釣り屋ナガレ

釣り屋ナガレ

竹下けんじろうの代表作。日本各地を舞台に、「釣り屋」の流氷馬が釣った魚で日銭を稼ぎながら、全国を巡る旅路を描いた釣り漫画。氷馬が持ち前の技術と知識を活かし、アオリイカ、アユ、ヒラメといった多種多様な魚介類に挑む本格的な釣りシーンが魅力となっている。秋田書店「週刊少年チャンピオン」で2008年6号から連載の作品で、2011年に完結。

正式名称
釣り屋ナガレ
ふりがな
つりやながれ
作者
ジャンル
釣り
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概要・あらすじ

登場人物・キャラクター

流 氷馬 (ながれ ひょうま)

釣りあげた魚を売却して日銭を稼ぎ、自転車に乗って全国各地を放浪している少年。カウボーイハットにオーバーオールを身につけている。明るく人懐っこい性格で、「釣り屋」を自称している。釣りの技術は超一流で、竿(さお)一本で巨大なクロダイを釣り上げるほど。また、魚介類の生態や海流を読み取ることができるなど、大人も顔負けの知識を誇るが、釣りに関するプライドが高すぎる欠点を持つ。釣った魚はリリースするか自分で料理して食べることを信条としており、料理の腕にも秀でている。テントの中で眠るのが大好き。

豪徳寺 槙江 (ごうとくじ まきえ)

日本有数の富豪と知られる豪徳寺潮の孫娘。幼い頃に両親を事故で亡くし、現在は潮に引き取られ、彼の屋敷で生活している。潮は12もの会社を傘下に収める優秀な実業家で、自分に優しく接してくれる祖父を尊敬している。また、潮が釣り好きであることは知っているが、豪徳寺槙江自身は釣りにまったく興味がない。そんな中、体調を崩した潮の「釣りたてのアオリイカを食べたい」との言葉をきっかけに、お付きのメイドの砂原静と共に近くの釣り場へと赴く。そこで流氷馬の知識と技術を目の当たりにして、彼に弟子入りする。氷馬の教えもあり非凡な才能を発揮し、やがて釣りの魅力に取りつかれていく。氷馬からは「お嬢」、砂原からは「お嬢様」と呼ばれている。

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