概要・あらすじ
父の仕事の都合で、都会から湘南海岸に引っ越して来た主人公の魚芽芯太は、イケメンだがむっつりスケベであった。転校先の江ノ島高校ではスケベな一面を見せまいとするも、初日の登校途中に海岸で釣りをしていた深海渚の巨乳にさっそく目を奪われてしまう。高校では深海しらすに釣り部に誘われるが、その強引なやり方に入部を断る。
しかしその後、不良に絡まれているところを深海渚に助けられ、助けてもらった感謝のためか巨乳に釣られてか、釣り部に入部することとなる。
登場人物・キャラクター
魚芽 芯太 (うおのめ しんた)
父親の仕事の都合で江ノ島高校に転校する。顔は良いのだが、ムッツリスケベな性格が災いしてまったくモテていない。釣りに興味はなかったが、渚としらすの姉妹に、無理やり釣りに誘われ、半強制的に釣り部に入部させられる。
深海 渚 (ふかみ なぎさ)
しらすの姉。湘南では知る人ぞ知る、巨乳女子高生釣り師。釣りの腕前は相当だが、その釣り道具を使って喧嘩もするなど、本当に釣り好きなのかは不明。魚芽が不良に絡まれている所を助け、半強制的に釣り部に入部させる。
深海 しらす (ふかみ しらす)
渚の妹。姉同様に巨乳。釣り部への勧誘を行っていたが、全校生徒に断られる。そんな時、転校生としてやってきた魚芽に目を付け、しつこく入部を促す。不良が魚芽に絡むように仕組むなど、考える作戦は悪質なものが多い。
小池校長 (こいけこうちょう)
江ノ島高校の校長で、釣り部の顧問。魚芽に的確な指示を出し、大きなイシモチを釣らせるなど、釣りの技術は一級品。しかし飼い猫に女子生徒のパンツを盗ませたり、猫を追うフリをして、女性の胸や尻を触ったりと、本質はただのエロオヤジ。
夕凪 小波 (ゆうなぎ こなみ)
目の付いているものが苦手で、人の視線も怖がってしまう。イジメられていた所を渚に助けられて以来、彼女に憧れており、釣り部への入部を決意する。初めての釣りに四苦八苦するが、魚芽と共に巨大なカレイを釣り上げ、渚に認められる。
通天閣 茜 (つうてんかく あかね)
釣り大好き女子高生アイドルとして人気を集めている。釣り甲子園の開催に際して、渚の噂を聞きつけて宣戦布告するために現れる。釣りの腕前は高く、目の前で時季外れのメバルを10匹も釣って見せる。普段はコテコテの関西弁で喋る。
鬼人手 翔子 (おにひとで しょうこ)
釣り甲子園に参加していた王仁高校の釣り部部員。釣り自体は好きではなく、釣り甲子園の優勝賞金目当てで、元々あった釣り部を乗っ取って参戦した。部長の千本 福太郎や二人の舎弟を使ってあくどい手で釣果を上げていたが、渚の前に敗れる。
千本 福太郎 (せんぼん ふくたろう)
王仁高校釣り部の部長。部員を募っていたところを、鬼人手翔子らに乗っ取られてしまう。釣り甲子園では、鬼人手翔子に命じられて不正を行っていたが、渚に触発されて、一からまた釣り部を作り直そうと決意する。
電道 梨瑠 (でんどう りる)
筑波工学高校の釣り部員。釣りは科学と豪語し、水質などのデータから、自分たちが勝利すると断言した。大きな丸眼鏡や白衣など、いかにもインドア派な外見からは見当もつかないほど、釣りの腕前は高い。
場所
江ノ島高校 (えのしまこうこう)
神奈川県鎌倉市の県立高校。渚、しらす姉妹が所属する釣り部は人気がなく、全校生徒に入部を断られるほど。魚芽や夕凪が入部したことで部員が四人になり、釣り甲子園への参加資格を獲得する。