重版出来!

重版出来!

出版に関わる人々の、仕事に対する姿勢と生き様を描いた職業ドラマ。テーマは「本気で仕事するって、カッコいい。生きるって、素晴らしい」。第38回、第39回日本アカデミー賞・最優秀助演女優賞を受賞した「黒木華」の連続ドラマ初主演作。柔道一直線だった女子大生・黒沢心が、就職活動の末、週刊漫画雑誌の新人編集者となる。

正式名称
重版出来!
ふりがな
じゅうはんしゅったい
原作者
松田 奈緒子
制作
TBS
放送期間
2016年4月 〜
放送局
TBS
ジャンル
編集者
関連商品
Amazon 楽天

ロケ地

出版社が舞台ということもあり、多くの書店や出版社が立ち並ぶことで有名な、東京メトロ神保町駅やJR水道橋駅周辺などがロケ地として選ばれている。黒沢心が入社する興都館は東京都千代田区にある日本大学経済学部7号館、「週刊バイブス」が売られていた書店は同区にある廣文館書店、その他にも同区にある三省堂書店神保町本店や神谷書店、東京都新宿区にある紀伊国屋書店新宿本店なども登場する。また、黒沢が研修時に世話になった河舞子が働いているオリオン書房は、東京都立川市にあるオリオン書房ノルテ店。

作品の背景

週刊バイブス」編集部は、実際にオフィスを借りて、そこに美術スタッフたちが建て込んだもの。出版社・小学館の編集部を参考に、本物そっくりに装飾を行った。本棚に飾られている漫画も、小学館のものを使用している。「週刊バイブス」のバックナンバーも、「ビッグコミックスピリッツ」の背表紙を装飾して並べられている。作中に登場する漫画は、河合克敏、村上たかし、のりつけ雅春、田中モトユキ、ゆうきまさみ、白川蟻ん、藤子不二雄Aなど実際の漫画家が描いている。これら作品のいくつかは、「デジタルバイブス」という架空の電子書籍として閲覧することができる。

あらすじ

柔道一直線の人生を送ってきた女子大生・黒沢心は、怪我のためやむなく柔道の道を断念し、就職活動を行う。柔道で培った技と持ち前の実直さが功を奏し、興都館という出版社に入社する。「週刊バイブス」という漫画雑誌の編集部に配属された黒沢は、真っ直ぐな明るさと芯の強さで、漫画作りの現場に挑んでいく。漫画家、編集者、営業や書店員など様々な立場の人間たちの「本気」に触れ、漫画編集者という職業に心から熱く取り組んでいく様を描く群像劇。

登場人物・キャラクター

黒沢 心 主人公

黒木華が演じる。「週刊バイブス」の新人編集者。柔道の日本代表候補だったが、怪我をしたため、第2の夢である漫画編集者を志す。入社試験の最終面接では、持ち前の勝負強さを見事に発揮して合格した。小柄で元気か... 関連ページ:黒沢 心

五百旗頭 敬

「週刊バイブス」の副編集長。オダギリジョーが演じる。黒沢心の教育係として、彼女に仕事の基本を叩きこむ。原作の漫画と同様に、眼鏡と無造作に結った髪が特徴。生真面目でクールな印象だが、部数決定会議には戦闘モードで挑むような熱い一面もある。三蔵山龍と高畑一寸を担当している。

壬生 平太

「週刊バイブス」の編集者。荒川良々が演じる。陽気で威勢が良く、大のラーメン好きで大食漢。食べ物が描かれた半袖Tシャツをよく着ている。隣の席の黒沢心とは食べ物の好みが合っており、一緒によく食事に行く。子... 関連ページ:壬生 平太

菊地 文則

「週刊バイブス」の編集者。永岡佑が演じる。元は興都館の社員だったが、担当雑誌の廃刊後にフリーとなり、「週刊バイブス」で働く。人の良い好青年だが漫画に並々ならぬ情熱を燃やしている。八丹カズオの担当。

安井 昇

「週刊バイブス」の編集者。安田顕が演じる。新人漫画家潰しとの悪名が高い人物。仕事中にSNSに投稿したり、他部署の依頼を断ったりと非協力的な態度をとる。残業はせずに定時で会社を出るが、ヒット作を多数輩出してコミック部門の売上に貢献している。オーノヨシヒトとタマルハイツの担当。

和田 靖樹

「週刊バイブス」の編集長。松重豊が演じる。阪神タイガースが大好きで、試合結果によって態度が大きく変化する。現在、青年誌売上1位の「週刊エンペラー」に勝つことが目標。

岡 英二

興都館のコミック営業部長で、「週刊バイブス」編集長の和田靖樹と同期。コミック営業部の小泉純の上司。生瀬勝久が演じる。常にいろいろなことを手帖にメモし、いつしかその手帖は「忍法帳」と言われるようになった。一見、冷徹な物言いをするが、実は漫画への情熱は人一倍持っている。

小泉 純

興都館のコミック営業部員。坂口健太郎が演じる。営業部に配属されたことに対する不満から、3年間異動願いを出し続けている。営業の仕事に魅力を感じておらず、書店員から「ユーレイ」と評されるような消極的な仕事... 関連ページ:小泉 純

久慈 勝

「週刊バイブス」を出版している興都館の社長。高田純次が演じる。新入社員面接の際には清掃員に扮し、学生の人となりを観察している。芯がぶれない黒沢心の身ごなしに興味を持ち、彼女を採用する。炭鉱町の出身で、ある出来事により、本に心血を注ぐようになる。

三蔵山 龍

「週刊バイブス」に『ドラゴン急流』を連載しているベテラン漫画家。小日向文世が演じる。仕事熱心で人徳もあり、漫画家生活40年の彼の門下からは優秀な漫画家が輩出している。近年作画のデッサンが狂ってきており、ネットの掲示板でオワコンと中傷され、漫画を断念しようと思い悩む。

沼田 渡

漫画家、三蔵山龍のベテランアシスタント。ムロツヨシが演じる。アシスタントをしながら漫画家デビューを目指しているが、連載されることなく20年も経過している。

八丹 カズオ

「週刊バイブス」に『タンポポ鉄道』を連載している漫画家。前野朋哉が演じる。デビューした漫画雑誌が廃刊して路頭に迷っていたが、担当編集の菊地文則とともに「週刊バイブス」へ移籍した。顔も人柄も柔和な人物で、自作の『タンポポ鉄道』にもそれが表れている。

高畑 一寸

「週刊バイブス」に『ツノひめさま』を連載している漫画家。滝藤賢一が演じる。『ツノひめさま』はデビュー作だが、いきなりアニメ化され大ヒットを飛ばした。しかも10年にわたって長期連載されている。交際している梨音に振り回され、そのせいで原稿が遅れたりもする。

梨音

漫画家高畑一寸が溺愛している交際相手で元読者モデル。最上もが(でんぱ組.inc)が演じる。自由奔放で、高畑が仕事中であろうと、かまってほしくて常に絡んでくる。かまってもらえないと家出をしたりするなど、高畑を困らせる行動をとることもある。服装は露出度が高め。

成田 メロンヌ

日本一のイケメン漫画家で女子に大人気。要潤が演じる。作風はシュールなギャグ漫画。気持ちの浮き沈みが激しく、それによって執筆作業に波がある。読者の反応を気にしており、評価が悪いと激しく落ち込むことも多い。

中田 伯

「週刊バイブス」に漫画を持ち込んできた、異色の感性を持つ新人漫画家。永山絢斗が演じる。独学で描く画はつたなく、下手と言っていいほどだが、漫画家としての才能は編集部を唸らせるほど。絶対デビューするという、強い自信は持っている。

沙羅

黒沢心とともに日本体育大学柔道部で、日々柔道に打ち込んできた女性。武田梨奈が演じる。黒沢がやめたあとも柔道を続けており、リオデジャネイロオリンピックの日本代表選手。武田も黒木華同様、撮影前から柔道の練習を重ねていた。

ツカサ

黒沢心の日本体育大学柔道部時代のチームメイト。富山えり子が演じる。チームのムードメーカーであり、黒沢の親友でもある。富山は黒木華同様、撮影前から柔道の練習を重ねていた。

河 舞子

黒沢心が新入社員研修の時に世話になった「オリオン書房」の書店員。濱田マリが演じる。仏像マニアで、自身が好きな仏像特集の棚を書店内に作っているほど。漫画についてあらゆる面で詳しく、的確なアドバイスをくれ... 関連ページ:河 舞子

ミサト

小料理「重版」の女将。野々すみ花が演じる。昔から興都館の人間がよく出入りしていた店らしく、興都館の内情に詳しい。黒沢心も五百旗頭敬や壬生平太ら同僚とよく飲みに行く。ランチもやっており、黒沢ら「週刊バイブス」編集部員は昼夜ともに世話になっている。

興都館

『重版出来!』の主人公、黒沢心が新卒入社した大手出版社。「週刊バイブス」などのコミック雑誌を出版している。現社長は久慈勝。

その他キーワード

週刊バイブス

黒沢心が配属された興都館の週刊漫画雑誌。現編集長は和田靖樹。青年誌売上1位の「週刊エンペラー」に勝つことが期待されている。

クレジット

原作

松田 奈緒子

脚本

野木亜紀子

演出

土井裕泰 , 福田亮介 , 塚原あゆ子

音楽

河野伸

プロデューサー

那須田淳 , 東仲恵吾 , 八尾香澄

製作

TBS

原作

重版出来!

柔道一直線だった女子大生・黒沢心は、就職活動の末、週刊漫画雑誌の新人編集者となった。彼女が接していく先輩編集者、漫画家、営業、書店員などは皆、立場は違えど漫画のために心血を注いでいた。出版に関わる人々... 関連ページ:重版出来!

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