかり)

小学6年生の女の子。美緒のクラスメイト。美緒とは仲が良く、ゲームに熱中して周囲と距離のできた美緒を諌めた。

(あい)

中学1年生の女の子。学校に迷い込んできた子犬のコタローをとても可愛がっている。明るく優しい性格で周囲から不気味がられている黒沢にも普通に接する。坂原先パイに憧れを抱いている。

黒沢 (くろさわ)

中学1年生の女の子。愛のクラスメイトだがあまり親しくはない。自分をいじめた男子に呪いをかけたと噂されており不気味がられている。前髪を長く垂らし、暗い性格をしているがコタローのことはかわいがっており坂原先パイの本性も見抜いていた。

坂原先パイ (さかはらせんぱい)

中学3年生の男の子。表面上は優しいが、実は受験のストレスを理由にコタローを仲間たちと隠れて虐待していた。

コタロー

愛の通う中学校に迷い込んできた子犬。後者の敷地内で教師の許可をとって愛たちのクラスで面倒を見ている。黒沢にはなついていたが坂原先パイには敵意をむき出しにしていた。

安藤 リカ (あんどう りか)

小学3年生の女の子。ひどい偏食で学校でも家でも食事を残しては大人に叱られていた。ある日、教師に叱られても食べたくないパンをメリーに与えたことをきっかけに食べられないものをメリーに押し付けるようになった。

メリー

安藤リカの教室の後ろの棚に飾られた人形。西洋人形のような見た目をしている。安藤リカの親の世代から存在していたらしく、夜な夜な食べ物を探しまわり学校で飼われていた金魚を食べてしまったという噂もある。

篠田 杏奈 (しのだ あんな)

小学4年生の女の子。わがままで人によく見られようと物事を大げさに話す癖がある。篠田杏奈の母に携帯電話買ってもらえずふてくされていた時にネットサーフィンをして、偶然「優しいママの家」というサイトを見つけ、ママと交流を持つ。

篠田杏奈の母 (しのだあんなのはは)

篠田杏奈の母親。普通の母親だが、口うるさく携帯電話や新しい服を欲しがる篠田杏奈のわがままは基本的に聞かない。しかしそれ以外の点では篠田杏奈に優しく、かわいがっている。

ママ

篠田杏奈がみつけた「優しいママの家」というサイトを運営する女性。篠田杏奈の理想とする母親像の女性で篠田杏奈に洋服や携帯電話などを送ってきてくれる。しかしその正体はこどもをさらって、そのこどもとの日々をブログに綴る、都市伝説にもなった変質者だった。

書誌情報

絶叫学級 20巻 集英社〈りぼんマスコットコミックス〉

第1巻

(2009-01-15発行、 978-4088568645)

第2巻

(2009-05-15発行、 978-4088568874)

第3巻

(2009-10-15発行、 978-4088670164)

第4巻

(2010-03-15発行、 978-4088670430)

第5巻

(2010-07-15発行、 978-4088670645)

第6巻

(2010-11-15発行、 978-4088670843)

第7巻

(2011-02-15発行、 978-4088670980)

第8巻

(2011-06-15発行、 978-4088671246)

第9巻

(2011-10-14発行、 978-4088671468)

第10巻

(2012-02-15発行、 978-4088671758)

第11巻

(2012-05-15発行、 978-4088672007)

第12巻

(2012-10-15発行、 978-4088672267)

第13巻

(2013-02-15発行、 978-4088672502)

第14巻

(2013-06-14発行、 978-4088672748)

第15巻

(2013-07-12発行、 978-4088672762)

第16巻

(2013-11-15発行、 978-4088672960)

第17巻

(2014-02-14発行、 978-4088673134)

第18巻

(2014-06-13発行、 978-4088673257)

第19巻

(2014-10-15発行、 978-4088673417)

第20巻

(2015-03-13発行、 978-4088673585)

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