概要・あらすじ
藤本弘が通う小学校に安孫子素雄が転校してきた。隣同士の席になった2人はお互いが漫画を描くことが好きなことを知る。放課後、藤本弘の家で一緒に漫画雑誌を作ろうと計画を立てる。そして漫画家になるべく2人の物語は始まる。
登場人物・キャラクター
藤本 弘 (ふじもと ひろし)
漫画を書くことが大好きな少年。授業中に先生の似顔絵を描いたり、自身の部屋には作画資料に使うプラモデルや本が溢れかえっている。東京に上京して本格的に漫画家を目指す。のちに藤子F不二雄となる実在の人物。
安孫子 素雄 (あびこ もとお)
藤本弘の学校に転校してきてすぐに藤本弘と仲良くなり一緒に漫画を描くようになる。肉が大嫌い。東京に上京して本格的に漫画家を目指す。のちに藤子A不二雄となる実在の人物。
ゴリラ先生 (ごりらせんせい)
ハムくんとサラダくんの学校の担任の教師。ゴリラ似の強面だがとても熱く、まっすぐな性格をしている。ハムくんとサラダくんを心から応援する。
手塚 治虫 (てづか おさむ)
ハムくんとサラダくんが尊敬する偉大な漫画家。2人が出したファンレターに答えたり、彼らにアシスタントを依頼するなど、2人を買っている。徹夜で幾つもの原稿を仕上げたり資料のページ数を記憶していたり様々な神技をみせる。実在の漫画家、手塚治虫がモデル。
2人の母親 (ふたりのははおや)
ハムくんとサラダくんの母親。2人が上京するのを最初は反対したが応援することに。2人の上京の出発の見送りを涙で汚さまいとゴリラ先生に手紙を託して見送りをしなかった。とてもよくできた母親たち。
細井 万作 (ほそい まんさく)
ハムくんとサラダくんが上京して最初に出会う漫画家のライバル。過去を振り返らずどんどん新しい漫画を描くバイタリティに溢れてる。大胆で豪快だが心優しい。
細井 幸香 (ほそい さちか)
細井万作の姉。白雪姫のように美しい美少女。ハムくんとサラダくんの憧れの女性。笑顔が多くとても優しい。不治の病を患っている。
編集長 (へんしゅうちょう)
ハムくんとサラダくんが最初に尋ねた出版社の編集長。漫画の作品作りにはとても厳しい人だが、2人のことを心から応援する。
畑 大輔 (はたけ だいすけ)
漫画家。大根片手に田舎から上京してきた。編集長から目をかけられている。ギャグやSF、少女漫画と幅広い才能の持ち主。
福富 竜太郎 (ふくとみ りゅうたろう)
アメリカで漫画の修行をしてきた漫画家。スケールの大きな漫画を目指している。
風車 かん平 (かざぐるま かんべい)
ギャグ漫画を描いている漫画家。人並み外れたギャクセンスの持ち主。努力していないふりをして相当な努力家。
細井 みち雄 (ほそい みちお)
漫画家。上京して住む家もなくハムくんとサラダくんの部屋に居候することになる。新聞屋のアルバイトをしながら持ち込み用の漫画を描く。
春丘 ゆり (はるおか ゆり)
漫画家。少女漫画を描いている。同じ志を持った人と結婚して一緒に漫画を描くことを夢見ている。サラダくんが一目惚れしてしまう。
花村 久美子 (はなむら くみこ)
月刊「まんが少女」編集部の編集者。ハムくんとサラダくんに少女漫画を描くよう依頼する。少しヒステリックな面がある。
ミッキー 江川 (みっきー えがわ)
大人気漫画家。連載が多く乱作気味な作品にハムくんとサラダくんの2人は批判的であるが、ひょんな事からミッキー江川のアシスタントをすることになる。お調子者で楽観的。