逆さまのバベル

逆さまのバベル

崩壊していく世界で、水没した文明遺物を水中から回収するサルベージャーとして働く少年のライの日々を描く、ポストアポカリプスSF。水中に出没する「甲種」と呼ばれる怪物とのバトルアクションとしての側面もある。講談社「コミックDAYS」2018年12月号から連載の作品。

正式名称
逆さまのバベル
ふりがな
さかさまのばべる
作者
ジャンル
終末・ディストピア
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あらすじ

再利用可能な資材を回収する任務のために、5年前の崩落箇所を目指して水中に潜ったサルベージャーライは、そこで死体を発見する。ライは認識票のナンバーに見覚えがあったため、キルシュが止めるのを聞かずに死体を回収する。その途中、ライは中央委員会の予測よりも三等級も危険度の高い甲種の襲撃を受けるが、からくも撃退に成功し、無事に任務を遂行する。後日、ライは大勢のサルベージャーが参加する、大規模なミッションに参加することになる。予想外の甲種の出現により、大勢のサルベージャーが殉職する中、ライはこのミッションで知り合ったサルベージャーの少女のシレッタを救助し、どうにか生還を果たす。

登場人物・キャラクター

ライ

サルベージャーを生業としている少年で、年齢は16歳。師匠であるキルシュとコンビを組んで活動しているが、無鉄砲な性格のため、しばしばキルシュの命令を無視した行動を取る。父親もサルベージャーで、その影響を受けてライ自身もサルベージャーになったが、父親は既に死亡しており、その死体は水中から回収されていない。そのため、水中で発見した死体を家族のもとに帰すことに強いこだわりを持っており、死体集めが趣味と周囲からは揶揄されている。有能なサルベージャーであり、戦闘能力は非常に高い。

キルシュ

ライのバックアップを担当している若い女性で、彼氏と同居中。元サルベージャーで、ライからは「師匠」と呼ばれている。過去に両足を失い、現在は義足を付けて車椅子に乗って行動する。なかなか指示に従わないライに手を焼かされている。

シレッタ

サルベージャーを生業としている少女で、年齢は15歳。大勢の正規サルベージャーが参加した大規模なミッションに参加し、そこでライと知り合った。多くの人命が失われたミッションで父親を亡くすが、シレッタ自身はライと共に生き残る。

集団・組織

中央委員会

サルベージャーたちを管理している組織。高度な科学力をコントロール下に置き、制御槍の運用管理を行っているほか、甲種の出現予測を立てている。しかし、中央委員会の予測は近年、はずれることが多くなっている。

場所

街の端

ライたちが暮らしている「街」と呼ばれる世界の最果ての場所。世界はかつて丸かったが、現在はそうではなく、街の端には何もない。ライはかつて、街の端がどうなっているか確かめるために、ちょっとした冒険の末にここを訪れたことがある。

その他キーワード

サルベージャー

水中から文明遺物など、さまざまなものを回収することを生業としている人々。中央委員会の統率下にある者のみが、正規のサルベージャーとみなされる。サルベージの任務中は、甲種に襲われて命を落とすこともある危険な職業である。

甲種

水中に多種多数生息している怪物。体からは人間の手のようなものが伸びている。その脅威度によって、数値による等級が付けられている。生死を問わず人間を餌とみなしており、サルベージャーにとって最大の脅威となる存在。その出現箇所と出現する個体の脅威度は中央委員会によってある程度予測されるが、近年はその予測がはずれることも多くなっている。

制御槍

サルベージャーが甲種と戦うための武器。中央委員会からの支給品であり、威力は非常に高いが、基本的には使い捨てである。ミッションの危険度に応じ、ふさわしい本数がサルベージャーに支給されている。

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