花のち晴れ ~花男 NextSeason~

神尾葉子の代表作『花より男子』の続編。前作で英徳学園を牛耳っていた花の四人組、F4の卒業から2年後、学園内自治組織、コレクト5を結成した神楽木晴と、庶民である事を隠して英徳学園に通う江戸川音、二人の成長と身分違いの恋を描くセレブリティラブコメディ。2018年4月には、TBS系列にて杉咲花主演でTVドラマ化もされている。

正式名称
花のち晴れ ~花男 NextSeason~
ふりがな
はなのちはれ はなだん ねくすと しーずん
作者
ジャンル
ラブコメ
レーベル
ジャンプコミックス(集英社)
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あらすじ

第1巻

2年前に学園を牛耳っていた花の四人組、F4が卒業して以降、日本中から資産家の子女が集まる英徳学園の威信はどうにも振るわずにいた。F4のリーダーである道明寺司にあこがれる神楽木晴は、寄付金が集まらないために古い校舎の建て直しもできない英徳学園が、これ以上品格を落とさないよう、学園内自治組織、コレクト5を結成。庶民を退学させる「庶民狩り」をして回るものの、それでも生徒はライバル校の桃乃園学院に次々と奪われていく。これ以上入学希望者が減れば、定員割れを起こして、質の低い生徒を入学させざるを得なくなってしまうという危機に瀕していた。英徳学園の品位を守る事に躍起になる晴は、ある日、貧乏なのに英徳学園に籍を置く江戸川音と出会う。庶民である事が晴に知られてしまった音は、身長が低く、筋力がない事がコンプレックスの晴が、怪しげな通販グッズを購入している事を知り、それをネタに晴を脅し、退学を回避する。はじめは気の強い音に反発していた晴だが、貧乏ながらたくましく、弱い者いじめを見て見ぬふりできないまっすぐな性格の音に、しだいに惹かれていく。音を気になる存在だと認識してからの晴は、不器用ながらも積極的に行動する。さっそく音が行きたいと話していたパンケーキ屋に誘う事に成功した晴は、デートの最中に、音から衝撃的な告白を受ける。音が晴を脅してまで英徳学園に在籍したがる理由は、許嫁が迎えに来る18歳の時まで、英徳学園に在籍している事が結婚の条件だからであった。

第2巻

江戸川音の、許嫁がいるという言葉に動揺を隠せない神楽木晴は、さらにその許嫁が桃乃園学院の生徒会長、馳天馬である事を知り、二重のショックを受けて寝込んでしまう。その晴に追い打ちをかけるように、桃乃園学院の人気が英徳学園に迫っているとの報が入る。晴は、その悪いニュースを持って来た栄美杉丸と共に、人気が急上昇した理由を探ろうと桃乃園学院に潜入。いたるところに金箔が貼られ、数えきれないほどのシャンデリアが吊るされている桃乃園学院のきらびやかさにあっけにとられる晴と杉丸は、そこで天馬と対面する。晴は、まるで英徳学園に在籍していた頃のF4を見ているようなスター性を天馬に感じ、困惑する。しかし同時に、自分のあこがれの道明寺司のものまねをしているだけにすぎず、本物のスターではない事を痛感する。失意のまま、音のアルバイト先のコンビニへと向かった晴は、「俺じゃ駄目か」と音に告白をするが、回りくどい言い回しだったため、音には晴の思いが伝わらない。

その翌日、英徳学園に大量のビラがまかれた。内容は、庶民の音を英徳学園から追い出せというものだった。ビラをまいた犯人は真矢愛莉で、愛莉は晴の指示だと音に噓をつく。晴の自分への恋愛感情に気づいていない音は、愛莉の言葉を疑いつつも晴に軽蔑の眼差しを向けてしまう。音の誤解を解きたい晴だが、コレクト5の使命を果たすには、寄付金を払えない音には退学届を突きつけるほかない。そんな中、天馬が現れて、音を助けるために英徳学園に5000万円の寄付をする。退学の心配がなくなった音は、天馬にストレートな恋愛感情を向けられるが、自分には実家を救うために天馬の許嫁になるという義務感しかない事を自覚する。音は、天馬に特別な感情がない事に気づき、自分がいつも自然体でいられたのは晴の前だけだった事にも気づく。晴への好意を認識した音のもとへ、コレクト5の使命よりも、何よりも音との関係性が大事だと考えた晴が姿を現す。

第3巻

神楽木晴に心を許し始めた江戸川音は、晴と共に食事を取る。そこで晴は、音が庶民だというビラをまいたのは真矢愛莉だと告げ、音の誤解を解く事に成功する。そこに愛莉が姿を現し、音を中傷した事を詫び、音に対し、涙ながらに友達になってほしいと訴える。愛莉を幼稚舎の頃から知っている晴は、取り合う必要はないと助言するが、愛莉の晴を思う気持ちに気づいた音は、晴に冷たい扱いを受ける愛莉をないがしろにする事はできなかった。ところが、晴の言う通り、晴の心を奪った音を、愛莉は容赦なくいじめようとする。愛莉の音への態度の悪さに絶縁を言い渡した晴だが、愛莉が思いのほかいじらしく晴を思っている事に気づいた音は、晴と愛莉のあいだに立ち、絶縁を解消させる。以降、愛莉は音のまっすぐな性格に一目置くようになり、音を友達候補と呼び、頻繁に家に訪れるようになる。わがままだがどこか憎めない愛莉との語らいの中、音はようやく、晴が自分に恋愛感情を持っている事を確信する。同時に音は、自分も晴を思っている事に改めて気づくのだった。そんな中、愛莉に連れられ、音はとあるリゾートホテルのオープニングセレモニーに出席する事になった。ホテルに着いた音は、恋心を自覚して以来、初めて晴と対面する。互いの好意を感じ取り、照れくささを隠せない晴と音を前に、愛莉は晴の幸せが自分の幸せだと笑い、音の背中を押す。

第4巻

リゾートホテルで神楽木晴が落とした財布を届けに、英徳学園にリゾートホテルの令嬢にしてモデルとしても活躍中の西留めぐみがやって来た。めぐみの来訪に学園中が騒然とする中、晴に興味を示すめぐみが面白くない江戸川音は、晴にそっけない態度を取ってしまう。その後、いつものようにアルバイト先のコンビニに向かった音は、自身の行動を振り返り、先ほどの晴に対する冷たい態度は、めぐみとの仲を嫉妬してのやきもちだったのではないかと気づく。自分の中で、こんなにも大きな存在になっていた晴に音の胸は詰まってしまう。ちょうどその頃、音のそっけない態度に落ち込む晴を見て、彼の一途さにほのかな恋心を芽生えさせためぐみは、音と晴の関係性にもやもやし始める。自己嫌悪の中、コンビニのアルバイトを終えて帰宅した音は、母親がまた成金時代の感覚で高級着物を購入した姿を見て、罵倒する。自分の身勝手な感情で晴や母親に八つ当たりしてしまい、傷つけた事に戸惑った音は夜の街に飛び出していく。偶然通りすがった馳天馬が、音の手を優しく握り、励ます。いつも優しい気持ちにしてくれる天馬に、音は心を開いていく。水族館に遊びに来た音と天馬は、そこで雑誌の撮影中のめぐみに出くわす。二人はカップルなのかとしつように聞いてくるめぐみは、音が晴と恋人同士でないのならば、私はこのまま晴を思っていてもいいか、と聞いてくる。めぐみのまっすぐさに素直になれない音は、晴と自分は何の関係もないとめぐみに告げ、その場で天馬に交際を申し込む。音と天馬が正式に付き合い始めた事を知った晴は、これまで見せつけられてきた天馬のスター性を前に、太刀打ちできる相手ではないと落ち込む。一方、晴がフリーだと知っためぐみは晴に接近するため、英徳学園に転入して来る。学内でめぐみと言葉を交わした音は、めぐみの晴に対する気持ちの真剣さと、彼女の素直で明るい性格に、きっと晴もすぐに恋に落ちるだろうと確信する。天馬と生きていく事を決めた音は、どこか後ろ髪ひかれる気持ちを隠して、天馬とデートに向かう。そして音は、天馬と遊びに行ったテーマパークで、偶然にも晴とめぐみがいっしょにいるところに遭遇する。戸惑う晴と音の心中をよそに、めぐみはダブルデートをしようと提案する。

第5巻

西留めぐみのダブルデートの提案に、江戸川音馳天馬を二人きりにさせたくない神楽木晴が賛成する。晴の挑戦的な眼差しに、天馬もダブルデートを快諾する。いっしょに過ごす中、天馬のカリスマ性に圧倒されっぱなしの晴は、天馬に張り合えるものが何もない事に苛立ちを隠せない。そんな時、天馬とめぐみを置いて観覧車が出発してしまい、晴と音は密室に二人きりになってしまう。アクシデントで観覧車が急停車し、一つ下の観覧車の窓からはずみで飛び出してしまった男の子が、今にも落ちそうになっている事に気づいた晴は、音を自分に振り向かせたい一心から、命がけで子供を救出に向かう。子供も晴も無事で事なきを得たが、音は晴の命がけのアプローチに揺さぶられる自分に気づく。音の心中を見透かして、不機嫌になった天馬に申し訳なく思った音は、晴ときちんと向き合い、晴の気持ちには応えられないと告げる。どっちつかずの状態に見切りをつけた音は、天馬のキスを受け入れる。数日後、英徳学園の生徒が、「英徳狩り」と称して街中でスプレーをかけられる事態が多発するようになった。コレクト5は事態の収拾を図るために、めぐみの人気に目をつける。晴を思うめぐみの気持ちを利用し、生徒数を増やそうと目論む平海斗達に不機嫌な顔を向ける晴だが、背に腹は代えられない。音への気持ちを紛らわせるためにも、晴はコレクト5のリーダーとして、めぐみを引き連れて英徳学園を守るために立ち上がる。そんなある日、音が英徳狩りの被害に遭う。スプレーが目に入り、失明の恐れのあるところを、通りがかった桃乃園学院生徒会副会長の近衛仁に助けられる。近衛から連絡を受け、駆けつけた天馬に桃乃園学院への転入を勧められた音は、晴への気持ちを完全に断つために桃乃園学院への転入を決意する。

第6巻

アルバイト先にやって来た神楽木晴との口喧嘩の中で、江戸川音は、桃乃園学院への転入を考えている事を示唆する。もう学内で顔も見れなくなるのかと落ち込む晴だが、同時に音を絶対にあきらめたくないと強く思う自分に気づき、思いが報われない事に焦(じ)れて迫って来た西留めぐみをスッパリと断ち切る。一方、馳天馬の希望で桃乃園学院への転入を考えていると母親に切り出した音は、母親の反対にあい、拍子抜けする。エスカレーター式の女子校に通っていた母親は、自分の娘を英徳学園に通学、卒業させる事が夢だったのだと言い、その件に関しては一歩も譲らない。まっすぐな気持ちをぶつけてくる晴から逃げ出せない事にどこか安堵した音は、近衛仁が早々に送りつけてきた桃乃園学院の制服を返すために近衛の自宅を訪れ、そこで彼が英徳狩りの主犯である事を知る。近衛が危険人物である事を天馬に伝えに言った音は、天馬のそばに張りついていた近衛にシラを切られる。音が天馬に釣り合う女性ではないと感じている近衛は、音を天馬から引き離したいと思っていた。近衛に言いくるめられた天馬は、音の言葉よりも近衛の言葉を信じてしまい、音はショックのあまり泣き出してしまう。通りがかった晴から好きな女の言葉も信じられないのかとなじられ、怒りを爆発させる天馬。つねに人の上に立つ者の自覚を持ち、冷静であれと教育されてきた天馬の怒る様を初めて目にした音は、晴に、何を言われても取り合わないようにと天馬に忠告する。天馬は子供の時から武道を嗜んでおり、晴が敵う相手ではなかった。だが、英徳狩りの騒動を引き起こした犯人が桃乃園学院内部の人間だった事がわかった今、音への感情以外にも、晴には天馬と戦う理由がある。自宅へやって来た天馬に勝負を申し込まれた晴は、勝負を受ける事を承知する。

第7巻

神楽木晴馳天馬は、2週間後に京都で行われる武道大会で勝負する事になった。通称、益荒男祭と呼ばれるその大会は、1000年の歴史がある由緒正しいもので、柔道、弓道、剣道の三種競技で勝敗が決される。近衛仁の策略で、晴と天馬が益荒男祭にエントリーした事がネットニュースに流れてしまい、英徳学園桃乃園学院の学校の威信をかけた対決、というセンセーショナルな話題が世間の注目を浴びる事となった。栄美杉丸を引き連れて京都に武者修行に訪れた晴は、流鏑馬の練習に来ていたF4西門総二郎と出会う。あこがれのF4メンバーと出会えた事で緊張を隠せない晴だが、親しみやすい西門に心を開き、英徳学園を背負ってではなく、惚れた女のために闘うのだと気持ちを新たにする。真矢愛莉と共に京都に益荒男祭を見に行く事にした江戸川音は、道中、愛莉に、今回ばかりは晴を応援してくれるように言われて困惑する。そんな中、いよいよ試合が開始される。第一試合の柔道は天馬の圧勝。秒殺された晴を見ていられなくなった音は、勝負をやめさせようと天馬の事を探し、そこで彼に近衛が英徳狩りの主犯である証拠を示してしまう。絶対的な信頼を寄せていた近衛の裏切りに動揺した天馬は、同時に、音と心が通じ合っていなかった事実をも痛感する。取り乱した天馬は、第二試合の弓道で的に矢を射る事ができず、晴に勝ち星を譲ってしまう。調子の出ない天馬の応援に来た近衛だが、英徳狩りの主犯が近衛であるという真実を知った天馬に絶縁を言い渡される。そして、最終試合の剣道には天馬が現れず、晴の不戦勝となり、三種競技は晴の勝利で幕を閉じた。真剣勝負の最中に心を乱された天馬の心中を察すると同情を禁じ得ないが、それでも、勝ちは勝ちである。音をあきらめる必要のなくなった晴は音のもとへ向かい、西門おすすめのデートスポット、四条大橋へと音を誘う。天馬と別れて俺のところへ来い、という晴の力強いまなざしに揺れる音。来るまで待ち続ける、と言う晴の声を背に、音は失意のどん底にいるであろう天馬のもとへと向かう。天馬は音に、近衛を信じて音の言葉を疑った事を詫び、自由になるようにと告げる。こうして口約束ながら音と天馬の婚約は解消される事となったが、そこへ不良グループが現れる。近衛に呼び寄せられ、英徳狩りを実行してきた彼らは、音に刃物を突きつける。そんな音を助けようとした天馬は右腕を刺され、重体となってしまう。

第8巻

腕を刺されて手術する事になった馳天馬を置いていけずに、病院まで付き添っていた江戸川音は気が気ではなかった。神楽木晴が四条大橋で音を待ち始めてから、少なくとも4時間は経っている。雨も降り出し、青ざめる音。晴のまっすぐな性格を知る音は、おそらくまだ四条大橋で自分を待っているであろう晴に、待たずに帰るように書いたメモを、流しのタクシーに届けてもらう事にする。人のいいタクシー運転手の男性は音の頼みを快諾してくれるものの、晴と違う人物にメモを渡してしまう。音からの連絡が届かなかった晴は、そのまま、夜が更けても四条大橋で音を待ち続けた。朝、一晩中雨に打たれてぐったりしている晴を迎えに来た平海斗コレクト5のメンバーに支えられ、晴は東京へと戻っていった。一方、天馬の手術結果は芳しいものではなかった。刺された右腕の感覚がなく、リハビリをしても全快するかは不明だという。腕を刺されたのは音の責任ではないと天馬は言うが、音は責任感から、続く冬休みも京都に残り、天馬の治療に付き添う事を決める。その頃、晴は海斗から天馬が重傷を負った事を知る。天馬が負傷した日は晴が四条大橋で音を待ち続けていた日と重なるが、それを知っても、晴はもう音を思う事を終わりにする決心を固めていた。やがて年が明け、久しぶりに集結したコレクト5は、気持ちを新たに今後の方針を立てる事とした。益荒男祭での晴の努力が報われ、英徳学園の入学希望者は40倍に膨れ上がり、また近衛仁を連れて天馬が陳謝に訪れた事で、桃乃園学院とのわだかまりも解消した英徳学園は、桃乃園学院と互いに二大ブランド校としてパートナー協定を結ぶ事にした。そして半年後の夏、年明けに行われた天馬の腕の手術経過は良好で、リハビリの甲斐もあり、日常生活に不便のなくなった天馬は、長い休学を終えて桃乃園学院に復学した。東京に戻って来た天馬と共に、音も英徳学園に復学する。久しぶりに登校した音は、半年ぶりに会った晴がひどく冷たい目をしている事に驚愕する。自分に無関心な晴に、音はショックを隠せない。やがて桃乃園学院と合同で行われるサマースクールでリゾート地を訪れた音は、船で海の各エリアを回るシュノーケリングツアーに参加した。シュノーケリングを楽しんでいる中、手違いで船が出発してしまい、音は同じツアーに参加していた晴と共に大海原に取り残されてしまう。

第9巻

大海原に取り残された江戸川音は脱水症状を起こし、意識がもうろうとなる。音が沈みそうになっているところを神楽木晴が支え、二人は助けに来た真矢愛莉馳天馬に連れられて陸地へと戻った。意識が薄れる瞬間、まるで昔のように優しく力強い言葉をかけてくれた晴に、音は心から感謝する。そして音は、この先何か困った事が起きたら絶対に力になるから呼んでほしいと告げ、晴と別れた。サマースクールの最中に家からの呼び出しで実家に戻った晴は、父親からライバル校である桃乃園学院を潰すどころか慣れ合うなんて後継ぎとして失格だと言われ、勘当される。晴の父親はアメリカ在住の秀才、景ウィンザーを呼び寄せており、近いうちに養子縁組をして彼に事業を継いでもらう事にしたと告げる。所持金も携帯もなく、行くあてのない晴が行きついた先は音のアルバイト先のコンビニだった。大海原で漂流して疲れが出たため、サマースクールを早めに切り上げて東京に戻って来た音は、紺野から晴がコンビニに座り込んでいると聞き、驚く。駆けつけた音は、行き場所のない晴を家に泊める事にする。音の母親は温泉旅行に行ってしまい、不在だったため、音は晴とふすま一枚を隔てて色々な話をする。四条大橋に音がこなかった日、晴は人生で一番深く絶望したと言い、音は涙ながらに、行けない旨を人づてに頼んだ事を打ち明ける。行き違いがあって音からの連絡が届かなかった事を知った晴は、音への気持ちが再び熱くなる事を自覚する。だが、自身の支配欲に再び音を付き合わせるような事はするまいと、晴は音への思いを封印する事を決める。翌朝、アルバイトに向かった音の前に景が現れる。景は晴に寝場所を与えている音に対し、晴を甘やかすなと言い放つ。昨夜、立派な後継ぎになれるように幼い頃から命がけのテストをやらされていた晴の話を聞いていた音は、今回の勘当騒ぎも晴の父親が仕組んだテストの一環なのではないかと疑う。行動経済学を学んでいる景は、晴のもとへ案内してくれない音の警戒心を解こうと、アルバイト先のコンビニの売り上げを一気にあげてみせる。店長に気に入られて、しばらくのあいだ同じ店で働く事になった景に不信感を募らせる音だが、話すうちに、孤児になる前の、幼い頃の豊かな思い出を励みに日々を生きている景には、自分と通じ合うところがある事に気づく。

メディアミックス

TVドラマ

本作『花のち晴れ ~花男NextSeason~』は、2018年4月から、TBS系列にてTVドラマ版が放映された。こちらはTVドラマ版「花より男子」シリーズのスピンオフ作品という位置づけで、当時と同じ英徳学園を舞台にしている事から、女子の制服が前作のものと同じなど、漫画版とは設定に差異がある。江戸川音役を杉咲花、神楽木晴役を平野紫輝、馳天馬役を中川大志が演じている。

登場人物・キャラクター

神楽木 晴 (かぐらぎ はると)

英徳学園に通う高校2年生の男子。年齢は17歳で、誕生日は8月5日。身長176センチ、体重は60キロ。誕生日プレゼントとして、真矢愛莉から毎年両頬にキスをしてもらっている。5歳の誕生日プレゼントには、フランス大使から白馬をプレゼントされた。占いが大好きで、趣味は花の四人組、F4の通販グッズの購入で、特に道明寺司がお気に入り。 好きな言葉は「努力」で、2年前まで英徳学園に在籍していたF4、とりわけリーダーの司にあこがれている。司に感化され、コレクト5を結成し、英徳学園に寄付を納める余裕のない学生を「庶民狩り」と称して退学させている。卒業を間近に控えた高校3年生にも容赦なく退学届を突きつけるため、生徒達には恐れられている。 財政の傾きつつある英徳学園の品格が保たれているのはコレクト5のおかげだと、彼らを支持する生徒も多数いる。神楽木グループの御曹司である事から、中学生時代は不良学生達によく金銭をたかられていたが、その時に司に助けられ、以来過剰にあこがれるようになった。司と比べて身長が低い事がコンプレックスで、通販で背が伸びるグッズなどを購入している。 また、体の線が細い体質も気にしており、筋力をつけるために鶏肉ばかりを食べ、高熱とアレルギーを起こした事がある。そのため鶏肉が食べられなくなり、うっかり食してしまった日には、今でも湿疹が出てしまう。部屋には司を隠し撮りした巨大写真が飾られている。尊敬する司が、超が付くほど貧乏な牧野つくしと交際していた事を解せずにいたが、自身も次第に貧乏な江戸川音に惹かれていく。 生クリームとにんじんが苦手で、高所恐怖症という弱点もある。庶民を見下すような発言も多いが、音のアルバイト先の仲間である紺野やその彼氏は、晴のお坊ちゃま然とした態度も気にせず、「ハルチン」と呼んでなかよくしている。

江戸川 音 (えどがわ おと)

英徳学園 2年D組に在籍している女子。年齢は17歳。誕生日は12月15日で、身長163センチ。近衛仁には「江戸」と呼ばれている。読書や映画鑑賞が趣味で、いつかペットと暮らすのが夢。好きな言葉は「平穏」。エドクォリティ化粧品会社の社長の一人娘だが、父親はいわゆる成金で、現在は負債数億円を抱えて大手企業に身売りした結果、事実上倒産している。 現在、父親は借金返済のため九州の親戚の家に単身働きに出ており、母親と二人暮らし。寄付金を納める余裕がない事を隠して英徳学園に通学していたが、偶然にもアルバイト先のコンビニ、DOWSONに神楽木晴が来た事で、実家の経済状況を知られてしまう。コレクト5に退学させられるのを阻止するため、コンビニに届いた怪しげな晴あての通販グッズをちらつかせ、英徳学園を追い出そうとしたらこういう通販グッズを買う人間性をばらす、と晴を脅した。 負けん気が強く、弱い者いじめを見て見ぬふりのできない、まっすぐな性格。18歳になったら結婚する予定の許嫁、馳天馬の出した条件が、「英徳学園高等部を卒業する事」だったため、金に汚い人間の多い英徳学園にうんざりしつつも、籍を置き続ける事を望んでいる。 英徳学園に入学したのは中学1年の2学期からで、その頃、高等部にはF4が君臨していた記憶がおぼろげにあり、晴が道明寺司にあこがれる事にも理解を示している。母親の親友の美代子の遺言で、美代子の息子である天馬の許嫁となったが、天馬に対する恋愛感情はいっさいない。 その事を後ろめたく思っており、天馬に対して謝るのが口癖になっている。

真矢 愛莉 (まや あいり)

英徳学園に通う女子。年齢は16歳。誕生日は3月14日で、身長は152センチ。コレクト5の紅一点。ドSな発言の目立つ少女で、髪型はおさげにしている。靴や洋服が好きで、趣味はショッピング。また、パンケーキが好きで、東京中の店を巡っている。実家は不動産王で、ファッションビルをたくさん所有している。神楽木晴によれば、少し奇抜なビルは、だいたい真矢愛莉の父親がオーナーをしているらしい。 好きな言葉は「わがまま」で、自分の希望が通らない時には暴力に訴える事も多く、晴の前に江戸川音が現れ、晴が少なからず音に惹かれている事に気づいた時には、足元のレンガを持ち上げ、英徳学園内の天使像にぶつけて破損するほどの怒りを表した。幼稚舎の頃からずっと晴に片思いをしており、晴の意向に沿う形でブラックジャケットを着用し、コレクト5に所属している。 だが、晴にとって愛莉は腐れ縁の妹のような存在であり、実る恋ではない事は本人も承知している。年を取ってから生まれた一人娘のため、両親には非常にかわいがられて育った。好きなだけお菓子を食べていたため、子供の頃はすごく太っていた。 また、非常にわがままで、周囲からは次々と友達がいなくなっていった。その事について、現実世界のお姫様である自分は孤独で当たり前、人間の友達などいなくても、美味しいスイーツやかわいいぬいぐるみがあるから問題ないと考えていた。唯我独尊タイプの愛莉が自分の在り方を改める転機になったのは、小学3年生の時の遠足である。 肥満で歩くのも大変な状態だった愛莉を根気よく支えてくれたのが、当時同じクラスだった晴であり、以来愛莉は晴に恋をして晴のためにダイエットをし、細身の体型を維持している。子供の頃に肥満児だったトラウマもあり、タブレットタイプの総合栄養剤ばかりを口にしている。たまにごほうびでパンケーキを食べる食生活を送っていた愛莉だが、音が作った和食を食べて以来、そのヘルシーさに驚き、その後よく和食を口にするようになった。 英徳学園と桃乃園学院合同で行ったサマースクールで、行方不明の音を探す馳天馬の必死さに惚れてしまい、以来、彼の事を考えると泣いてしまうほど好きになってしまう。

平 海斗 (たいら かいと)

英徳学園に通う2年生の男子。年齢は17歳。誕生日は4月23日で、身長は184センチ。眼鏡をかけた神経質な性格の持ち主で、いつもあるものが別の場所にあるのが許せない潔癖性。好きな言葉は「秩序」。コレクト5のブレーンで、成績はずっと学年トップを維持している。自作アプリの開発が得意で、住所を含めた全校生徒のデータを写真1枚で認識、照合できる非常に優れたアプリを使用し、江戸川音の情報を調べ、神楽木晴に教えた。 晴がもっともコレクト5の中で心を許している存在で、よく神楽木家にも出入りしている。晴が暴れて手がつけられない時などは、小林がじきじきに助けを求めるほどである。晴本人よりも早く晴の音への恋愛感情に気づき、打たれ弱い晴を心配しながら、晴の不器用な音へのアプローチを見守る。

栄美 杉丸 (えいび すぎまる)

英徳学園に通う2年生の男子。誕生日は11月17日で、身長は185センチ。コレクト5の一人。好きな言葉は「筋肉」で、トレーニングをして体を鍛える事に情熱を捧げている。ささみ肉を2キロ食べる事とトレーニングを2時間する事を日々の日課としている。喧嘩に強く、その腕力は晴にも一目置かれている。空手をはじめ、弓道以外の武道はたいてい経験がある。 実家が京都に武道場を持っており、幼い頃から武道を嗜んでいる。

成宮 一茶 (なるみや いっさ)

英徳学園に通う2年生の男子。誕生日は9月9日で、身長は182センチ。コレクト5の一人。チャームポイントはたれ目。好きな言葉は「男前」で、女の子と過ごす時間を何より好む。その女好きぶりは、平海斗に英徳学園一の遊び人と評されるほどで、江戸川音に弱味を握られて頭を抱えていた神楽木晴に、女というものは惚れさせれば何でも言う事を聞くようになると助言した。 祖父は人間国宝の華道家という事もあり、花が好き。「華の成宮、西の西門」と、F4の一人で茶道家の西門総二郎と並び称されるほど家柄がよく、成宮一茶もいずれ成宮家の家元を継ぐ予定にある。だが、一茶は西門の事を茶道家としても一人の男性としても強く尊敬しており、彼と自分を並べるなどおこがましいと謙虚に捉えている。

小林 (こばやし)

神楽木家に仕えて45年になる執事。眼鏡をかけた初老の男性。通販グッズ購入に夢中になっている神楽木晴に協力し、彼の両親に知られないよう、自らの名前を使って商品をコンビニ受け取りにしている。晴の悩みに親身に寄り添い、いい通販グッズがあると積極的に晴に教えるなど、晴の事をとてもかわいがっている。

道明寺 司 (どうみょうじ つかさ)

英徳学園高等部のOB。かつてF4を結成し、リーダー格だった青年。道明寺財閥の御曹司として、金持ちならではの苦労を多くしてきた。神楽木晴とは、中学生時代の彼が不良学生に絡まれていたのを助けた事が縁で知り合った。高校卒業後、アメリカへ旅立つ前日、見送りに来た晴に「英徳学園を頼む」とエールを送った。

牧野 つくし (まきの つくし)

F4全盛期に英徳学園に通っていたOGの若い女性。当時、実家の貧困をものともせずたくましく生き、道明寺司を惚れさせた。

馳 天馬 (はせ てんま)

桃乃園学院高等部の生徒会長を務めている男子。身長183センチで体重65キロ、左目の下になきぼくろがある。一人っ子で、実家は成金ではなく、本物の財閥である。生まれながらにスター性を備えており、桃乃園学院では、まるで英徳学園のF4のように、歩く先々で生徒達にあこがれの目を向けられる存在。非常に大人びており、同級生に対しても高校生とは思えないような律儀な対応をする。 また懐も深く、ライバル校を視察する目的で桃乃園学院に忍び込んだ神楽木晴と杉丸を見つけた時には、とっさに自分の客人だと言って桃乃園学院の生徒達から二人を守った。それらの言動の礎は、「馳家の人間はつねに人の上に立つ者だから冷静であれ」と子供の頃から教え込まれた事による。 母親の美代子の遺言で許嫁関係になった幼なじみの江戸川音に恋愛感情を持っており、音も当然自分と同じ気持ちだと、幼少期から信じて疑わなかった。子供の頃から武道に親しんでいるが、それは幼い頃に不良に絡まれた際、音を守れなかった自責の念によるところが強く、今やその腕前は、武道総合ジュニアチャンピオンとして表彰されるレベルに達している。 京都にも純和風の家を所持している。

花沢 類 (はなざわ るい)

英徳学園高等部のOB。かつてF4の一員だった青年。英徳大学に進学したあと、英徳学園高等部在学時にお気に入りだった東側の非常階段にいたところで、神楽木晴と出会った。あこがれのF4と対面した事により動揺した晴が落としたビーズ大のアメジストの石を、かわいいと言ってもらっていった。江戸川音への気持ちとコレクト5としての正義の狭間で揺れていた晴に、道明寺司ならばどういう風に事態を解決するかと聞かれ、司は野性で生きているから一番大事なものにいつも一点集中すると教えた。 この事が、行き違いで誤解を受けた音に謝りに行く晴の背中を押す事となった。

西門 総二郎 (にしかど そうじろう)

英徳学園高等部のOB。かつてF4の一員だった青年。西門流華道家の第十六代目家元で、非常に女遊びが激しい。毎年開催される京都の流鏑馬大会に出場しており、練習のために訪れた京都の道場で神楽木晴と初対面を果たした。英徳大学に在学中だが、あまり通学しておらず、現在は日本の伝統文化の伝承と紹介でデモンストレーションを行うために欧米にいる事が多い。 晴により、自分達F4が卒業したあとの英徳学園の没落具合を知るが、伝統だけが売りで新しいものがない英徳学園が廃れていくのは仕方がない事かもしれない、とクールな私見を語った。

西留 めぐみ (にしどめ めぐみ)

ホテルチェーンの令嬢の女子高校生。「メグリン」の愛称でファッション雑誌のモデルもこなす。黒髪のストレートロングヘアで、女好きの成宮一茶が本気でかわいいと評するほど整った容姿をしている。趣味は恋愛シミュレーションゲームで、「ハイガーディアンズ」というゲームに出てくる五人の守護者が、英徳学園のコレクト5にそっくりだと喜んでいる。 「ハイガーディアンズ」の中で特に気に入っている「緑の星人ラッキーくん」とそっくりという事で、神楽木晴に好意を抱くようになる。晴の気持ちが江戸川音にある事を痛いほど理解しながらも、そばにいればいつかふり向いてもらえるのではないかと、彼の家に押しかけるほど大胆なアプローチを繰り返す。味覚音痴で、自身が味見をして美味しいと感じても、それを出され、食べた人は卒倒するほど不味く感じられる手料理を作る。

紺野 (こんの)

コンビニ、DOWSONでアルバイトしている女性。髪型は、いつもおだんごにしている。江戸川音のアルバイト仲間で、ヤンキーの彼氏がいる。神楽木晴に庶民を見下す発言を連発されても気にせず、彼の事を「ハルチン」と呼んで親しげに会話を継続できる事から、音に一目置かれている。音目当てにアルバイト先に遊びに来るだけの真矢愛莉にも気さくに話すなど、人当たりのいい好人物。 義務感や責任感から何かと身動きが取れなくなりがちな音を心配し、「私のようにもっと気楽に生きられるようになればいいね」とよく励ましている。

近衛 仁 (このえ ひとし)

桃乃園学院高等部の生徒会副会長を務める男子。桃乃園学院には初等部から通っている。子供の頃から体が弱く背も低かったため、中等部在学時にいじめのターゲットになっており、橋から身を投げて死のうとしたところを馳天馬に助けられた。その後、天馬のフォローでいじめに遭う事はなくなり、それ以来、天馬には一生かかっても返せないほどの恩があると、過剰に崇拝するようになった。 表面的には非常に優しい顔を見せるが、天馬の意に沿わない言動をした生徒会メンバーを退会させるなど、冷徹な一面を持っている。神楽木晴には初対面でその性格の歪みを見抜かれ、「白ヘビ野郎」と呼ばれている。江戸川音の家柄が天馬と釣り合わない事から、音と天馬の交際には反対の立場を取る。 だが、実際は音が晴に惹かれている事に気づいており、交際に反対したのは天馬が傷つくのを阻止したかったためである。

景・ウィンザー (けいうぃんざー)

神楽木晴の父親が養子縁組した少年。晴の代わりに神楽木グループを継がせようと考えている。年齢は17歳。髪色は黒く、左耳にピアスを開けている。アメリカ在住で、ハーバード大学を飛び級制度により13歳で入学した秀才。大学では行動経済学を学んでおり、企業のマーケティング相談を受けた縁で、晴の父親と知り合った。7歳の時に母親と死別して以来、里親のもとを転々としてきた苦労人の孤児である。 勘当されて行くあてのない晴に、平然と「日本は安全な国だし夏だから野宿をしても凍死の心配はない」と告げ、笑うような冷徹な性格の持ち主。一方で江戸川音の「世は情け」という言葉に共感するなど、実は心のどこかで温かな家庭にあこがれているところがある。

集団・組織

F4 (えふふぉー)

かつて道明寺司が結成していた英徳学園内の組織。F4のFは「Flower」からきており、容姿、家柄共に最高クラスの花の四人組を略してF4と呼んでいる。財閥の御曹司の道明寺司をはじめ、花沢類、西門総二郎、美作あきらの四人で構成されており、金持ちの道楽の一環として、学園内でいじめのターゲットを選抜し、その人物のロッカーに赤札を貼るという遊びをしていた。 赤札を貼られた人物は学園中でいじめの標的となり、退学する以外に平穏な学園生活を送る術はなくなる。牧野つくしが現れてからは、赤札を貼る遊びは控えるようになり、ただのカリスマ集団として学園内であこがれられる存在となった。

コレクト5 (これくとふぁいぶ)

英徳学園に通う神楽木晴が結成した英徳学園内組織。神楽木晴がリーダーを務め、メンバーは真矢愛莉 、平海斗、栄美杉丸 、成宮一茶の五人。F4不在後、一気に入学希望者の減った英徳学園を建て直すべく、手始めに寄付金の納められない生徒を強制的に退学させようと学園内を見回っている。コレクト5所属の五人だけが着用を許されているブラックジャケットは、学園の生徒達のあこがれである。 ちなみにコレクト5は英語で「Correct5」と書き、「正しき五人」という意味を持つ。リーダーの晴は、庶民と見なした生徒に退学届を突きつける時には、必ず「英徳学園に庶民はいらない」と決め台詞を口にする。ちなみにコレクト5の中で、晴と愛莉は幼稚舎から、ほかの三人は初等部からの付き合いである。

場所

英徳学園 (えいとくがくえん)

日本中から資産家の子女が集まる学園。幼稚舎から大学までエスカレーター式の一貫教育が行われているが、小、中、高とそれぞれ中途入学できる制度が存在する。F4の牛耳っていた頃は、歴史のあるブランド校として入学希望者があとを絶たなかったが、F4が高校を卒業したあと、どんどん人気が落ち、今や全盛期より入学希望者が20%も減少してしまった。 古くなった校舎を建て替える金もなくなって落ちぶれ、ライバル校である桃乃園学院に入学希望者を持っていかれる形になっている。伝統以外に真新しいものが何もないため、廃れていく一方だったが、ライバル校である桃乃園学院とパートナー協定を結び、合同授業を行うなどして、再び人気が出始めている。

桃乃園学院 (もものぞのがくいん)

新設された高校。敷地内に川が流れていたりと、学院全体がテーマパーク化している。金にものを言わせて英徳学園から生徒を引きぬいているという噂がある。また英徳学園を「落ちぶれ学園」と評し、英徳学園の女子生徒に絡む不良学生が多い。生徒会がしっかりと組織されており、学院の自治や敷地内のカフェレストランの設置可否権など、非常に多くの裁量を持っている。

ベース

花より男子 (はなよりだんご)

舞台は裕福な子弟ばかりが通う高校、英徳学園。一般庶民の牧野つくしが集団いじめや差別、貧乏にも負けずに奮闘する恋愛学園コメディ。道明寺財閥の道明寺司をはじめ、桁違いのお金持ちや魅力的な男の子が次々に現れ... 関連ページ:花より男子

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