花の美女姫

美形の兄弟美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールは、日仏クォーターの双子。日本を気に入った方が氏家家を継ぐという理由で日本の万葉高校に通うふたりは、生徒会長兼番長の超有名人。そんな二人が周囲の個性的な人々と共に騒動を巻き起こすラブ・コメディ作品。1話読みきりの連作形式で、大きく分けて日本、フランスが舞台のコメディ編と、脇役であったアンリをクローズアップしたマヤ文明をテーマにしたファンタジー編から構成される。一部のキャラクターは同作者名香智子の『シャルトル公爵の愉しみ』、『ファンション・ファデ』等にも出演している。

概要・あらすじ

美形の兄弟美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォール姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールは、日仏クォーターの双子。日本を気に入った方が氏家家を継ぐという理由で、祖母方の氏家家の養子となり日本の万葉高校に通うふたりは、その傍らいとこの群竹鹿の子の親代わり兼将来の婿候補として、彼女を大切に守ってきた。

しかし鹿の子は転校生の加賀小太郎と愛し合うようになってしまう。

登場人物・キャラクター

美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォール (びじょまる・そんもーる・うじいえ・ど・ろしゅふぉーる)

『花の美女姫』の主人公のひとり。姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの双子の兄。明るい栗色の長髪に青い瞳の日仏クォーターで、祖父方はロシュフォール伯爵家。自他共に認める、性別を超越した美形。身長は高校三年生時、189cm。中学一年生の時、血筋の絶えてしまった祖母方の氏家家の養子となり、高校まで日本に在住、日本を気に入った方が氏家家を継ぐという約束で来日。 中学では生徒会役員を務め、万葉高校在学時は生徒会長となる。いとこの群竹鹿の子の親代わりとして、彼女を大切に育て、鹿の子が加賀小太郎と婚約したのを見届け、フランスに帰国。文武両道に優れた才能を持つ。理知的なタイプが好みで、本人も理知的。 姫丸・カーモールと二人合わせて「花の美女姫」と呼ばれる。

姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォール (ひめまる・かーもーる・うじいえ・ど・ろしゅふぉーる)

『花の美女姫』の主人公のひとり。美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールの双子の弟。明るい栗色の長髪に青い瞳の日仏クォーターで、祖父方はロシュフォール伯爵家。自他共に認める、性別を超越した美形。身長は高校三年生時、189cm。中学一年生の時、血筋の絶えてしまった祖母方の氏家家の養子となり、高校まで日本に在住、日本を気に入った方が氏家家を継ぐという約束で来日。 中学では生徒会役員を務め、万葉高校在学時は生徒副会長となる。いとこの群竹鹿の子の親代わりとして、彼女を大切に育て、鹿の子が加賀小太郎と婚約したのを見届け、フランスに帰国。文武両道に優れた才能を持つ。華やかなタイプが好みで、本人も華やか。 趣味は女装。美女丸・ソンモールと二人合わせて「花の美女姫」と呼ばれる。

群竹 鹿の子 (むらたけ かのこ)

美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの2つ年下のいとこ。気弱で泣き虫、怖がりな女の子。9歳で両親を亡くし、氏家家にひきとられ、美女丸・ソンモールと姫丸・カーモールを父親・母親がわりとして育った。美女姫のどちらかと結婚する予定ではあったが、転校生として万葉高校にやってきた加賀小太郎と相思相愛の仲になり、婚約後、フランスで結婚式を挙げる。

加賀 小太郎 (かが こたろう)

万葉高校に転入してきた男子学生。睫の長いハンサムで、美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールに気に入られ、取り巻きになるように命令されるが断り、喧嘩になったところを群竹鹿の子に庇われる。以来群竹鹿の子に恋をし、婚約の後フランスで挙式するところまで漕ぎ着ける。

ふじ丸 (ふじまる)

万葉高校、万葉大学における美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの取り巻きの一人である青年。学年トップの成績を保つ秀才。黒髪長髪の端正な容姿。理性派。しし丸の妹青子とは恋人同士。

しし丸

万葉高校、万葉大学における美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの取り巻きの一人である青年。学年トップの成績を保つ秀才。髪の逆立ったライオンヘアー。理性派。青子の兄。

三角丸

万葉高校、万葉大学における美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの取り巻きの一人である青年。華やかで、女性的な容姿の持ち主。

アンリ・シャルル・フランソワ・アルベール・オーギュスト・ド・グランサニュー・ド・シャルトル

美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールのフランスの友人。美女姫が予定をすぎても帰国しないことに痺れを切らし、自ら来日した。シャルトル公爵家の跡取り息子。女性的な美貌の持ち主で、プレイボーイ。自分の責任で盗まれてしまったシャルトルの財宝を取り戻すため、怪盗銀鼠を名乗ることも。 遺跡の発掘に夢中になり、ユカタン半島のマヤ文明の遺跡へ旅行に行った際、行方不明に。記憶喪失となり、マヤ文明が残る異世界で彼らの王ククルカンとなった。その時の戦いで、顔に火傷痕を負い、また右足を失くす。

上総介・オシェーン・ド・ロシュフォール (かずさのすけ・おしぇーん・ど・ろしゅふぉーる)

。美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの弟。ロシュフォール伯爵家の三男にあたる。黒髪に黒い瞳の青年。初恋もまだな純情青年だったが、ドラジェナ・プーシェに頼まれて恋人役をやるうち、彼女と恋に落ちる。

マドロン

姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールの11歳年下の婚約者。7歳の少女。女装した姫丸・カーモールが母親にそっくりな姿であったため間違えて抱きついてきたことがきっかけとなり、美女姫に保護される。姫丸・カーモールに懐き、結婚の意味もわからない年頃ながら、強い独占欲を見せ、姫丸・カーモールに結婚の約束をさせた。 イニス・ファール王国国王の血を引いている。

ドラジェナ・プーシェ

14歳ながら飛び級でパリ大学に通う天才少女。幼児体型を気にしている。友人たちの口車に乗って恋人を紹介することになってしまい、高校の同級生だったアンリ・ド・シャルトルの伝手で上総介・オシェーン・ド・ロシュフォールに恋人役を頼むこととなった。最初はフリだけのつもりだったが、オシェーンに惹かれていく。

ディアルマッド

美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールのフランスの友人の一人。泣きぼくろが特徴的な垂れ目の美男子だが、男色家傾向があり、上総介・オシェーン・ド・ロシュフォールに想いを寄せていた模様。

ヌース

美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールと姫丸・カーモール・氏家・ド・ロシュフォールのフランスの友人の一人。彫りの深い、いかつい顔立ちにアフロヘアーの青年。

アネモネ・ド・マレー

マレー男爵家の令嬢。赤毛の少女。オペラ座で見かけた美女丸・ソンモール・氏家・ド・ロシュフォールに一目惚れする。しかしアメリカの富豪との縁組が持ち上がっており、美女丸・ソンモールへの想いを諦めなければならないと考えていた。そこへシャルトル家の盗まれた財宝のひとつがマレー男爵家にあると知ったアンリ・ド・シャルトルが現れ、アネモネは彼を助ける代わりに、美女丸・ソンモールに一目会わせてくれるよう頼む。 だが共に行動するうち、次第にアンリに惹かれていく。後に、アンリの婚約者となる。

パリス

アンリ・ド・シャルトルのいとこ。14歳の少年。ユカタン半島で行方不明になったアンリを探すため、現地へ向かう。アンリの婚約者アネモネ・ド・マレーに淡い想いを寄せている。

シルヴィ

怪盗銀鼠の相棒の女性。巻き毛の美人で、シャルトル公爵夫人の伝手でシャルトル家に入り込み、財宝を盗むためにアンリに近づく。アンリ14歳の時の初恋の相手。

銀鼠 (ぎんねずみ)

シルヴィとコンビを組んでいる怪盗。引退を決意しており、最後にシャルトルの財宝を狙う。前髪で顔が隠れているが、顔を見たアンリ・ド・シャルトルによれば絶世の美男子であるとのこと。引退後は、アンリが銀鼠の名を使用している。

書誌情報

花の美女姫 全2巻 小学館〈フラワーコミックスワイド版〉 完結

第1巻

(1990年6月発行、 978-4091338112)

第2巻

(1990年11月発行、 978-4091338129)

花の美女姫 全3巻 小学館〈小学館文庫〉 完結

第1巻

(1996年3月発行、 978-4091911018)

第2巻

(1996年3月発行、 978-4091911025)

第3巻

(1996年8月発行、 978-4091911032)

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