概要・あらすじ
自称「人形」の電波系少女市松こひなはある日、「コックリさん」を呼び出すが、現れたのは狐の物の怪だった。コックリさんは、ひとりぼっちで不摂生な生活を送る市松こひなを心配して、世話を焼くために取り憑く。
そこに、狗の物の怪と化け狸も居着くようになり、おかしな生活が始まる。
登場人物・キャラクター
市松こひな (いちまつこひな)
自分のことを人形であると称しており、やや電波系な少女。大きな一軒家で一人暮らしをしており、いつもカップ麺ばかり食べている。毒舌で、コックリさんを翻弄する。
じめ子 (じめこ)
主人公の市松こひなのクラスメイトで、自称いじめっこの女の子。市松こひなの気をひくために嫌がらせを行う。あがり症で人見知り名ため、友達ができない。
山本くん (やまもとくん)
主人公の市松こひなのクラスメイト。目がぱっちりした宇宙人のような外見だが、自分では地球人だと名乗る。優しい性格の、常識人。クラスメイトたちとも仲が良い。
信楽 (しがらき)
主人公の市松こひなに取り憑いて家に棲み着く狸の物の怪。人間の中年男性の姿をしているときと、狸の姿をしているときがある。酒・タバコ・女・ギャンブルが好きで、コックリさんの昔なじみ。
コックリさん
主人公の市松こひなに呼び出されて、世話をするために取り憑く。自称イケメンの、狐の物の怪。人間の姿をしているときと、狐の姿をしているときがある。家事全般をこなし、母親のように市松こひなの面倒を見る。 パソコンなどの機械は苦手で、年齢のことを気にしている。
狗神 (いぬがみ)
主人公の市松こひなのことを愛し忠誠を誓う、ストーカー的な狗の物の怪。むりやり家に押しかけてきて市松こひなに取り憑いた。人間の姿をしているときと、狗の姿をしているときがある。性別は不明。自己中心的で腹黒い性格。
タマ
甘味処ねんねこ亭で働く看板娘で、猫の物の怪。人形が大好きで、主人公の市松こひなを手に入れようとしている。語尾に「〜にゃ」をつけて話す。
天狗 (てんぐ)
山の神様で、7歳未満の男の子が好き。女性には興味がない。顔にコンプレックスがあるため、いつもお面をつけている。