腹ペコのマリー

腹ペコのマリー

道教の寺の息子の高校生が、フランス王朝最後の王女と魂が入れ替わってしまい、騒動を巻き起こすバトル・ラブコメディ。集英社「週刊少年ジャンプ」2017年13号から連載。

正式名称
腹ペコのマリー
ふりがな
はらぺこのまりー
作者
ジャンル
ラブコメ
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概要・あらすじ

日本では珍しい道教の寺の息子・美女木タイガは高校1年生。6年前に隣のカソリック教会の娘・鷺宮アンナと出会って以来、密かに彼女に恋をしていた。だが、美女木家と鷺宮家は深い因縁を抱えており、犬猿の仲であった。そのため、タイガはずっと初恋の人アンナに近づけないでいた。そんなある日、タイガはアンナが川原で降霊術の練習をしているところを目撃してしまう。

秘密を知られたアンナは、タイガに共犯者となることを強要。アンナと近づきたいタイガは、降霊術の生贄になることを了承する。アンナとその父親は、降霊術によって、フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスを復活させようとしており、タイガはその生贄として、彼女の家の教会に拉致されてしまう。

教会でアンナとふたりきりになった時、タイガは彼女に「初めて見た時から好きだった」ことを打ち明ける。だが、その瞬間、落雷が起こり、タイガを直撃。それが引き金となり、王女マリー・テレーズ・シャルロットはタイガに憑依し、お互いの魂が入れ替わってしまう。入れ替わったことで、タイガはドレスをまとった金髪の美少女の姿となるが、心は元の男子のままであった。

また、お腹がへると、タイガの姿に戻り、その際にはマリーの人格が表に出ることに。こうして奇妙な形でマリーと融合してしまったタイガだが、マリー復活を願う教会勢力テンプル騎士団と、彼女の復活阻止を使命とする道士連が、それぞれの思惑で彼らに干渉し始め、周囲を騒動に巻き込んでいく。

登場人物・キャラクター

美女木 タイガ (びじょき たいが)

道教の寺に生まれた高校生男子。奮凡高校1年生。幼少時からカンフーの手ほどきを受け、卓越した戦闘能力を有す。6年前に隣の教会の娘・鷺宮アンナに出会って一目ぼれしたが、美女木家と鷺宮家が対立してきた因縁もあって、長く思いを伝えられずにいた。ある日、河原で降霊術を練習するアンナを見かけたことから、二人の距離は縮まる。 しかし、タイガが彼女にその思いを告白した直後に落雷に打たれ、フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスと魂が入れ替わってしまう。当初は、マリーの姿の時には、タイガの人格が表に出て、タイガの姿の時にはマリーの人格が表に出ていた。雷に打たれる直前、アンナに思いを告白しているが、落雷のショックでそのこと自体を忘れてしまっている。

鷺宮 アンナ (さぎみや あんな)

美女木タイガの初恋の相手。タイガの実家の寺の隣にあるカソリック教会の娘。高校1年生。幼少時より、教会の上に立つフランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド。フランスの霊を見続けており、彼女を現世に復活させることに意欲を燃やしていた。タイガと融合してマリーが復活した後は、弁当を作って持たすなど、かいがいしく彼女の世話を焼くようになった。 雷に打たれる直前のタイガから告白されて以来、彼のことを意識するようになっている。しかし、タイガは落雷のショックで告白したこと自体を忘れてしまっている。通っている学校はミッション系のお嬢様学校・聖アントワーヌ学院。少し天然ボケのところがある。

マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランス (まりーてれーずしゃるろっとどふらんす)

フランス・ブルボン王朝最後の王女。王妃マリー・アントワネットの娘。故人であったが、死後ずっと鷺宮アンナの実家である教会の屋根に立ち続けていた。教会で落雷を受けた美女木タイガに取り憑いて現世に復活した。マリーとタイガの魂は入れ替わっているようで、タイガの姿の時にはマリーの意識が前面に出て、マリーの姿のときはタイガの意識が前面に出る。 生前、10歳の頃にフランス革命が起こり、家は滅びたが、彼女は身代わりを立てて、密かに日本に亡命。その後、16歳の若さで死亡した。食べ物に対する執着が旺盛で、お腹がへると、タイガの姿になって自身の意識が表に出てくる。冥界に通じる力を持ち、怒りにかられると亡者を召還して攻撃する。

美女木 リオン (びじょき りおん)

美女木タイガの祖母。日本では珍しい道教の寺の住職。台湾で道士をしていた過去を持ち、フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランス復活を阻止せんとする道士連の一員。隣の教会の主である鷺宮家とは長年いがみあっている。強い霊力の持ち主で、マリーとは過去に因縁があった模様。

鷺宮アンナの父 (さぎのみやあんなのちち)

美女木タイガの実家に隣接するカソリック教会の神父。鷺宮アンナの父親。カイゼル髭をたくわえた巨漢の中年男性。フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランス復活に意欲を燃やしていた。タイガの祖母美女木リオンとは犬猿の仲で、隣人同士で長年いがみあってきた。

空木 マモル (うつき まもる)

美女木タイガの幼馴染。モテたい意識旺盛の男子。奮凡高校1年生。元いじめられっ子だが、幼馴染のタイガの陰に隠れることで、今はいじめられずに過ごしている。好きな漢字は「猫」。

かぐや

マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスに取り憑かれた美女木タイガの前に現れた黒髪の若き女道士。マリー・テレーズ復活阻止に動く道士連の一員。霊符を用いてタイガからマリーを引き剥がそうとしたが、マリーを成仏させるとタイガも死亡することを見抜き、事を納めた。

蘭城 (らんじょう)

フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスの復活を目論むテンプル騎士団の一員。クールな立ち振る舞いが目立つ青年男子だが、気分屋でもある。鷺宮アンナがマリーのために作った弁当を、彼が食べてしまった時、怒り狂ったマリーは、その霊力で地獄の蓋を開け、亡者を召還して暴れさせた。

ゆず

フランス・ブルボン王朝最後の王女マリー・テレーズ・シャルロット・ド・フランスに仕える使命もつテンプル騎士団の一員。蘭上の部下。黒いスーツにブッラクタイを身につけた女子。金属バットを素手でへこませるほどの怪力の持ち主。

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